約 2,551,822 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/103.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 3rd edition~~」の573-834 573 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/08 11 46 ID fqn+UGOG ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◯( ´∀` )◯< チャンプゲットー!! \ / \_______ |⌒I、│ (_) ノ ∪ ∬ オーッホホホホホホホホホ! 遂にチャンプになれたのね! 541 はアタシYO! 4回目にしてやっとヨ! 長い道のりだったワねぇ、、、 審査員の皆様や、毎回寸評を書いてる名無しさんのコメントが嬉しかったり参考になったりと、 元々「締め切りを守る」「テーマを与えられて書く」という2つが苦手なアタシには、 (・∀・)イイ! 勉強ばっかりさせてもらえるスレだから、これからも投稿させてもらうワネ(w そうそう、次回のお題は「落葉」ヨ! 上田敏訳に負けないような詩を書いてネ! じゃ、これからいつものバー貸し切って祝勝会よ! 今日はみんなジャンジャァン呑んで頂戴!(w 574 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:02/10/08 12 21 ID uvlGNwIW やたっ、チャンプまた頂き! 549は俺ですた。 ちなみにあれは、すい くち と読みますです。 ちょっと題名気をつければよかったですなたすかに。 575 名前:かえる[sage] 投稿日:02/10/08 14 56 ID fsAX2JZr さようなら もといたところにかえる もといたところのむこうに もといたところがあって ゆくえとよぶなら ゆくえのむこうにも ゆくえが 576 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/09 00 01 ID NCaSpkHc どすこい。Canopusでごんす。 ピンク関、お題ごっつあんです。 今度のテーマは「落葉」でごんす。 今場所は少し締め切りを延ばして15日間とするでごんす。 千秋楽は10月25日の午前0時とするでごんす。 たくさんの金星お待ちしてるでごんす。ごっつあんです。 577 名前:嫌な予感が・・。[sage] 投稿日:02/10/09 00 27 ID yJUb5lu+ このスレの最後は仲間どうしの馴れあいで終わりだな。 君もチャンプなの? じつはオレもそうなんだ・・とか言って(笑 578 名前:こんじき[] 投稿日:02/10/09 00 37 ID SnNhpUZD 山を包む広葉樹が夕日よりもあかく映え 風に生命を得てそよぎ歌う 枝より離れるのは最高の瞬間を迎えたもののみ あの日落ちたのは葉っぱだけだったのだろうか 降り積もる葉があんなにも美しく そして土くれを覆い隠すのなら 私はあえて葉にもなろう 季節は終わりにたどり着こうとしている 579 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/09 01 07 ID yc9yeEk1 577 同意します。最後にはそうなるのでしょうね。 意味も価値もないことで、喜び合うという そんなナンセンスに堕落することでしょう。 580 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:02/10/09 01 11 ID NCaSpkHc 警告、警告。投稿がはじまってからのご意見は、雑談スレにどうぞ。 578の作者に失礼です。詩書きとしての最低のマナーを守りましょう。 581 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/09 01 16 ID 2pzhO1X9 >審査員へ またハズレの詩を引いてるのかと思うと もうチャンプの詩なんて読む気力が湧きません。 だいたい、その批評が画一的で面白くないです。 言うことが毎回毎回、同一ではさすがに飽きます。 582 名前:落ち葉[] 投稿日:02/10/09 01 18 ID er4w9QVm 秋の日の ヴィオロンの ためいきの ミニ染みて ひたぶるに うら悲し。 金のおとに 胸ふたぎ 色かへて 涙ぐむ 過ぎし日の おもひでや。 げにわれは うらぶれて ここかしこ さだめなく とび散らふ 落ち葉かな? 583 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/09 01 19 ID er4w9QVm さーて。恒例となったチャンプ作品こきおろし、行くか! 。。。と、思ったが、今回の俺は審査員なのであった(涙 579 今回はお前一人に任せる。頑張れ! 584 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/09 01 27 ID kZwwb2gT 580 Canopus君 君はそれを言うまえにローカル・ルールを読み直すべきだろう。 581 「批評が画一的」そう思います。 585 名前:ドン亀審査員 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/09 01 30 ID er4w9QVm さて寸評でもするかな。 575 おもしれぇな。特にタイトルが「かえる」なのが気に入ったぜ。 見事に落ち葉だな。すげぇな。どこがだよ!!!!! 576 酔ってやがんな?どすこい! 577 俺もチャンプになったらそうするぜ!なったことねぇけどな(涙 578 タイトルだけひらがなっての、なんかミスマッチングじゃねぇのか? 内容は、なんだか断片的な感じだよな。もうちっと、ぐぐっと 伝えてほしかったぜ。各行の繋がりがイマイチ弱い感じがした。 579 俺も喜びてぇよ(涙 580 ごめん。俺、荒らしなもんで。 581 違う詩に同一の批評できるなんて、すげぇ才能じゃねぇか!!! 582 俺がバカだからって、そんな有名な詩まで知らねぇとでも思ったか、 バカをあまりバカにするなよ!!!! 大体、IDが俺と同じってところが気に食わねぇ。お前は死ね!!!! ふー。お仕事、完了。ぢゃっ! 586 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/09 01 45 ID uuze9998 ちゃんぷの詩を酷評する批評って 以外にマトモなことを述べている。 587 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/09 01 48 ID G7O4EANy 「3年間を振り返って」 一度も学校には行かなかったけど 本当に3年間いい思い出が作れたと思います 皆もそれぞれの道に向かって頑張ってください 588 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/09 01 55 ID 98gdgibt >いつもの酷評さん 今回は酷評しないんですか?(笑) 589 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/09 02 01 ID er4w9QVm 俺が審査員になったからには、ここは既に俺のスレだ! 俺以外の書き込みは現金払ってしやがれ!! 586 そうなん?よく読んでなかった。読み返してみよ♪ 587 卒業詩集かよ!!!!!!!! 588 だってそれ、俺だもん(涙 590 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/09 02 52 ID j6zYJaPl ドン亀=いかいか 591 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/09 20 44 ID 5c6uWuks 575 ゴールに着いた瞬間に新たなゴールが生じることはよく聞く話だけど 逆ベクトルの場合もそのようなことが起こるという。 オールひらがなの表記がその退行感に効果的だ。 578 膨らませば詩想となるアイデアの箇条書きのような印象を受ける。 「最高の瞬間」は「最高の」という語を用いないで表現されるべきだろうし 「あの日落ちた」「葉っぱ」以外のものが何であるのか読者は知りたい。 582 秋的哀愁を文語調で綴ったすきのない古典的情緒感を 「ミニ」、「かな?」という掛けことばが現代的ライト感で見事に破壊した。 592 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/10 22 49 ID e2NWd8UF 590 すまねぇ。マルチポストにはコメントしない主義なんだ。 591 おつかれさん☆ みなさん今晩は。私が審査員のドン☆亀五郎信安(ちょっと臭い)です。 さて、今回、最も糞だった詩には、私から「ドン亀賞」を出すつもりでおります。 だからてめぇらもじもじしないでかかってこいや、ムーミンども。 ちなみに「ただつまらん詩」に価値はねぇ。伝説となった某スレ1の 「We are family」ぐらいのすんげぇ~糞詩にしか賞はやらねぇ。 お前ら、むしろチャンプよりもドン亀賞を狙ってきやがれ!!! 593 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/10 22 49 ID e2NWd8UF さて、お題は「落ち葉」だ。お題に添った詩ならなんでもいい。 書け。そしてかかってきやがれ! 10月25日の鐘を合図に投稿を締め切る。 ルールは 2にあるからちゃんと読みやがれよ。 俺を殺す気で来い!! 594 名前:キョウ[] 投稿日:02/10/10 23 15 ID qig+BykR おもしろいことしてるね。最近インターネット始めたからこういうの見るの楽しいな 595 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/10 23 56 ID wqQS6pcY 594 見るだけでなくて、参加しなさい。 投稿するもよし、審査員やるもよし。。。決まり。君、今から 審査員な。 えー。ただいま当スレでは審査員を募集しております。 審査員ちゅーても俺みたいな阿呆でもできるモンだから、 はっきりいって犬でもできます。テキトーに「あ。この詩、 好きカモ~☆」とか思った詩に投票してくださるだけで結構 結構結構仮面という奴だ。ち。文章長くなると誰も読んで くれねぇな。よし。ここはいっちょ簡潔に。 596 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/10 23 59 ID wqQS6pcY 審査員は多ければ多いほどいいのだ!! つまり、お前も今日から審査員だ。来い!!!!!! トリップつけて「審査員やります」とカキコするだけで、 お前も今日から権力者(爆藁 597 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/11 00 10 ID pM1UJk3u ∧,∧ |~|⌒⌒(*゚д゚)、 審査員やります♪彡 | \ ⌒( ) く \ (⌒⌒⌒⌒⌒) ~~ ̄ ̄|~| ̄ ̄ ┛┗ 598 名前:ほぉるて♪彡D W団No.005[@ノ ] 投稿日:02/10/11 00 11 ID pM1UJk3u ∧,∧ |~|⌒⌒(*゚д゚)、 | \ ⌒( ) く お名前とか忘れてた。ドキドキ \ (⌒⌒⌒⌒⌒) ほぉるてです。よろしく♪彡 ~~ ̄ ̄|~| ̄ ̄ ┛┗ 599 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/11 00 12 ID 6ywc7vhx 597 イヤーン☆ 亀、うれしい!☆ つーか、トリップつけて来いやぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!! 600 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/11 00 14 ID 6ywc7vhx 598 ああっ!!!!ごめん!!!!!!!!!!!!! お詫びに死んできます!!!!!!!!!!!!! よろしく!! ついでに600ゲトォォォォォォ!!!!!!!!!!(涙 601 名前:ほぉるて♪彡D W団No.005[@ノ ] 投稿日:02/10/11 00 18 ID pM1UJk3u ∧,∧ |~|⌒⌒(*゚д゚)、 死なないで下さい!ドキドキ | \ ⌒( ) く トリップは10桁用のを検索ちうです! \ (⌒⌒⌒⌒⌒) しばし待たれ!!! ~~ ̄ ̄|~| ̄ ̄ 活動は昼メインですがよろしく! ┛┗ 602 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:02/10/11 00 21 ID kmCoKLxG >亀 職員室はここか? とりあえず来てみたぞ。 シャーーーーーー!! ∧∧ .∧_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (,,゚Д゚)/|Θ (.)< こんな俺でよければ、、、トホホ・・・ ノ.ヘ ~( つ- / ̄ \_______________ ~~^ ( |317U 丿 ___ || || ̄ || || \ || || ̄ || || ̄ ̄\ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| || まぁ、俺なりに頑張ってみます、、、 ついでに600ゲト 603 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/11 00 26 ID 6ywc7vhx 601 よろしく!よろしく!死なないから安心して! 602 おおおおおおおお!!釣れたぁあああああああ!!!じゃなくて、 協力感謝!! >600ゲト プッ。 604 名前: ◆L7EROpoemk [] 投稿日:02/10/11 00 37 ID /M4O34O5 ドン亀がアクティブに動き回っているとうだけでチョット感動したりしたりした。 審査員に参加させていただきます。皆さんよろしくお願いします。ペコリ D 【混乱を避ける為にあらかじめ俺審査の俺ルールを提示】 1 全部の批評はしないと思います。俺の極めて個人的世界観、主観を元に琴線に触れるものだけ。 2 あらかじめ言うが俺は理論、理屈を言葉にするのが下手糞です。 3 チャンプスレの締め切り日にリアル用事がある場合リアル用事を優先させる事が多いと思う。 故に、批評、コメントはしたが点数をつけたり出来ない回もあるかも知れない。 (俺のリアル用事、或いは用事がなくても気分が向かない等に、採点を待たすわけにもいかないので) 4 特徴として現代詩は苦手です。けれどそれは長文か苦手というわけではありません。 5 あと、2ちゃんねるにいる時は酒を飲んでいることが多い。 ではこのスレに関わる皆さんよろしくっす D 605 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/11 00 41 ID 6ywc7vhx 604 おお。おかえり~☆ もちろん、それで全然構わんよ。よろしくな! よし。この調子で審査員一気に34人まで増やすぞ!! そこでぼーっと見てる名無しのお前も来い!!!!! 606 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/11 00 50 ID Yk64gLN2 もしもし亀よ~亀さんよ~? そろそろ雑談行きませう? 投稿しづらい雰囲気よ~? まあ、まだ1週間あるけどね~? じゃ! 607 名前:(゚д゚) ◆UMAOQQwspE [sage] 投稿日:02/10/11 01 10 ID xH5oyx2u 審査員参加キボンです。 いいと思った作品にぽこっと点数投じます。 608 名前:辞去[sage] 投稿日:02/10/11 02 11 ID IIRNcVDs 今際の際 徐に満たす 緋色の実 弔いの場 歪に描く 落葉の軌跡 対極の汀 虚ろに結ぶ 盛衰の像 609 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/11 16 26 ID M3ia4+qm 質問です。 字数制限はありますか? 610 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/11 18 31 ID IIRNcVDs 2のルール上では、文字数制限そのものは無いと思われ 611 名前:桜のわかば[sage] 投稿日:02/10/11 19 59 ID j5lndNTY あの時全てはきれいな世界で 太陽はとがった光を放ちました 空気はきんと冷えていて 透明感がありました 真夏の庭の片隅の 大きな老いた桜の木 生っぽい葉を少しずつ 毎朝庭にまいていた 真夏の風に煽られて さらさらと散る桜の葉 「弱っているのよ、老木だから」 「酸性雨の影響だ」 大人は色々教えてくれました わたしはただただ葉を集め、庭の隅に埋めました スコップを目印に立てました どんどん増える若葉のお墓 するどさを失っていく太陽 冷たさを増した風 老木は丸裸になった かちかちの幹、こわばってもろくなった枝を残して 日光がすっかりまるくなってしまったある日 桜は伐採されました 枯れ木は危険だからです よどんだ曇り空の下、わたしは少し泣きました 何が悲しいのか分からなくて 小枝を記念にもらいました 612 名前:Sの見える風景[] 投稿日:02/10/11 20 07 ID IxhPRSEe おちばちちば ば こじわじじわ わ おい君!どんな感じなんだ! 歩道”S”は人工落ち葉を集める そのわざとらしい姿勢をいつまで続ける気なのか 落ち葉工場のスターオペレーターS氏は語る 「そのわざとらしい姿勢をいつまで続ける気なのか」と おい! おちばちちば ば こじわじじわ わ 613 名前:最近[] 投稿日:02/10/11 20 45 ID HlHQwv6u 最近、寒くなった。 最近、何かと揉め事が多い。 最近、ちょっと疲れる。 もし、木の葉が北風に舞うように 誰かが私の心の中のもやもやをかき混ぜて、 ついには溶かしてくれたら。 最近、そんなことを望んでみる。 広がりのない世界の中で ひとりポツンと在る落ち葉は いままで一体どれだけの足音を聞いて、 悲しみに染まった影に混じって、 どれだけの人をこんな気持ちにさせたのだろう。 最近、そんなことを思う。 ―――最近。 614 名前:落ち葉(1/2)[sage] 投稿日:02/10/11 22 11 ID FiMbAWGM 落ち葉(1/2) あなた達が来る前に トイレだけでも水洗にしようと思って 改装で部屋の隅に積まれた 荷物の一番上 絹の平紐でとじられた 義母の嫁入り道具 様々な形 大きさの 落ち葉が貼られていた 台紙の心地よい余白 特別な日の記念写真 軟らかく微笑み 私を見つめる人達 緑の蜜柑のような娘たち 私がページをめくる直前まで 隣の人とはしゃいでいたかのよう 615 名前:落ち葉(2/2)[sage] 投稿日:02/10/11 22 12 ID FiMbAWGM 背が高く美しい義母の姿は どの写真を見ても すぐに目に飛び込んできた 一番輝いて見えた 感想は届けられなかった アルバムを見せていただきました そう告げた途端 義母はいやな顔をして黙ってしまった 帰宅後間もなく届いた 明細つき現金書留 帰省旅費 5年前私が譲ったカメラ代 十数枚の落ち葉 616 名前:けむる森[sage] 投稿日:02/10/11 22 18 ID M3ia4+qm 透明な、水銀の実る、縁には何故か 赤い喉をした蛙の一匹が、水に片足をつけて陸を向いてそこに居る 私は、潜水具をつけたからだで、湖の一メートル程、 内側に入り、そこに、ひとまず座り込み 腰から下を、そっと、粘性のない液体につける 湖底を覆っているのは、見える限り、おそらくは 紅葉樹の葉であり、それが朽ちもせず 敷き詰められては、今も私の下で重なりあっている 思うよりは、硬く、脆くはなく 砕けるよりは、しなやかに曲がる そして私は両手をも水につけて 真っ直ぐに視線を放つのだが こうしてみると、上空、低く薄い靄の下に 私が潜り込んで隠れているのが分かる 私は水遊びをする子供のような仕種で 片手をすぐ顔の前に持ってくると、 こうした姿勢というのは、当たり前の潜水夫には 決して分かられはしないものだと思う 水につけてよりすぐに、やはり下半身は低温が侵入し 感覚をなくしているのだが、あの独特のかゆみを感じていて 今には、それが全体に、響き低く発熱しているように感じられた ようよう、私は腰を上げ、沖合いへ歩き、 立ったまま半身が埋まる頃に、 水面をできる限り波立たせぬよう 膝を少し曲げ、頭頂から潜り込んでいった (続く) 617 名前:けむる森(続き)[sage] 投稿日:02/10/11 22 19 ID M3ia4+qm 湖の中で、湖底はアリノス状に中心に深くなっていて 私は斜めにその先へ刺さっていった やはり生物の居ない、僅かに白濁した水質であり、 透明度が高いのでかなり先の湖底を見ることができるが、 底には水草ひとつなく、縁と変わらずに落ち葉が、 堆積している 中心近くまでくると、深度はかなり高く、 見上げることもないが、辺りはふいに暗くなった そこで、相変わらず湖底を覆う落ち葉は朽ちもせず ただ、段々と、黒く、深く、変色している 奥へ、 私は深く突き刺さり 今や、湖底近く積もった落ち葉を掻き分けようかという頃に、 腕の先で、動かした手が水を回し それと共に、すぐ近くまで迫っていた黒い落ち葉が、 一瞬に舞い上がって、私の目の装備に張り付いては落ちた その次には、私はほとんど湖底に顔を埋めるようになっていて 眼前が迫ってきた だが、そこには何もない 変わらぬ灰とまだらの黒ばかり 落ちている はずの友人のからだ そして、私は、突き刺すように手を伸ばし その先へ からだを、至らせようとするが、 近付いては、やんわりと反発されて戻り 巧くいかない そうするうちに、乱れた落ち葉が何度も視界に渦巻き 張り付いては、一枚の仔細な形を 見せては落ちて、流れていく 618 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/11 22 25 ID GimCX9E8 606 2週間だよ!!!!!!!! 607 ぽこっと、よろしく☆ 608 五七五。辞世の句なのかい?いや、三行あわせて一つの作品ってこったな? 正直、俺みてぇなバカには絵が見えてこねぇや。最後の行はあの世だと 見たが、どうか?つーかCanopus氏Help me please!!!(泣) 609 ただ、あんま長すぎっと、少なくとも俺は読まねぇと思うぞ(藁 610 ご苦労さん☆ 619 名前:609[sage] 投稿日:02/10/11 22 26 ID M3ia4+qm 610 ありがとうございました。 620 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/11 22 26 ID GimCX9E8 618 終わったんだよな?(汗)交通事故かと思ってビビッたぜ。 611 むぅ。子供の世界だな?俺はそんな純心忘れちまったよ(泣 「禁じられた遊び」のほのぼのヴァージョンっつー感じでいいよな。 でもなぁ。書き慣れてないっつー感じがする。最初の一連なんて特に、 あんたならではの表現がまったくねぇぞ。 612 てめぇ!撫子じゃねぇだろうな!?つーか、説明してほしいけど 説明してほしくないような、マカフシギな世界がおもしれぇな。 見事な意味不明だぜ。まったくわかんねぇぇぇぇぇえええ!!!! 613 「最近、寒くなった」←この出だし、あまりにも平凡な日常会話風 なのがかえって新鮮だったぜ。でも、北風は木の葉を溶かしちゃ くれないぜ?なんか強引なもん感じた。あんたの素直な心情を 描いてんのかな?と思いはしたが、イマイチ伝えきれてない感じだよな。 あんたならではの表現をしようとして失敗した、っつー印象。 621 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/11 23 18 ID aDwZoyTv えー。また審査員がドバッと増えます。嬉しいことに。 確認を取ったところ、 4th氏、sei-N氏、激辛正当派氏、ピンクフラミンゴ氏、 薮鳩氏、が快く承諾してくださいました。ありがとうございます。 あと、碧谷さんは、返事をくれなかったので、強制的に審査員 やらせることにしました。ありがとうございます。 それでは、審査員の方々、投稿者の方々、どちらもよろしく!! 激しく火花を散らしてバトルに突入いたしましょう!! 622 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/11 23 39 ID 6aBf3gK+ 亀ちゃん、精力的にまわってくれて、本当にありがとうございます。 お礼のしようもないね。 608 多分「緋色の実」は桑の実でしょうね。桑の実の緋色は血の色という 神話があります。生と死の狭間を緩急を付けて描いたところ、上手いです。 落葉なども、いいスパイスです。「歪」「虚ろ」は直接的にすぎるかな。 623 名前:sei-N ◆fBavT4hGkE [] 投稿日:02/10/11 23 52 ID yqq1qoAQ (トリップ付けるのは初めてなので、 きちんとなっているのかどうか不安ですね・・・。) >ドン亀 ◆YdTp8oxx7様 お言葉に甘えてやって来ました。 よろしくお願いします。。 624 名前:てい[] 投稿日:02/10/12 00 09 ID 9rZkwtNV ひらりゆらり ゆらりひらり 頬がわずかに張り詰める中 私は少し寝坊して いつかの夢を見ていました 黒服の姉と手をつなぎ 煉瓦の道を歩きながら ただ周りは黄色の世界 ただ色が降っています ひらりゆらり ゆらりひらり しばらく歩き ふと私は尋ねます 「この黄色は何?」 姉はしばらく考え 「イチョウの葉よ」 ただそれだけ答えました そこで私はあわてて目覚め 支度をすまし家を出ます 姉の墓石に向かう途中 夢の道を通ります 今日は道に色が降る あの日の黄色がいつまでも ひらりゆらり ゆらりひらり 625 名前:再輝[] 投稿日:02/10/12 00 09 ID J8dsg4HH 日本という大きな木は 今でも緑色を保っていますか? お日様は空高く 輝いていますか? 別に僕はこの木全体が緑じゃなくても たとえば僕の周りの 家や学校や、そして枝の先に翼のような 二つの葉 君と僕だけでも 深い緑を保っていれば それでいいよと思っていました 今年父の会社が倒産しました 今までのマンションには住めなくなりました 小さな小さなアパートに引っ越して さすがに彼女はよべなくて まるで僕の周りだけが枯れたような気がしていました 626 名前:再輝 続き[] 投稿日:02/10/12 00 10 ID J8dsg4HH 見上げれば大きな木は ところどころを除いて 寂しく枯れているように見えます お日様も今まさに 西の空に落ちようとしています ところどころの緑がうらやましい ところどころの緑が憎らしい 大きな木の全てが緑を取り戻せば やはり僕の周りも緑が戻るんだ 簡単なように思えて 不可能であることもわかっています でも僕は祈ります 天を見上げて祈ります 戻って来い初夏の日 笑顔のさわやかな初夏の日 そう祈る僕の足は 落ちた葉を踏み潰しています でも気付かぬふりをしています 627 名前:626[] 投稿日:02/10/12 00 12 ID J8dsg4HH 訂正。最後の行「でも」⇒「けれど」で。 長くてすいません 628 名前:624[] 投稿日:02/10/12 00 16 ID 9rZkwtNV 624 すみません!!間違えてHNを書いてしまいました。 もうこの投稿は無しにして下さってもかまいませんので。 629 名前:(゚д゚) ◆UMAOQQwspE [sage] 投稿日:02/10/12 00 23 ID 96apuTNO 578 タイトルはこんじきだけど、脳裏に浮かんだのは紅でした。 それがざぁーって燃えてるみたいで、すごい好きです。 ……批評? いや、批評はしなくていいって云われてるんで。 611 寂しい絵本を読んでるみたいな気持ちになりました。 でも、五行目と十五行目だけ丁寧語じゃないのはなんでですか? 630 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/12 00 29 ID XbyLsfS7 ダメだ。3作ほど読んだだけでズズーンと疲れた! 俺みてぇなバカには一日で読める量なんてたかがしれてんな(涙 つーことで、俺による寸評はまた明日!!! 622(Canopus氏) どもっす! 俺はまだまだ増やすつもりっす! Canopus氏も、あの人あたり誘ってみては? 623 よろしく!!まぁ、好きにやってくださいな! 628 おい、ルールちゃんと読めよな!!って、注意はするけど、 ルールによると「失格」では、ないのね。ま、いい作品だったら 違反関係なく点数は入れてくれるヤツいるよ。安心しな。 んぢゃ、おやすみ~! 631 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:02/10/12 00 30 ID WKbY2nV1 628(624)タン 2に記載されたルールにもあるけど、、 >うっかりミス(名前欄にコテハン)は、はじめの1回に限り、セーフとする。 ∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧| | / って事なので、 ( ´∀`)/< (・∀・)イイ!!と思いますが。 _ / / / \____________ \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| 632 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:02/10/12 00 32 ID WKbY2nV1 カブタスマソ、、 633 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/12 01 01 ID Vqigv8Ih 624 三たびカブりますが、セーフです。 614-615 実話かな…。というのも、情景のエッセンスは上手い表現もあっ てよく解るんですが、心情の省略がキツすぎてよく掴めないんですよね。義母 の心情の変化、送ってきたカメラ代や落葉が何を語っているのか。 616-617 うほう。面白いね。丹念な情景描写が、一種特異的な湖の風景を 語っています。意識的かは分らないけど、文章が一本調子で、説明的で、固い。 かと思うと、練られていない表現も散見され、詩の完成度にミソを付けています。 634 名前:決然と[] 投稿日:02/10/12 01 03 ID dPU+RkOG さようなら、とつぶやいて電話を切った こころでは当然のように 嵐が迫っていた 私の四方には壁があり それは部屋だった 仕切られて動かぬもの それは私だった 窓は北向きで太陽はいつも見えない すべてはどうやら私向きにはできていないようだった ないている ただないているのは鳥たち 窓外に目をやると空は柔らかく晴れていた 弱い光にまんべんなく照らさせた景色が 陰影のない顔だちのまま息をつめ 身をこわばらせた木々の 次の呼吸を支えているだった ゆくりなくも死に急ぐもののふの しずかな躍動を懐かしむように 私は目を閉じ ありえなかったものだけについては思い巡らせながら 次に起こるはずの何かを だらしなく待ち受け ただじっと 待ち受けていた 635 名前:決然と(つづき[] 投稿日:02/10/12 01 04 ID dPU+RkOG ないている まだないているのは鳥たち あの日のあなたのつぶやきが 私をかき混ぜ いまも生かしつづけているように 美しいものは音の中だけに 存在している、と深く念じ 次の何かは必ず起こる、と深く念じ はたして 風は山を越えて立ちがる 景色は乱れて音は激しく揺れ 木々は弛緩し吸い込んだ熱を再び吐き出して身を震わす そして舞い上がる 無数の枯葉 ありえなかったことはただ ありえなかったのだ あったこと かつての季節だけが確かにあり 木々はそれを決然と脱ぎ捨てていく その力強い摩擦音を聞く 私はおもむろに目を開いた 過ぎ去るべき冬の嵐を 受けとめるために 636 名前:neri ◆yNlw8TzHjk [] 投稿日:02/10/12 01 51 ID se5J/Qk4 チャンプスレですよね?ここ。 亀さんお誘いいただきありがとでしゅ。 批評眼なんて持ち合わせていませんが出来る限りの範囲で やってみようかなとおもいますです。 (●´ー`●)みなたんほんとウマーね 637 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/12 01 53 ID Vqigv8Ih 624 最初の2連がいいですよね。夢の情景と種明かししているのが気になり ますが、これだけの描写で、遠景から近景にパッと切り替わるんですよね。姉 さんの横顔まで見える。惜しむらくは、最終連がそれを支えきれていません。 625-626 破綻と欠点の少ない詩だと思います。共感できる部分も多い。た だ一つ言っておきたいのが、果たして経済的な困窮が「僕」という個人の黄昏 に即つながるのか、というところです。もっと深い黄昏をテーマにしたい。 634-635 表現力は目をみはるものがあります。時おり放つ畳句が効果的で す。後半の描写が、かなり強いですよね。生きていく決意と読めばそのとおり なんですが、前半の展開上、乖離を感じました。 638 名前:ボビバ[age] 投稿日:02/10/12 08 14 ID 6movL6fH ブルッ よかった 今 ふるえた僕が仔犬の薄毛 割れていく枯葉 目に入れず さがる いい横たわり 手に入れる 639 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/12 08 53 ID r5FG/F8l こら!亀! オマエ、適当にこのスレを潰す気だろ! 640 名前:マイマイカムリ ◆eSBPIliBR2 [sage] 投稿日:02/10/12 09 04 ID +yLFRcyF ドン亀氏の招集に応えて審査員やりま。 みなさん、よろしくお願いしま。 お題も把握しなくては。 10桁になったそうで、ちゃんと出なければフリップ変えないとあかんな。 641 名前:理解した![age] 投稿日:02/10/12 09 23 ID hf+3LpYt ドン亀って弱い子なんだよな。 だから必死に強がり書くんだ。 虚勢を張っているんだ。(笑 642 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/10/12 09 42 ID X/kXaTB4 組織がどういうものか知っている。 過去恐怖の大王とみなされた時代 俺がどういう扱いされたか。 だから、今は監視だけで済まされている。 たいした事できないとみなされたから もし、俺が自衛隊や共産党に所属していれば 即座に抹殺されていただろう。 643 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/10/12 10 03 ID X/kXaTB4 自分では虚勢もはってない。 余暇を趣味に使っているだけ 644 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/12 10 14 ID nUQsrN/u 641 知ってるよそんなこと。>ドン亀の虚勢。 そこが可愛いからウケテンだろ! 「寂しがりのナイーブな奴」って、よく言われてんだろ。 弱いから、そんな自分を見抜かれまいとして、頑張って 悪者や乱暴を気取ってるんだよ! そんなヤンチャが可愛いっての♪ 645 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/12 10 25 ID 52Y4P0YP ドン亀のヤンチャぶりは 見てて確かに微笑ましい。(w 646 名前:リズム[sage] 投稿日:02/10/12 10 44 ID rFwB1q+q そのリズム 隠される事の無い そのリズム ふわふわ くるくる 舞って 笑って それだけで 灰色の意識は 赤へと変わる そのリズム 隠される事の無い そのリズム しとしと じめじめ 凋んで 萎えて 情けなく 雨垂れの餌食 悲しむ者は? 水の情景 嘆く女はひとり 雨の慰めも足りない 手に持つは ただ一つの贈り物 銀杏模様のブックカバー あの日赤に輝いた思いも 今となっては こぼれ落ちるだけの、、、、、 647 名前:てい[sage] 投稿日:02/10/12 18 26 ID t+EtIDS3 ドン亀 ◆YdTp8oxx7. さん むこうの317 ◆317..n/Ke6 さん Canopus ◆DYj1h.j3eさん すみませんでした。今度から気をつけます。 あと、批評ありがとうございました。 648 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/12 22 07 ID znK06YI5 634-635 うめぇな。。。 636 本命ゲットォー!!!!!!じゃなくて、サンクス!! もうね、自由にね、なんでもかんでもやっちゃってください。 638 どんなに寒くても 猫を膝にのっけてりゃ ぽかぽかさ ドタッと横たわるさま 床に見たくないし このまま 639 行き先なんて知るかっ。俺は考えるより先に挿れるタイプなんだよ!!! 640 ひじょーにありがたい(泣)あんなフザケたカキコ見て来てくれるとは 思ってませんでしたわ。。。よろしく! 641 今頃理解するなんて、そんな出来の悪い子には補習が必要だ。 後で職員室へ来て繊細な俺のためにフルーツ・ポンチを作るように。 642-645 ふーん。 646 ラブ絡みの詩か?一連目がなんか好きだな。そのあとでいきなり 濡れちまうんだな。濡れるのは好きだな。でもセンチに流れすぎじゃ ねぇのかな。ちと、ついて行けなかったぜ。どういうリズムなのかも よーわからん。 649 名前:秘密森[] 投稿日:02/10/13 00 36 ID dskA6A+q http //www.geocities.co.jp/HeartLand-Yurinoki/9377/t_ike.html 650 名前:Human Touch[] 投稿日:02/10/13 06 39 ID L240tzqb どんなに若々しい葉でも 季節が過ぎると 色は変わり また季節が過ぎると 幹から離れ地面に落ちる それは 葉がどんなに落ちたくないと 願い 訴え 懇願したとしても 葉の意思などとは関わりなく いつか必ず落ち葉となり 果てる という意味ではない 去年の秋 友人から便りが届いた 「あかちゃん、できた」 彼女が結婚したことも知らないうちに 知ってしまったその事実は なんだか踏んでもいない星のつちをかけられたようで いっそ旗でも立ててやろうかと・・・ 651 名前:Human Touch(つづき)[] 投稿日:02/10/13 06 40 ID L240tzqb 結婚する気がなくても 仕事してなくても 想うことすらなくても つけ忘れたわけでもないらしいんだけど、アハッ でも妊娠して 仕方なく周囲は納得して 結婚して 子供生んで そしたら仕事も出来て 家族ともうまくいって そんな偶然のような でも運命は きっとふたりが望んでいたからだって ふたりも言うからそうなのだろう 季節が過ぎれば 生まれた子供は大きくなる また季節が過ぎれば もっと大きく そしていつか必ず 死ぬる 652 名前:Human Touch(これでおわり)[] 投稿日:02/10/13 06 41 ID L240tzqb どんな要素が混ざり合って どんな人々が繋がりの中に呑み込まれ 誕生した形の中に在る唯一の確信は またひねり歩くように 繋がりの中をとことことことこ オノレが望み いつかのオノレが育んだ オノレともいえる繋がりをまた オノレの中に呑み込んで呑み込まれて 運命はそう、創られたり創ったり ともに履行される 葉が落ちて人が死んで でもそんな概念は運命という繋がりの中にはなくて だから葉が落ちるのや人が死ぬのは 生きてきた繋がりの線上にただ在るだけで・・・ だって落ちることや死ぬことが悲しかったりするのは 「生きてきた」ってことがとても素晴らしいから ってそれだけなんだから 653 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/13 06 46 ID s/DGQein 詩ってさ、ずるいよな http //www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/5104/ コイツだって、これは詩だって言えば 成り立ってしまうんだろ!! なんか納得できないんだけれど。。。 意味がわからないよ。 654 名前:無様[sage] 投稿日:02/10/13 08 06 ID BWaW1Rbp 風は 葉を揺らして 葉は 答えるように 落下する そうやって死体は増えて行く 美しい 色とりどりの死体 木に依存していた されていた時 想像も出来ずに居た この 惨めさ 風に答えなければ 落ちる事も無かったのにね そうしたら 目に誉められたのにね 口にしても 手を伸ばしても 届かない事を知りながら 道路に積もった 死体を踏んで歩く とどめを 刺すように また 生まれておいで 655 名前:forte♪彡 ◆78455.Memo [sage@ノ ] 投稿日:02/10/13 08 22 ID QlDkUwuo ____ メモメモ.... ( |_,_| | 654 c⌒っ*゚д゚)φ 冷たくてあたたかい季節を ゛"゛"゛"゛"⌒⌒゛" 上手にあらわしてると思った。 空を仰げば広がる青に ささやかに揺れる風と はらりと落ちるはっぱ 悲しいのかな。幸せなのかな。 読むだけで風景が浮かぶってスゴイ。ドキドキ 656 名前:forte♪彡 ◆78455.Memo [sage@ノ ] 投稿日:02/10/13 08 30 ID QlDkUwuo ____ メモメモ.... ( |_,_| | 646 c⌒っ*゚д゚)φ スゴイイイと思います!あたし的には ゛"゛"゛"゛"⌒⌒゛" 最後の、、、、、が不必要か、3個までが しつこくなくていいかなってそこだけ 気になったよ!でもあとはキレイ。 思い切って1つめの区切りで仕上がりに しちゃうのもイイ!って思った。ドキドキ 657 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/13 12 18 ID mbwOnDJa オレも、forte♪ちゃんに誉められてみたいな・・。(遠い目 658 名前:投稿作品リスト[sage] 投稿日:02/10/13 12 23 ID rtmiFWgX テーマ:「落葉」 締め切り:10月25日 午前0時 575 :かえる 578 :こんじき 582 :落ち葉 587 :「3年間を振り返って」 611 :桜のわかば 612 :Sの見える風景 613 :最近 614-615 :落ち葉 616-617 :けむる森 624:無題(コテハン名セーフ) 625-626:再輝 634-635:決然と 638 :ボビバ 642 :名前はいらない 誤爆? 646 :リズム 650-652 :Human Touch 654 :無様 659 名前:「 冬の季節 」[] 投稿日:02/10/13 12 47 ID ZR31qQsZ 目を閉じて思い出す心 器いっぱいに広がる懐かしい思い出 あの頃 貴方に恋をしていたの 私は少女だったから 貴方を一途に信じていたの 裏切りは飛び降りるように鮮やかで 唐突で 今も傷ついた心を癒すことはできないけれど 落つる葉の後に芽吹く葉が 必ず生まれてくるものだと 信じていた 信じていたい 今はまだ冬の季節 はらはらと落ちる葉を見上げ 涙拭う季節 660 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/13 12 59 ID V353uO6l 659 >裏切りは飛び降りるように鮮やかで この部分、気にいったよ。あとは普通だけど。 661 名前:forte♪彡 ◆78455.Memo [sage@ノ ] 投稿日:02/10/13 13 05 ID QlDkUwuo ____ メモメモ.... ( |_,_| | 659 c⌒っ*゚д゚)φ 誰かに話し掛けるようにすると ゛"゛"゛"゛"⌒⌒゛" もっとキレイと思った。 訴えたい事いっぱい含まれてるて思った。 5個くらいにわけて新しい詩が出来そう。 発想はとーってもカコイイ!です! 662 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/13 13 07 ID AdVndu7x 212 名前:モリ美 ◆ZKiCFm8B3o :02/10/13 12 04 ポエム ああ、眩しいこの季節・・ 君の心をとかしてしまいたい・・ 愛は哀しい幻影・・・・・ 玉が、私を交差する・・ あなたは私のフォーエバー 663 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/13 15 08 ID 4CfXzbKV 608 盃を中心に描く花札的情景。脚韻を探した。 611 もし各連で四季を表しているのなら太陽光、空気、風の的確な描写分けにより 温度的季節感を際立たせると良かったかもしれない。 最終行>抑えた感情の詩情がいい。 612 1、3連>ロボット語だろうか。カタカナだとその効果はどうだっただろう。 664 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/13 15 10 ID 4CfXzbKV 613 第1連の率直さで「落ち葉」を詩に織り込みたかったところだ。 614-615 義母の美しさと語られない複雑な事情が印象的だ。 「落ち葉」が2つ書かれているがそれぞれが関連していないので そのテーマ適合アイテム的インパクトを弱めている。 616-617 死体探しの湖ダイビングだけど今回のテーマを一瞬たりとも忘れることはなかった。 「落ち葉」という素材そのものの超日常的アングルからの絵あるいは映像を見た気がする。 潜水前の周到すぎると思えるほどの情景描写に自己完結的孤独感を感じた。 665 名前:南仙崎夫人 ◆taebgZ.0HQ [sage] 投稿日:02/10/13 16 54 ID NZoILsVF このたび審査員に選出されました南仙崎と申します。 みなさまよろしくお願い致します。 でも、わたくし自慰詩以外の詩を見たことがございませんの。粗相はご容赦くださいませ 662 愛は幻影などではございませんことよ? 肉欲のなか弾けあう肢体のなかに永遠を孕んだ刹那が生まれるのです。 瞬間のなかに永遠を感じ、永遠の結晶として二人が繋がっている。 こういう愛もありましてよ。 666 名前:秋の音[] 投稿日:02/10/13 18 50 ID 04Ook0gb ハラリ ヒラリ 落ちた もみじ パサ っと コソコソ と虫が葉の上を歩く ヴィユーン ガシッ と上空から虫をつかむ バキューン 飛んできた球が 鳥を撃ち殺した ドサ ガシガシ 近寄ってきた足音が 息絶えた鳥をつかみ込む シーン ガサゴソ また虫が 葉の上を歩く 667 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/10/13 23 12 ID depva9q2 650-652 うわぁ!最後の連がもったいねぇ!!!説明的になりすぎてねぇか?? それまではすんげー惹かれた。2連目最終行のひっくり返し方とか、 3連目最後のほうのユーモアとか、コンドームとか、5連目冒頭とか。 最後でゴチャついて詩情みたいなモンがなくなっちまってるけど、 それまでは凄く広げ方、ひっくり返し方&遊びっぷりがいいと思ったぜ。 もっと作者の「頭」から離れた世界を描いたほうがいいんじゃねぇのかなぁ。 655-656 イイ! 657 超メガ禿同!!! 659 うーむ。とてもよくあるような感じだな。 660に糞禿同。 663-664 ありがと☆ 665 期待通りの活躍っぷりだ☆よろしく&サンクス! 666 擬音語いっぱい使ってるわりにゃ、音が聞こえてこねぇ感じだな。 もっとウハァッ!とするような擬音語を開発してほしい。音が要なんだろ? 668 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/13 23 15 ID depva9q2 658 ご苦労さん☆ テーマは「落ち葉」だ。好き勝手に詩を書きやがれ! 糞詩でも詩モドキでも正体不明の文章でも、このスレはなんでも 受け入れてやる。ルールは 2だ。嫁!! 締切まではまだまだ長いから、焦る必要はないぞ~(金八風) 669 名前:枯葉の下で[] 投稿日:02/10/13 23 51 ID m4FU2w77 世界が真空管に閉じ込められて そうして木々は葉を落とし始める 世界を侵食していた醜悪な緑は あっとゆうまに枯れ落ちて 老女の肌に似た色の葉で中を舞う ひらひらと連鎖する枯葉色の爆発は 陽だまりの大地に襲いかかる 凍りついた季節はアナログの歯車を軋ませ 秒針は止まる ヒトはうずくまる そして凍傷に覆われたココロが腐食し 枯葉が全てを埋葬する 世界は その下で腐食を繰り返す 緑の若葉を茂らせた世界樹が一本 枯葉に沈んだ地球を食らい 星座の間を根でつなぐ頃 たった一人蛹となって 冬を越した老人が呟く 春はまだかい? 670 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/14 00 01 ID 76xgz4OA 亀は時々、適当に刺激してやることが大切なのだ。 671 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/14 10 19 ID L1n/asiX 連投します。ごめんなさい。 575 「ゆくえのむこうにも/ゆくえが」のような抽象語による詩情のつかみ取りがうまい。 正しく「落葉」の詩でもあるのだけど、別に「落葉」がテーマでなくてもいい。 そういう意味では、うまくテーマを掘り下げていないとも言える。 578 「私はあえて葉にもなろう」の説得力もやや欠けるかもしれない。 葉になりたいと言えるほどには、葉に対する共感の度合いが薄いのでは。 真正面から切り込んだ詩だが、やや視覚に頼りすぎの感。 582 面白い。まあ 591の感想でほぼ言い尽くされていると思う。 「ミニ染みて」ってかわいいな。 587 テーマに則してないのは置いといて、 せっかくだからちゃんと3年間を振り返ってほしかった。 彼の3年間はとても詩的でありえるかもしれない。 672 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/14 10 19 ID L1n/asiX 611 「落葉」のテーマから、真夏の若葉を持ってきたのは面白い。 「生っぽい葉」の落葉なんて、あまり想像しないからね。 ただ、収束の仕方が普通すぎて残念。もう一飛びの飛躍がほしいかも。 612 この詩の語り手って誰なんだろ?とか、 「落ち葉工場のスターオペレーター」て何やってるんだ、とか、 詩的想像力をちんまり刺激する小品。 613 第一連の何気ない口調は面白いけど、 そのあとありきたりに詩的な表現になってしまい残念。 どうせならもっと普段通りな口調で突っ走ってほしかった。 614-615 義母との距離感が簡潔な描写から読み取れる。うまいと思う。 しかし、「落ち葉を送ること」は相当のメッセージであるべきだが、 それがうまく伝わらない。唐突で、オチをつけるために無理に書いた感じ。 673 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/14 10 20 ID L1n/asiX 616-617 緻密に流れていく描写が素晴らしくいい。 荒削りなリズム、まだるっこい言い回し等も、意図的な個性だとしたら、 それなりに面白い。「友人のからだ」もうまく効いている。 624 きれいな構成にしたいと思うと、夢だとばらすのは最後がいいのかもしれないけど、 それはそれで面白くないかもしれない。夢の中の野原を扱った、 これとよく似た組立ての幻想的な歌、中島みゆき「萩野原」を思い出した。 625-626 経済状況と木を並列させるというのも、初めて見る切り口で面白い。 平易な語りにも好感が持てる。 ただもう一歩踏み込んだ表現もほしいところ。 634-635 憂鬱な心が決意へといたる過程。 ただしその転換がうまく説得力を持ち得ているかは少し疑問。 うまくまとめようとして、息切れした感じ。 674 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/14 10 20 ID L1n/asiX 638 落葉がテーマで無ければ、「枯葉」の部分が蛇足な感じで、 むしろ仔犬に焦点が合わされていると思う。 でも、この省略の面白さは、他ではなかなか味わえないもの。個性強すぎ。 646 タイトルからして、言葉のリズムには気を使ったと思うけど、 あまりに淀みがなさすぎて単調に感じてしまう。緩急が欲しい。 650-652 感情過多で、妙にクセの強い言葉遣い。僕は少し苦手。 前半は軽快で面白い表現もあるのだけど、 末尾にしたがって冗長になっている。軽快さをキープできたらよかった。 654 「とどめを 刺すように」は何気なくいい表現。 落葉を死体と比喩するのは割とありそうだし、みんな理解しやすい。 だからこそ、あまり説明的な語句は必要無かったかもしれない。 675 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/10/14 10 20 ID L1n/asiX 659 自分の感傷に没入しすぎると没個性になる。 気持ちの高ぶっている時には、どんなありきたりな言葉にも満足してしまうからか。 自分自身と、あるていど距離を保った方がいいと思う。 666 擬音語で表現したい情景そのものが、ありふれてしまっている。 そのことで擬音の効果も薄らいでいるようだ。 個性的な擬音語は、個性的な情景にこそ宿るのではないかしら。 669 二字熟語の多様が、詩の風合いを堅くるしくしている。 動詞の終止形で終わる文の繰り返しが、単調さにつながっている。 これは意図的なものだろうか。 にしても、感情の揺れがなくて物足りない。 676 名前: ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:02/10/14 13 30 ID mPjtqfmV 666 「ヴィユーン ガシッ」というあまり見ない擬音を評価。 新しい言葉を作っていくというのも詩人の役割ではないかと思う。 624 物語の設定を評価。ここから「落葉」を捉えようと試みた作者の視点が好きだ。 ただ文章の構成、見せかたに甘さが見える。もっと言葉をしぼれたように俺は感じた。 613 「最近」を三行繰り返す冒頭、絶妙。 「揉め事が多い」という個人的な視点から、終い風景が浮かぶような落葉への描写、流れ まとまりがあり気持ちいい。 677 名前: ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:02/10/14 13 39 ID mPjtqfmV 582 591の名前はいらないさんにまったく同意。 特に「ためいきの ミニ染みて ひたぶるに うら悲し。」は まったく手のつけるところが見当たらない完璧な言葉選びリズム。 575 正直、美しい。好きだ。 冒頭の「さようなら」が唐突なはじまりに見えないのは作品の完成度故。 「ゆくえとよぶなら」への移行も絶妙な天下一品の味。完璧。 678 名前: ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:02/10/14 13 45 ID mPjtqfmV 638 ここから「落葉」を捉えようとした作者の視点が面白い。 「割れていく枯葉 目に入れず さがる いい横たわり 手に入れる」 素晴らしい言葉選びじゃないかしらと思う。「いい横たわり」なんて言葉ははじめて目にした。 679 名前:投稿作品一覧[sage] 投稿日:02/10/14 13 51 ID mPjtqfmV テーマ:「落葉」 締め切り:10月25日 午前0時 575 :かえる 578 :こんじき 582 :落ち葉 587 :「3年間を振り返って」 611 :桜のわかば 612 :Sの見える風景 613 :最近 614-615 :落ち葉 616-617 :けむる森 624:無題(コテハン名セーフ) 625-626:再輝 634-635:決然と 638 :ボビバ 642 :名前はいらない 誤爆? 646 :リズム 650-652 :Human Touch c
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/246.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 9th edition ~~」の678-755 678 名前:ギリシャ ◆E64Eywywh. [sageじゃっ!!キョエー] 投稿日:03/11/05(水) 07 03 ID VvYugVk1 New!! あいよっ 「友と酒と人生と・・・戦う」描いたよっ 詩をはじめて描いてから苦節二ヶ月と十日…ありがたや え~お題は 「神」 でよろしく いろんな神様を魅せてくれろ 679 名前:神様になりたい 1 [sage] 投稿日:03/11/05(水) 17 23 ID GXYaA+lv New!! 僕のお父さんは 首にロープを巻きつけて神様になった それからというもの お母さんは口を聞いてくれないし ご飯も食べてないみたいで 部屋に閉じこもって 僕は庭で捕まえた虫でさえ 口にする日々 夫は首をくくったわ 私はすべてを耐えたわ それまでの日々も 彼の醜い姿にも まさか先に逃げられるなんて 思ってもいなかったわ あなたとの息子は庭で虫を食べてるわ 私はというと そうね、あなたのように首をくくるロープさえ 愛しい日々だわ 680 名前:神様になりたい 2 [sage] 投稿日:03/11/05(水) 17 23 ID GXYaA+lv New!! 神様へ― いや、お父さんへ 前みたいに抱っこしてほしいのに 太陽の温度をあげたのは お父さんだよね 写真立ての中のパパに 羽が映ってるもの 卑怯者のあなたを許さないわ 私とあの子を置いて 一瞬の現実逃避だとでも思ったの? あなたはすべてを置いていったのよ 写真立ての中のあなたを見て思うわ 本当に死んだのね 681 名前:神様になりたい 3 [] 投稿日:03/11/05(水) 17 24 ID GXYaA+lv New!! お父さんへ― お母さんなんだけど 呼んでも揺すっても あの声を聞かせてくれない クセのある声だよね お母さんまでいじわるして お母さんへ― お父さんと一緒に神様になったんだね 2人で空に住んで 僕には神様になるだけの力がないんだよね だってもう息苦しい だってもう息苦しい 神様― 神様― 682 名前:煉獄 [sahe] 投稿日:03/11/05(水) 17 46 ID uLgdDozr New!! やっとご光臨かよ ご苦労なこった (待ッテオリマシタ) 馬にした親出してミロ 白パン踏んで小鳥になった? 見殺しが罪ってか? 繁殖に勤しまず? 上等だ バキューン! (賛美歌ガキコエマス) 逃げ惑う天使ども 鷹揚ぶって差し伸べた手が震えてるぜ テメー(貴方) 俺が俺を裁くんだよ 臭い芝居見せんじゃねえよ バキューン! 下請けなんだってなテメー(貴方) 修行が足りねえから怪我すんだよ そこの羽の生えたの 奇跡で治してやれ (救ッテ下サイ) さてぼちぼち地獄に落ちるか 止めても無駄無駄、 (ゴ加護ヲ) うほーい 快感だぜ 683 名前:名前はいらない [ ] 投稿日:03/11/06(木) 00 46 ID zxKhcokj New!! 684 名前:-落葉拾い- [ ] 投稿日:03/11/06(木) 00 50 ID zxKhcokj New!! 偉大すぎて 書けない せめて 足跡のない 在所から ふってきた 神様の おとしもの ひろいに いきます 685 名前:死について [] 投稿日:03/11/06(木) 02 23 ID au2GkXrT New!! 神は死んだらしいが、 俺はまだ死んでない とゆうか、 死に対する恐怖、生にたいする執着は 刷り込まれた束縛で、死なせてくれない 真の自由人たちは 今日も彼への服従から解かれ 電車が遅れる 「えー・・・・ゴホン え 人身事故により、ただ今電車は・・・・」 おい人身事故ってなんなんだ? 自殺ですと言えよ ラッシュアワーに覚醒する人間のために 「えー・・・・ゴホン え 長らくお待たせしました・・・・」 ゴトン ゴトン 動き出し、彼の血糊を踏んだころ 窓の外の作業員はもういなかったが 俺は あいかわらず時計を気にしている 686 名前:Lammtarra 1 [] 投稿日:03/11/06(木) 02 53 ID klvqT2p6 New!! 仏教の幼稚園 キリスト教の高校 絶対的に異なるふたりの神を経た僕は どちらを信じればよいのかわからない さらには 受験を通して「学問の神様」に出会う 菅原道真 比較的新しい神様である 部活を通して「野球の神様」に出会う これは衝撃的だった 名前が 無いのである 道端で逢った ただの道端ではない 狭いといっても意外と広い 日本の中でも有名ではない温泉の町の 寂れた道端で あの偶然の再会から 僕達の関係が始まった事を 今になって思うと 偶然ではないのかもしれない 簡単に言ってしまうと運命なのかもしれないね 僕はどこかで結局 神様を見切っていたのだろう だって釈迦もキリストも 僕からおじいちゃんを奪っていったし 菅原道真には 志望校を落とされたから ただひとり「野球の神様」を除いて 僕は神様を信じなくなっていた 687 名前:Lammtarra 2 [] 投稿日:03/11/06(木) 02 55 ID klvqT2p6 New!! でもおそらく それが答えだったんだ 神様は実在したものではないんだ 僕と君が偶然出逢って その出来事に今感謝した時にわかった 神様は僕が感謝の気持ちを向けている 簡単に言うと「運命」とかいう 得体の知れない何かなんだ 僕はこの先も 得体の知れない何かに 背中を押されながら生きていく そしてその行動に対する 感謝の気持ちは多分きっと 後から気付くものなんだ 夜空に輝く星のように 688 名前:線 [sage] 投稿日:03/11/06(木) 05 06 ID tpzNf/9D New!! 聖堂の中 皺をあわせて祈る 許しを乞い 救いを求め 目をつぶって 親友の後ろ 恋人の後ろ 最後の心の境界線 神 それを心の懐に入れて 目まぐるしく動く町で過ごした ある日の不幸 自分の古巣が炎で黒く乾いた 気付いていなかった 目を開けてすらいなかった 頼るばかりで 求めるばかりで 何もしなかった自分に 祈りは報告と懺悔だけにしよう 見守ってくれるだけでいい 後ろの境界線は スタートラインだ 689 名前:自称・神との会話 1 [] 投稿日:03/11/06(木) 13 59 ID uWlRkyIS New!! はぁ? 「ま、こういう訳だ」 いやいやいや、ちょ、ちょっと待て 「なんだ?」 お、お前今、なんつった? 「え、だからぁ、実は俺は神だったのだ!」 ・・・それ、ギャグ? 「ギャグじゃねーよ。マジ。マジで俺は神。マジ神」 マジ神って、おい、何言ってんだお前 「まあ、信じられねーとは思うけどな」 信じられねーよ! 「お前が俺を神だと信じられないのも、 神である俺はお見通しなんだよ な、俺ってやっぱ神だろ?」 ・・・医者行こう。ついてってやるから 「はぁ?なんで? 俺悪いところないよ。健康だよ」 頭がおかしいんだよ。精神病院行ってこい! 「ははぁ、さてはまーだ信じてないな?」 えーと、イチ、イチ、キュ・・・返せよ携帯 「今、救急車呼ぼうとしただろ」 いいから携帯返せよ 690 名前:自称・神との会話 2 [] 投稿日:03/11/06(木) 14 00 ID uWlRkyIS New!! 「迷惑だろ、こんな夜中に イタ電で救急車呼ぶなんて」 イタ電じゃなくてマジなんだがな・・・ 「お前が俺を神と信じるまで、 この携帯は没収!」 ざけんじゃねーぞてめー! 「えーと、メール、メールの最新は・・・ おい、これ一昨日の合コンの西山さん?」 返せよ! 「すっごく楽しかった また一緒に飲もうね・・・ 今度は2人で・・・おいおい、なんだこりゃあ」 読み上げるな!返せ! 「ふーん、おまえこんなことしてるんだ」 てめマジ殺すぞオイ返せよ 「お、そんな口きいていいの? メモリのオールクリア・・・」 いやそれは勘弁してください 「返してほしい?」 ・・・返してください 「俺を神だって信じる?」 チッ・・・信じます 「おいおい神様に向かって舌打ちか?」 ・・・すいませんでした 「よし、許す。で、で、信じる?俺を信じる?」 信じます 「もっと大きい声で」 信じます! 691 名前:自称・神との会話 3 [] 投稿日:03/11/06(木) 14 01 ID uWlRkyIS New!! 「よーし、では神である俺からお前に 携帯を授けよう・・・ってえ、何すんだよ」 馬鹿かおめぇ!何が神様だよ 「いや、だって今信じますって・・・」 嘘だよ!誰がお前みたいな奴神様だって信じるかよ 「お前騙したのか!?神である俺を・・・」 コンビニでバイトやってる神なんているか馬鹿! 神が茶髪でピアスあけてるのか? 人の携帯奪ってゆする神様なんているわけねーだろ! 「お前、今自分が何言ってるかわかってるのか? 神に対する冒涜だぞ」 知るかバーカ、死ね! もう絶交だ!帰る! その瞬間、俺は雷に打たれて死んだ そして今、「神を冒涜した罪」で地獄に堕ち、 鬼たちの責め苦を受けている しかし俺は、未だにあいつが神だとは思えない 692 名前:(君は僕の神様だから) [sage] 投稿日:03/11/07(金) 00 31 ID QuKsx3Jm New!! 髪の毛しばって洗濯 神経過敏・敏感肌 自分の髪にさえ刺激されるんだろう ああ何かを信じつづけるにはイケニエ が必要で だからむしろ神様を持ち出すお前は正常だろう そうさ俺の心が ナ ナ メ に走り出す 叫んでみてもいいぜ淋しいだけの心なら埋めてやる 信仰は信じるよりも信じたい心の方で ヨリソイタイだけならこっちへ来いよ 神様ごっこがしたいならいいぜ演じてやる お前は対象を掏りかえればいい 俺が洗濯と選択を引き受けよう お前の髪の毛を束ねる俺の指先に希望を見ろ 感じたいんだろう涙を流して 理解と共感の先を夢見たいんだろう さあ委ねろ身を任せろ お前はお前の心のままで俺が君臨してやろう 693 名前:めがみさま ごめんなさい(1 [sage] 投稿日:03/11/07(金) 20 33 ID EKw+twiO New!! 女神さまには ずいぶん会ってない なんだか決まりが悪くって ちょっと会う気にならないんだ 最後に会ったのはいつだったっけ そうだ 大塚の風林火山だった 確かもう 13年も前の事だ あの時もずうっと一人ぼっちで あんまり寂しかったもんだから 小柄の女神さまについてもらったん だった ちょっと話して すぐにしてもらったんだけど 少しやってもらったらすぐわかって しまうものだから もういいよって つい言ってしまっ たんだ 後で友達に聞いてしまったんだ ちゃんと出来ないと罰金取られてし まうんだって 694 名前:めがみさま ごめんなさい(2 [sage] 投稿日:03/11/07(金) 20 34 ID EKw+twiO New!! 知ってたら 無理してあげたのに でも僕 女神さまのやり方じゃちゃ んとできないんだ それを知ってて つい行ってしまっ たわけだけど できなくてもいい そばにいてほし い ただそれだけ だったんだ 結局 あの女神さまに迷惑をかけち ゃった だからもう それ以来もう行ってな い あの時の 僕だけの女神さま ごめんなさい 本当に ごめんなさい もう会うことない 女神さま 695 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/08(土) 22 46 ID uV6pfoES New!! 告知あげ 期日は11月12日いっぱい(11月13日00:00直前まで) お題「神」 ナイスな詩を書いてキミも「神!」に な ら な い か 696 名前:仏陀inゴールデン街 [] 投稿日:03/11/08(土) 23 15 ID TGNqNeSY New!! 仏陀が自転車でコケタ 恥かしそうに起き上がって 後ろで見守る群衆に ペコリと一つあたまを下げて ゴールデン街のほうにまたペダルをこぎだした ジグザグ走行だった 仏陀が ゴールデン街の居酒屋で 芸術家だけにはなるなよ となんども言った 目が潤んでた 家に帰ってもキリストとアラーが喧嘩してて 居場所がないらしい 697 名前:臨死体験 [] 投稿日:03/11/08(土) 23 23 ID 754foeIB New!! ギプスの右足をかばいながら彼女とイイ感じになった所で 悲劇は起きた 息しても息しても息しても、肺が膨れない なんですか、血の塊が肺に詰まって梗塞なんだとか 22分で救急車のサイレン ベタベタ電極貼られて、相当恥ずかしいぞ ナースステーションに響く僕の心音 「今夜はいられますか」 答える彼女の涙声もしっかり聴こえてる でもな、悪い、僕は死に物狂いで呼吸してたんだ 未来も親もどうでもよくて 君のことすらもう頭になくて 呼吸するとき激痛なんだ、でも僕はがんばった 吸うぞ(痛てて)うおりゃああ! 吐くぞ ぐおーいしゅううう まだ吸うぞ(痛てて)どすこーい! 吐いてやるっ どひゅううううう! もういっちょ吸うぞ(痛ててて)ぐおおおおおおーん! 吐くぞ(泣きそうだぞ)しゅひゅううううううっ 負けるもんか 長らえるためじゃない 助かるためでもない 呼吸にただ全力注いでいた 死への恐れさえ微塵もなく いつか朝がきて幸運にも僕は助かったが 一度も思い出すゆとりなんかなかったよ、 神様 生きてるうちは会えないのかもね 698 名前:祈り [] 投稿日:03/11/08(土) 23 26 ID tiCP/E/3 New!! 私は祈らない そう決めていた 祈る対象を見出せないからだ けれど私は再び渇望し 初めて嫉妬する! 私は叫ぶ! 聞く者などいないのに! どうか! どうか……! その先にある願いが口に出せず どうか私に! 本当の才能をください! そんなことを願う人間は凡才だと 分かっていながら願う 甘すぎる愚かすぎる自分を 私は投げ出した! 699 名前:愚痴1 [] 投稿日:03/11/08(土) 23 57 ID o4JJUX93 New!! 青いりんごに赤色を縫って 季節ごとに空の色を変えて 牛の白と黒の模様の配列を一匹一匹考えて 指紋もいちいちかぶらないように気をつけて 正直やってられません 神様やめたいです なんでわざわざ俺が神なんですよ 私は絶対的な神なんですよ わかってますか? 時々人類よ自分でしろや と言いたくなるんです それでもなんか言ってるんですよ 雨降らせ とか 暑い とか 今年は冷夏 だとか こっちは何千年も先のことを考えて やってるっていうのに 700 名前:愚痴2 [] 投稿日:03/11/08(土) 23 58 ID o4JJUX93 New!! 明日はあれですよ神の国の建設費用の捻出と 設計図を書き上げなければ えーっと人類の数はと、、、、、 数多いって費用がたりませんよ 公共事業でああだこうだお金がなんだとか言う前に 自分達の数の多さをなんとかしてくれと 朝から晩までセックスして 子供をポンポン生んで こっちはそんな時間もありませんよ もうぶっちゃけ本当に欝なんです 神様やめたいんです でも死ねないんです 宇宙の法則かってにいじったら部下に怒られるんです お酒かって死ぬほど飲みたいんです 二日酔いとかにもなってみたいんです どこかの温泉にだってつかりたいんです もういやです 本当にやめたいんです 701 名前:愚痴3 [] 投稿日:03/11/08(土) 23 59 ID o4JJUX93 New!! やめるとか言ったらいったらで 宇宙をビックバンで壊さないといけないんです 一応規則になってますんで そしたらそしたらですごく暇なんです 一人になっちゃうんです 寂しいんです 泣きそうになるんです もうやだこんな生活 時々預言者とかを使って世界を変えてみたりも するんですが最近はそんな気すらも起きません もう生きる気力がないんです 引きこもりが問題になってますが すごく気持ちとかがわかりますし 自殺してしまう中年の人たちの気持ちも わかるようになってしまいました 偏頭痛はひどいし肩はこるし この際仏教に入って悟りを開こうかと思ったりもするんです そしたらなんか楽になれるかもしれません でもできないんです 神様ですから ~黙示録おまけ袋とじより 20xx年 仏塔から見つかる~ 702 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/09(日) 00 03 ID iNOs6HxT New!! 699 縫ってを塗ってに訂正。 703 名前:チェリー① [] 投稿日:03/11/09(日) 01 28 ID CRl+8hfj New!! さくらんぼの中には神様がいる。 そう昔聞いて それ以来さくらんぼ食べると 私は神様に会う。 神様 そっちはどうですか。 こっちは色々変りました。 変っちまいました。 何か取り残された気分です。 昨日 友と酒を呑んだ。 そいつは笑ってとめどなく話す。 笑いながら私の左頬をはたいた。 うるせぇ と言いながらまた笑う。 704 名前:チェリー② [] 投稿日:03/11/09(日) 01 28 ID CRl+8hfj New!! 帰路 そいつは酷く酔って 地べたに這いつくばり 嗚咽しながらおいおい泣いた。 みんなが好きだと。 あいつの事がまだ好きだと。 どうして上手くやれないんだろう。 どうして自分は答えられないんだろう、と。 さくらんぼを食べればいい。 きっと神様に会えるから。 背中を撫でながら みんなもお前の事が好きだよと言った。 スーパーマンでもヒーローでもないお前が好きだよと そう言ったら泣きながらうなずいた。 月がほっこりと浮かぶ。 その下で唾と鼻水だらだら流しながら 何もできなかったと黒い影がつぶやく。 705 名前:チェリー③ [] 投稿日:03/11/09(日) 01 29 ID CRl+8hfj New!! 思わず祈った。 どうか神様。 こいつがもっともっと幸せになれますように。 いつだって笑ってられますように。 なるべく上手く物事が運びますように。 せめてまたこうやって酒が呑めますように。 なぁ神様。 そこんとこ一つ 頼むよ神様。 泣きじゃくる背に目線を合わせ ずっと今のままだといいのにね、と言った。 このままみんなでバカやって 会いたい時にはすぐ会える距離にいて ずっとあの子の事想ってられて そういう毎日が続けばいいのにねと。 少し体を上げ ごめんとそいつは小さく言った。 まぁこういう日もあるわさと 負けずに聞えぬ声で言った。 さくらんぼ食べろよ。 なぁ こんな日が続かないって 本当は知ってるから きっと何もかも愛しいんだよ。 お前も私も。 706 名前:チェリー④ [] 投稿日:03/11/09(日) 01 30 ID CRl+8hfj New!! さくらんぼの中には神様がいる。 けれど少し目を離すと さくらんぼは黒ずみ 神様はいなくなってしまう。 また会おうって言ってるのか もう会えないかもなと笑ってるのか まだ分かんね。 さくらんぼ食べろよ。 美味いうちに食べろよ。 神様がいるうちに食べろよ。 今を惜しんで 食べろよ。さあ食べろ。 食い尽くせ。 神様がいるさくらんぼを 今のうちに食い尽くせ。 707 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/09(日) 03 58 ID KWjQHEpD New!! 愚痴の一は、面白かったけど その2は ちょっとハズしてない? 愚痴その参は ちょっとユニーク? >700 :愚痴2 :03/11/08 23 58 ID o4JJUX93 708 名前:ダストキャット [] 投稿日:03/11/09(日) 12 59 ID CRl+8hfj New!! お粗末ながら感想書かせて頂きー。 679-681 神様になりたい 手法的に前回チャンプ連想してしまった。 しかしオチが弱いのか前回チャンプよりぐっとこない。 お母さんの人物像が上手く見えない気がする。 682 煉獄 嫌いじゃない。カッコの所がきいてる感。 ラスト2行は改良の余地がある気がする。 684 -落葉拾いー 一瞬縦読みなのかと思ったが違った。^^ タイトルが落穂拾いの方が絵画とリンクして面白かったかも。 685 死について 神が弱いかも。神=死っていうのはどうなのか。 主人公の気持ちは共感できる。 最後3行がいい。 709 名前:ダストキャット [] 投稿日:03/11/09(日) 13 00 ID CRl+8hfj New!! 686-687 Lammtarra 後味爽やか。最後1連の賜物か。 ただ簡単に言うと運命なのかどうかは疑問符。 688 線 上手い。 申し訳ないがそれしか私はまだ言えないです。勉強不足。 短い中にここまで入れれるとは秀作。 689-691 自称・神との会話 そなアホなぁ!な展開とオチ。 神っていうかワンピースのエネルじゃないですかそれじゃ! いや、嫌いじゃない。こういうのむしろ好きだよ。 692 (君は僕の神様だから) 流れすごく好きなのに最後2行でガッカリ。 はじめ高村光太郎を連想してしまった。 だけどそんな上から見下ろされたら一生君の神様にはなれっこないのに。 693-694 めがみさま ごめんなさい んー、どんな風俗なのかよく分からないんだけど悲しいねぇ。 個人的に主人公の弱さには苛立ちを覚えたけどね。 696 仏陀inゴールデン街 奇遇ですが私もこの仏陀に出会ったことがあるよ。 このキリストとアラーも知り合いだ。 と、思える良作。 697 臨死体験 最後1連が良い。 けど痛みの描写はもっと頑張った方がいいと思う。 710 名前:ダストキャット [] 投稿日:03/11/09(日) 13 00 ID CRl+8hfj New!! 698 祈り 無知の無知から無知の知へ移行することに大きな意味があると思いますよ。 で、あなたが見つけた祈る対象は神なの? 699-701 愚痴 愚痴っていうのは大抵慰めてもらいたいだけなんだな。 そんでホントは現状変える気あんまないんだよな。 でもね、長い愚痴聞くのは聞く相手が億劫になるわけよ。 もっとコンパクトに言ってくれや。 703-706 チェリー さくらんぼと友の話があまり上手く統合されてないかも。 最後がちょっとくどい。 711 名前:null-strings [sage] 投稿日:03/11/09(日) 17 29 ID 6J6K2Xw/ New!! ひとり、椅子に座る仕草。 真ん中が、つまさきの中に、生まれる。 地面に、突き刺さっていないことを 塗りつぶさなければ。 小指を、水平線のほうへ、つっと立てる。 回っている、回っている。 伸び縮みするつながりに、引っ張られて 蟻も、 羊飼いも、 七夕も、 卒業式の体育館裏も、 チロルも、落し物のように、回っている。 扉のビタミン 生まれないために、祈っている。 閉じ込めた沈黙に、「神」と名乗らせるのは、慣れたこと、で。 712 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/09(日) 22 07 ID aH+sSicQ New!! 710 「聞く者などいないのに! 」と「私は投げ出した!」をどう解釈するかで、 >あなたが見つけた祈る対象は神なの? どころか、「あなたが見つけた」や「祈る対象」すら解釈が変わってくるのではないでしょうか。 また、「どうか私に!/本当の才能をください!」という言葉は口に出されたのかどうか、 「その先にある願い」と同一内容であるのかどうかも解釈次第でしょう。 713 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/09(日) 23 05 ID TNoNu6OW New!! 692 SMとDVの区別がきっちりとついていることが評価されます。(ほんとかよ) 693-694 自分の性癖を知りながら、SMクラブではなく普通の風俗に行ってしまった悲哀が よく描かれています。(ほんまかいな) ちなみに私はSM好きじゃありません。が、SMには上質の愛が必要ですよね。 714 名前:生まれた生きた… [] 投稿日:03/11/10(月) 00 05 ID k6UV6cIG New!! 神がいないことに気がついた神無月のある日 20まで生きている証もない はたちに何かの意味も 誰かが付けた ちょっとした付加価値 やる気がアップする いけるかもしれないと思った その瞬間 気づいた 何もない荒涼とした未来に 神もいないことに 715 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:03/11/11(火) 00 51 ID AoqOxsLW New!! えー、締め切りの告知を忘れていました。 投稿締め切りは、11/13午前0時です(11/12いっぱい)。 テーマは『神』です。奮ってご参加ください。 私事ですが、11/14くらいまで、ぼくは不在ですので、そこんところよろしく。 716 名前:神様の有給 [sage] 投稿日:03/11/11(火) 01 17 ID Ttt/BUg2 New!! 彼女を失った僕が見上げた空 見上げた空は青く そこから見える僕らなんてちっぽけなもんさ いなくなった彼女からもらった 優しさの言葉を持って また歩き出す 神様なんかいらない 俺には彼女と家族と、みんながいればそれだけでいい 神様はそこで茶でも飲んでくつろいでてよ 717 名前:小さな神様 [sage] 投稿日:03/11/11(火) 10 21 ID EbkSSVLN New!! さあ目を閉じて 静かな旅に出よう 夢の中 左手に安らぎと右手に温もりを感じて キミが隣で笑い 幸せなら きっと世界中のみんなの笑顔が見える おいで小さな神様 そっと抱きしめてあげる もしも願いがかなうのなら その瞳がいつも 澄んでいますように その手の中 幸せが握られていますように さあ目を開けて 柔らかな光を浴びよう 今日も左手にお日様と 右手に風と手をつなごう キミが隣で笑い 幸せなら きっと世界中のみんなの笑顔が見える おいで小さな神様 いつも見守ってあげる もしも願いがかなうのなら その瞳がいつも 明日を見てますように その手の中 夢が握られていますように 透明な笑顔 小さな背中に見えない翼を感じて 羽ばたこうとする時 きっとキミを素敵な世界が待っている 小さな小さな神様へ 明日も世界に微笑を 718 名前:いん [] 投稿日:03/11/11(火) 15 30 ID fEoUTIGd New!! She puts the seeds in me Plant this dying trees 「In The Shadow Of The Vally Of Death」 彼女は僕の中に種を蒔く すべてはこの見え得る世界のために 彼女は台所に秘密を隠す すべては見下ろす窓のために 僕は僕の爪を切って擬態する テレビの中では嘘だった事が PCの中では本当になる 父はもう二度とズボンを履かない 彼女は自分の僕に水をやる 僕はいまや三つだ この数は欠けることがない すべて見え得る世界のために 彼女は擬態している 僕たちの擬態の上に 彼女は野菜と水と卵を落とす 僕たちはスクランブルされる 彼女が僕の想像だったら良いけれど 僕が彼女の偶像だったのならば 僕は彼女のために生きることもできるだろう 彼女の秘密を暴くものから彼女を守るのだ 719 名前:いん (2/3) [sage] 投稿日:03/11/11(火) 15 31 ID fEoUTIGd New!! 僕は女だ。そして僕はもう二度とズボンを履かない。父はもう二度と風呂に入る事はない。垢で自分を肥大させるのだ。 もしも僕に道徳に反するこころが残っているのなら、僕は近親相姦と自殺と、それから自立とを為さなくてはならない。 それは退屈な通過儀礼かもしれないが、僕はまだ楽しむこころをも保たなくてはならない。 家の中での食事、テレビを見ること、ベランダの植物に水をやり、長く家をあけることはなく、誰からも不相応な尊敬や期待を受けることなく、罪と仕事を同時にこなすこと。 誰かの言葉である「悪徳と美徳」を、僕はこの家での慣習に合わせてアレンジする。溶き卵には唾をしのばせる。「愛か掃除」のために、僕たちのトンネル工事、あるいは葡萄を踏む舞踏。 720 名前:いん (3/3) [sage] 投稿日:03/11/11(火) 15 32 ID fEoUTIGd New!! 僕は詩のために自分を変えなくてはならない。 道を行く人から僅かな注目を集め、それを羞恥と誇りに変換し、両親と両腕へ分配する。 僕は詩人に僅かに軽蔑され、詩人に僅かに好まれ、詩人に見向かれず、詩人にならなくてはならない。 そのとき平和な世界に太陽があれば良いのに。 彼女のボールの中に、どうか光が射しますように。 オムレツの中の、平伏すための尊厳。 冷蔵庫の下で乾いた胡瓜のための詩。 変わり映えのない食卓にある幸福と不幸。 それは最も多い人種、詩人によって守られる。 僕たちは擬態した子ども。 彼女は台所で、僕(しもべ)の中に種を蒔く。 すべて見え得る世界のために。 721 名前:衆生 (1) [] 投稿日:03/11/11(火) 19 26 ID czY5FxpC New!! 何よりも恐ろしいのは死を実感しながら生きることだ 夜中に怖くてどうしようもなくなって看護婦さんを呼んだり 気味の悪い幻覚に襲われて子供みたいにわんわん泣いたり そういう日々を私は生きている 昨日は何回も吐いた 夕方になっても吐き気は止まず お母さんはずっと私の背中を撫でていた 奇妙な悪夢を見ているみたいだった ぶにゃぶにゃとした心地の悪いベッド 体を起こすと周りの空気かスポンジみたいに感じる 自分がミイラになって 生きながらにして棺桶に入っているような気がする 痛いのと苦しいのと 世界にはその二つしか存在しないみたい 私はマラソンで学校代表に選ばれたことがあるし スイミングクラブでは同級生の中で一番速い選手だった でも今ではトイレまで歩いて行くことも出来ない 722 名前:衆生 (2) [] 投稿日:03/11/11(火) 19 26 ID czY5FxpC New!! ずいぶん前だが久しぶりに気分の良い日があったので外に出た 私は中庭に面した食堂を眺めていた そこには私と同じ年頃の女の子がいて 脚にギプスをした父親とランチセットを食べながら談笑していた 女の子は学校のことでも話していたのだろうか 世界で一番可愛い動物を抱いているみたいに幸せそうだった 私は鏡に映った自分の姿を見た 車椅子に座った私は 髪は抜け 眼窩は落ち窪み 死人のような顔つきをしていた 私は泣いてしまった 看護婦さんがどうしたのと訊いた 神様どうしてなんですか 神様がいるなら私をカニューラに繋がれたままで冷たく死なせたりしないはずだ その後病室で思った 私は確かに軽くなりつつあるのだ 神様は私から少しずつ無駄なものを取り除いて 地上の何者も引き止められないようにしているのだ そうして神様は私を救ってくれようとしているのだ 723 名前:衆生 (3) [] 投稿日:03/11/11(火) 19 29 ID czY5FxpC New!! 私がこうなる前 告白してくれた男の子がいる 放課後の廊下で 私の手をぎゅっと握ってくれた もうその男の子に会うことはないだろうと思っていた この前の日曜日 いつの間にかその男の子が私の枕元にいた にこっと笑って 眠り姫みたいだねと言った 今となって思うとあれは白昼夢だったのかもしれない セリフもあまりにも芝居じみている しかしどうであれ あれから私は神様の言うなりにはなるまいと決めた 私は確かに生きているのだから この世の全ての人々と等しく生きているのだから 夜中に恐怖にも 不気味な幻覚にも あらゆる痛みと苦しみにも私は耐え抜いてやる そしていつか 冬の冷たい空気の中を走り回りたい 水に溶けしまうくらい泳ぎ続けたい あの楡の森を あの夏の清涼な水面を 724 名前:衆生 訂正です… [] 投稿日:03/11/11(火) 19 35 ID czY5FxpC New!! (2) ×鏡に映った自分の姿→○ガラスに映った自分の姿 (3) ×夜中に恐怖→○夜中の恐怖 脳内補完お願いします… 725 名前:/ベゴニア [sage] 投稿日:03/11/12(水) 00 13 ID 7rjwqq9W New!! 夕焼けと朝焼けが眩しくて見分けがつかない dとwの間で眠る肌色の足元に 同じようにとどかないものが眠っていて 呼吸の合間にただ 手を伸ばしては五時を迎える 726 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/12(水) 00 19 ID 80GdGI6Z New!! >725 意味のわからない詩というのもいいものだ。 727 名前:たとえばラジオのようなもの [] 投稿日:03/11/12(水) 01 45 ID oX+Z652F New!! ラジオから流れだす声のようなものは 色にたとえるならば 乳白色をしていた 雨が強く降る日には 電波の入りが悪く ときどき砂嵐のようなノイズが その柔和な声をかき乱した 音量をあげると 音が割れて ひどい頭痛に悩まされた 朝の5時と夜の5時に 決まって流れてくるその声で 一日が始り 一日が終わる 時計などまだなかった 人々はラジオの姿見えぬ声の主をたよりに 日々をおくり 歳をとった 優しい声に飽きる事もなく いつもかわらない音程を信じ 意味もわからずに言葉のようなものを聞きつづけた 目を大きく見開いた背の低い男に 解体されて 音が出なくなっても なお 信仰は捨てずに むしろ男を殺した 優しい声は耳元で響きつづけていて 処刑された小さな男をも含めた すべての人類に 728 名前:海 [sage] 投稿日:03/11/12(水) 03 57 ID OdQz/9iu New!! 痴呆をわずらって三年 祖父は毎日 遠くの海をぼんやりと眺めていた しだいに翳ってゆく小さな瞳で 波の音までは届かない 小さな海を 海の男として生きた 祖父は毎日 さまざまな海をみてきたに違いない それでも一番美しかった海は 祖母と二人で見た ハワイの 真っ青な海 三年待っても 連絡船が来ないので 祖父はとうとう自分から海を渡った 翳った瞳が一瞬 大きく見開かれたに違いない 神様は何もしない 人が自分自身で生きるために わざと何にもしないのだ と 祖父は言っていた 人が自分自身で生きるために 神様は何もしなかった ぼくはその偉大さにむけて こっそりと 祈った 729 名前:ダストキャット [] 投稿日:03/11/12(水) 14 38 ID QP5slaUs New!! 本日投稿締め切りage 730 名前:f (re-write) [sage] 投稿日:03/11/12(水) 22 27 ID etIdnltw New!! あなたが 本を開いたそのページの上で踊る 彼の映像が 少しずつ薄れていく その上の階で彼女は 窓を開けたまま眠りにつく 名前もないような 右と左の順序を決めて パイ生地を順序良く 積み重ねて 埋め尽くした先の 脚本のページ 向こうから歩いてくる男の 車の流れも夕闇に遮られず ビルの上の電光掲示板で 歌手が好き勝手に形を変えて 今日もオーバーコートの女性が ゆっくり歩いていく 彼の前にあるテレビが 衛星から指令を受けて 彼女のデータだけを 数値化演算を繰り返していく そんなあなたの物語りが このノートの上で少しずつ繰り返されて 《「・・・百歩譲って「神の視点」を設定したとしても、 神の眼に映じるのは「永遠の現在のはずですから、・・・・・・」 (野家啓一「講義の7日間-歴史のナラトロジー-」 岩波書房『新・哲学講座8 歴史と終末論』 より引用)》 「わたし」は いつまでも いない 731 名前:*町とアラームと雨とワルツと天国* [] 投稿日:03/11/12(水) 23 31 ID Tc3fvM8e New!! *ピノキオ* 雲が日をかくし 町はスモッグのもやのなか ここはピノキオを飲み込んだ大魚の胃 いやな臭いには慣れたけど 胃液は着実に私を消化していく 火は指一本でおこせるし たばこだってある ここには生活に必要なものだけはなんでもある *スリーピング* あなたの声はデジタルなアラーム 耳元で鳴っていても 私は気付かぬふりをする (あと5分だけ眠らせて…) *雨* 口のなかに一滴 雨 甘い 甘い 感傷 もっと降れ どんどん降れ いや降るな もう降らないで 732 名前:苦しいときに神頼みする者への詩(1/2) [] 投稿日:03/11/12(水) 23 46 ID HpdyATY3 New!! 『神』ッ! それは軌跡である! 古今東西ッ! 人は神を信じてきたッ! 人が滅びるまで信仰は絶えぬであろうッ!! しかしッ!!!! 未だかつて神を見た証拠を持つ者はいないッ!!! 気の遠くなる歴史の中で! 星の数ほどの人類が生まれ落ちたッ!! そしてその誰もが神の存在を証明できずに死んでいったッ!! もう気づいていいだろうッ!! 堂々と宣言するッ!! 共に叫べッ!! 神はいないッ!!! 声 を 潜 め る な ッ ッ ツ ! ! ! ! もはやこれは揺るぎようのない事実であるッ!! しかしッ!! まだ神に祈る者がいるッ!! 試験前夜の受験生ッ! ラストゲームのギャンブラーッ! 浮気がバレたダメ亭主ッ! 己の手に負えない状況ッ!! そこで人は神頼みをするッ! 甘 え る な ッ ! ! 733 名前:苦しいときに神頼みする者への詩(2/2) [] 投稿日:03/11/12(水) 23 47 ID HpdyATY3 New!! その状況に陥ったのは誰のせいかッ! ここで祈る者ならば! まず間違いなく己に原因があるだろうッ!! しかしッ!! そうでなくても神に祈りたくなる時があるッ! 妻の出産ッ! 遠くで危機に陥った者の安否ッ! 席替えのくじ引きッ! 己の力ではどうしようもないものがあるッ!! ならば神は後者を救うのかッ! 否ッ! 果たして前者を救うのかッ! 否ッ! 神は状況で判断しないッ! 状況を救うモノッ! それはそこに至るまでのプロセスであるッ! 状況に陥るまでに最善を尽くした者にだけッ!! 救済はやってくるのだッ! そう!神とはそれまでの己の行いであるッ!! 軌跡によって起こされた奇跡は必然であるッ! 時には救いが無いこともある! しかしッ! 手を尽くさぬ者は決して報われることはないッ!! どんな神であってもッ! 怠け者を赦す教えはないッ!! とりあえずッ! やるだけやれッ!! やらなかったらできんッ!! 神に祈るということはッ! 己を信じるということだッ!!! 734 名前:今 [] 投稿日:03/11/12(水) 23 54 ID oXW+MHro New!! 君がいなくなってから もう数週間がたった。 今でも君はいるようで。 でもホントは届かなくて。 ムズガユイな…。 君の最後ヲ見たときに。 こらえてたものが一気にあふれた。 あたたかい、もの、が。 今君を思い出しても。 カナシクナイ。ナカナイ。クヤシクナイ。クヤマナイ。 ただ君がいると信じてしまえば。 ウレシイ。イッショ。 そして タノシイ。 735 名前:*町とアラームと雨とワルツと天国*2/2 [] 投稿日:03/11/12(水) 23 55 ID Tc3fvM8e New!! *アンビバレンス* 私の左足につながった獰猛な栗毛よ 右足につながった気高き白馬よ 駆けろ 私のことは気にしなくていい 私は結局破れなどはしないのだから 思う存分廻って踊れ 廻って踊れ 私たちは廻って踊る一つの意志 *雲のうえ* 私は天国を信じている 死後の安息などではない 今も頭上に確かにある 雲のうえの国のこと なぜなら 私は雨雲を日が赤く染めることを知っている スモッグの粒子を発光させることを知っている そこに星の海があることをしっている 灰色を透かして 私は天国をみる 736 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/13(木) 00 12 ID 5tXo1xdS New!! お疲れ様でしたー 679-681 神様になりたい 684 -落葉拾い- 685 死について 686-687 Lammtarra 688 線 689-691 自称・神との会話 692 (君は僕の神様だから) 693-694 めがみさま ごめんなさい 696 仏陀inゴールデン街 697 臨死体験 698 祈り 699-702 愚痴 703-706 チェリー 711 null-strings 714 生まれた生きた… 716 神様の有給 717 小さな神様 718-720 いん 721-724 衆生 725 /ベゴニア 727 たとえばラジオのようなもの 728 海 730 f (re-write) 731 735 *町とアラームと雨とワルツと天国* 732-733 苦しいときに神頼みする者への詩 734 今 以上26作品 審査期間は11月16日いっぱいまで(11/17 00 00直前まで) 737 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/13(木) 00 14 ID 5tXo1xdS New!! 736 ごめんなさい、レスアンカーミスです。 679-681 神様になりたい 684 -落葉拾い- 685 死について 686-687 Lammtarra 688 線 689-691 自称・神との会話 692 (君は僕の神様だから) 693-694 めがみさま ごめんなさい 696 仏陀inゴールデン街 697 臨死体験 698 祈り 699-702 愚痴 703-706 チェリー 711 null-strings 714 生まれた生きた… 716 神様の有給 717 小さな神様 718-720 いん 721-724 衆生 725 /ベゴニア 727 たとえばラジオのようなもの 728 海 730 f (re-write) 731 735 *町とアラームと雨とワルツと天国* 732-733 苦しいときに神頼みする者への詩 734 今 以上26作品 審査期間は11月16日いっぱいまで(11/17 00 00直前まで) 738 名前:730作者 [sage] 投稿日:03/11/13(木) 00 18 ID hCu3wRkN New!! ゴメンナサイ、1つミス訂正です。 ×岩波書房→○岩波書店 なんという馬鹿ミスを・・・・・・すみませんでした。 739 名前:はから~ミゅ☆ ◆xJjLgw4V6I [sage] 投稿日:03/11/13(木) 00 42 ID fIEVtYuc New!! 732-733 苦しいときに神頼みする者への詩 戻ってきてくれてありがとう!あなたの書く詩は今まで読んできたものの 中でも3本の指に入ります。どうしてかは未だにわかりませんが。 ……しかし今回のは前ほどのキレと着地のセンスが感じられませんでした。 単なる説教だけに終始している様子です。 でも、このフォームが目の前に現れてくれただけで、ただ感激です。 2点。 740 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/11/14(金) 00 46 ID SB3h4LUd New!! なんかすごい盛り上がってるね。 741 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/14(金) 16 23 ID QJocV+/W New!! 740 ちんこ? 742 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/14(金) 16 24 ID CPvovmis New!! 笑わせるな 743 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/15(土) 05 49 ID FaPx2mdO New!! 739 あきらかに自作自演や偏見などと言われるような見方ができる批評は 誤解を招くからよしたほうがいいよ。 744 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:03/11/15(土) 07 24 ID c+v76mzz New!! 採点で~す。よろしくお願いします~。 3点 697 :臨死体験 :03/11/08 23 23 ID 754foeIB 息を詰めて読んでしまった。落ちがちょっと甘いが文章は技術なのか?? 2点 689 :自称・神との会話 1 :03/11/06 13 59 ID uWlRkyIS これは掌編ではない。最後の一行のあたりのインパクトが光る詩だ。 詩だから、書きはじめの饒舌がちょっと残念 2点 693 :めがみさま ごめんなさい(1 :03/11/07 20 33 ID EKw+twiO おとなのための寓話かなぁ? つまらない快楽の叙事詩ささやかな言い訳? 2点 699 :愚痴1 :03/11/08 23 57 ID o4JJUX93 やめないでください。……神様……。 1点 679 :神様になりたい 1 :03/11/05 17 23 ID GXYaA+lv 力作。直線にせまりすぎたか??? 1点 685 :死について :03/11/06 02 23 ID au2GkXrT そうだ。死は生きているからこそ……。だから、私も時計が気になる。 1点 711 :null-strings :03/11/09 17 29 ID 6J6K2Xw/ なんか……わからない情景。 1点 725 :/ベゴニア :03/11/12 00 13 ID 7rjwqq9W なんか……わからない概念。 745 名前:楽して儲けよ!! [] 投稿日:03/11/15(土) 08 01 ID BWNGrKMw New!! 突然すみません。 セールで思いっきりお買い物を楽しむために、お得な情報をお教えします。 決して大金が入るワケではありませんが、小銭稼ぎには最適な情報です。 寝てても儲かる楽なこの情報は絶対やらなきゃ損です。 興味のある方は下記のメアドに空メールを頂ければこちらから情報を送ります。 ちなみに、やるかどうかは見てから決めていただいて結構です。 rakurakumoukeru@yahoo.co.jp 746 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:03/11/15(土) 21 36 ID aK+i8Z/c New!! かみかみかみ…ってわけで、審査結果です。 3点 731 735 *町とアラームと雨とワルツと天国* 「ピノキオ」にやられた。こういうふうに事も無げに世界を描出できる才能に は舌を巻くよ。さて、ここでの世界は、主に「閉じた」世界です。鯨の胃の中 だったり、「私」と世界との淡いつながりだったり。「アンビバレンツ」は、 太陽と月のことを表現したんだろね。 天国の詩は一見蛇足にも見えるんだけど、そこではじめて世界が開かれて、広 がりをみせるんだよね。そんな見せ方が魅力的でした、の3点。 ことばも絞れています。「雲のうえ」の2連めだけは、ちょっと類型的になっ て、まとめとしては弱いかも。 1点 696 仏陀inゴールデン街 仏陀の風体の表現もほしかったかも。これだけでも充分情けない仏陀ですけど。 703-706 チェリー やさしい気持ちにさせる。が、長過ぎる。 718-720 いん IN、韻、陰、印、因。軽い痛みを感じる。ことばの増殖が中途半端かも。 727 たとえばラジオのようなもの 世界観、好き。男がラジオを解体するあたりからが面白そうなのに…。 747 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:03/11/16(日) 21 55 ID Wy1lZ32k New!! 今日〆切でなかったでしょうか? 3点 699-702 愚痴 多神教の神の行動(というよりそれを説明する伝説)はとても人間そのものだよね。 意外と自分達が想像する上位の者の存在なんて自分達同様に不完全でしかなくて。 現代の人がギリシャ神話書こうとしたらこんなんでましたけど、そんな話。 正直、とても健全な存在であり全て歪んで生まれてきた彼らの物語なんではないかと。 2点 689-691 自称・神との会話 わたしにゃ現にこんな言動の友人がいるのですが(w まあそれはともかく、初めから唐突な仕掛けでよかった。終わりがちょっと簡単だけど。 やはり人間と変わらないもんな。というかそんなもんだ。自分的には多神教の方が好きだし。 1点 696 仏陀inゴールデン街 惜しいと思った。もう少しで完全に不条理の世界へ突入できた。 この素材とても使いやすいしおもしろいはずなので、あと少し捻りぎみに書いてほしかった。 748 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [] 投稿日:03/11/16(日) 21 58 ID Wy1lZ32k New!! いちおうageておきます。0:00をもって〆切のようです。 749 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/16(日) 23 55 ID tJmNwJbM New!! シメキリチョクゼンアゲ 750 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/11/17(月) 00 02 ID yytoSWnl New!! シメキリチョクゴサゲ 751 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/17(月) 00 04 ID Y6y5tw25 New!! スクナイカラゼンブノセチャエ 5点 699-702 愚痴 4点 689-691 自称・神との会話 3点 697 臨死体験 731 735 *町とアラームと雨とワルツと天国* 2点 693-694 めがみさま ごめんなさい 696 仏陀inゴールデン街 732-733 苦しいときに神頼みする者への詩 1点 679-681 神様になりたい 685 死について 703-706 チェリー 711 null-strings 718-720 いん 725 /ベゴニア 727 たとえばラジオのようなもの カクニンヨロシク 752 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/17(月) 00 21 ID EbrF8gE0 New!! ちゃんぷ、準ちゃんぷ あっています。 集計おつかれさま! 753 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/17(月) 00 27 ID Y6y5tw25 New!! 752 確認おつかれさま(*´▽`) チャンプ・副チャンプ大決定! チャンプ 699-702 愚痴 副チャンプ 689-691 自称・神との会話 拍手~ ヽ(゚▽゚ ≡ ゚▽゚)/ オメデトー ではチャンプは次のお題と期限を発表してくださ~い 754 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:03/11/17(月) 00 30 ID BPXMmzrK New!! 751-753 ありがとー。ちょっと用足しシテタヨ。 チャンプさん、準チャンプさん、おめでとー。 ついでといっちゃ何ですが、 *町とアラームと雨とワルツと天国* には、ぼくから特別賞をさしあげまーす。 755 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/11/17(月) 09 35 ID Y6y5tw25 New!! 雑談スレからお題頂戴しましたー 「ワイン」 期日は11月23日(日)いっぱい (11月24日月曜日0時0分直前まで あーややこしー) みなさんのワインセラーの中から とっておきの一本を味あわせてください ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/110.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 5th edition~~」の333-489 333 名前:馬鹿[sage] 投稿日:03/01/08 00 24 ID VSS9YleR 次のお題は「再」でお願いします。 334 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/08 00 32 ID /cXUn+3b では、早速第?回へと進みませう。 お題は「再」。 〆切は1月15日いっぱい(16日0時00分)。 ルールは 2-3をチャチャッと読むべし。 あと、準チャンプのお二方、よろしければHNを教えて!! >むこうの317氏 コテハン大辞典に今回のチャンプ作品を載せるにあたって、 作者名は「馬鹿」で、お願いします。 335 名前:道半ばにて終わりを迎えた者への詩[俺のことなどどうでもいい!] 投稿日:03/01/08 20 55 ID 1YlAITCy 『再』ッ! それは気合いの言葉である! 森羅万象において例外なく 始まりあれば終わりがある! 例を挙げるならば月並みだが 「生」と「死」! 「正月」と「大晦日」! 「いただきます」と「ごちそうさま」! 回避不可能ッッ!! しかし!しかしィッ!! その圧倒的なまでの強制力を持った『終』を跳ね返す! それが『再』という気合いを秘めた言葉だッ! さあ立ち上がれ!その道を再び走り出せ!爆走せよッ! いや待て!待て待てェィッ! 勘 違 い す る なァァァァァァッッッッッ!!!!!!!! たった今!貴様の脳裏によぎった 『リセット』などという甘っちょろい考え! そんなものは幻想だ!妄想だ! お前の脳が生み出した見せかけだけの母性に満ちた女だ! 甘えてみたい!だがその先にあるのは堕落のみッ! 『再』は便利な言葉だ… 一見初期化されたように見えるからな… だが…それまでの過程を抹消できるとでも思っているのかッ!! 失敗も背負えずに何が『再』だ! 目を背けず抱きしめろ! お前の一部だッ! そして女に頼るなッ!お前の道だろうが! 雄々しく道を行けばはるかにいい女が寄ってくる! その女も名前がカタカナだったらいいなぁ… …ええい!ともかく!行けぃ! 336 名前:再生[sage] 投稿日:03/01/08 22 30 ID +UZWAysl 心音-(三十秒間、胎児の息が途絶えるまで、そして赤子として生誕) 意味付けはやたらと簡単なこと 時差ということ、9時から10時へ 一時違えの自殺 沈黙を聞いた、受けなかったギャグの 男が女にぶん殴られたときの そして間違って風呂に飛び込んだときの 蝿 飲み込んでしまえ、銅染みのテープを 多色刷りの煉瓦、赤と青と緑で構成される 茶色へと分解して ステレオフォニックの記号へと すべてをSONYとPANASONICで 分割する。 震えるだけのスピーカーは 空気にとけないで 鼓膜を刺激して やぶれるくらいの 沈黙を聞いた 梗塞は、1次違えの2次元の心音 3次元までの60分を アンビエントを脳内で 掻き、均す、叩け、とナパームノイズが しづかに 337 名前:ぼくらの恋の再放送[] 投稿日:03/01/08 22 38 ID 0/PKy9ZZ ホラ TVをご覧 僕らの恋の 再放送 記憶の下のほうに埋もれていた あの日々を掘り起こせば 毎週水曜日だったね 君は先輩の背中を追いかけて いるフリをしながら 僕を追いかけていたよね イチゴのショートケーキ 二人で食べた時 イチゴは一番最後に 食べるんだって ドラマみたいな 喫茶店のテーブル クリームのついたイチゴが ひっくり返ってたっけ 君の笑顔を虚空に描くと いま 胸が張り裂けそうになるんだ ホラ TVをご覧 毎週金曜日 ぼくらの恋が 再放送している 君の笑顔が はっきりと映し出されているよ もう ぼくは あんな風に女の子の唇を光らせること できないけど 君もどこかで 見ていたら ぼくの目に映った君 輝くイチゴの唇 どうか 胸のロケットに収めて ぼくの知らない町 歩いていてくれないか 338 名前:№ Again[] 投稿日:03/01/09 00 24 ID xx6pG0tM 流れて来たのは死体の方なんだ あたしはただ岸にかけた爪 マニキュアの心配してただけ 餓死のくせして頭突きして来やがるから 肘で沈めてやった 脅して来たのは牛の方なんだ あたしはただ甘過ぎないチャイ カップが汚れてないのを探してただけ 神の癖して骨浮かしてやがるから 息で飛ばしてやった 脚を引っ掛けて来たのは奴の方なんだ あたしはただあたしが振った男 最後のかけで死んだ真似してるのを笑っただけ 仰向けのくせして Don t Mind とか言うから 踵で踏んでやった 339 名前:№ Again[] 投稿日:03/01/09 00 25 ID xx6pG0tM 腹の減った声で言いやがる Love Me Again あたしだって減ってるんだ 知った事か 見下ろして Don t Mind うっかりしてたのはオヤジの方なんだ あたしはただささやかな注文 誤魔化しの砂糖で指を汚したくなかっただけ 白髪も無いくせに溢しやがるから 顎で怒鳴ってやった Don t Mind № Again それを言いたいのは あたしの方なんだ 340 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/09 06 03 ID kXB8/1yp 再々馬鹿をバカにしてはみるものの馬鹿が馬鹿をバカにしているのではとの不安に悩まさ れつつなんだ馬鹿なんだから馬鹿じゃない奴でもバカにしても笑われるだけじゃな いかと適当に開き直りいろいろな奴をバカにしてみたところ皆馬鹿なのが判明してしまいこ れじゃまったくシャレにならんよなどうなっとるんだ今の日本はなどと悪態をついては細 々とラーメン屋台を引いてみたい気もする寒い今日この頃お元気ですか?しやわせです か?とふと清水由貴子など思い出して懐かしのスター誕生を振り返ってみる事もな きにしもあらずといったところだが果たして一回もプレートが上がらなかった歌手志 望の有象無象は平凡な毎日を送っている面子が殆どなんだろうか?などと愚にもつかな い事を頭蓋骨の向かって右側で描いてみるようなそんなもん。 341 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/09 06 05 ID MNK59t0e 糞スレの皆様に、作曲家・岡田克彦ファンクラブからのご案内です。氏のホームページ (URL;http //www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/1091/)に新しいエッセイ 『2ちゃんを侵す「老害」に関するコメント』が掲載になりました。 (URL;http //debu1957.hp.infoseek.co.jp/essay53.html) 非常に的を得たエッセイですので、2ちゃんねらーは全員読みましょう。 342 名前:再起動[] 投稿日:03/01/09 07 14 ID EcPoFT9B 僕はPCのゼンマイを巻いた 妹は歌いだす グルグルカタカタカッシャン グルグルカタカタカッシャン グルグルカタカタカッシャン グルグルカタカタカッシャン ゼンマイオフ オフ オフ 妹は歌うのを止めた 弟は踊りだす グルグルカタカタカッシャン グルグルカタカタカッシャン グルグルカタカタカッシャン グルグルカタカタカッシャン ゼンマイオフ オフ オフ 弟は踊るのを止めた 343 名前:再起動(2)[] 投稿日:03/01/09 07 16 ID EcPoFT9B 警告音がする フリ-ズ フリ-ズした 病気だ病気 お爺ちゃんの首が回る 壱回 弐回 参回 360度回転 お母さんも病気になった 胴体大回転 お父さんも病気になった 手首足首大回転 再起動 警告音が止まらない 時計の秒針も 車のタイヤも CDも 地球も 原子さえも みんなみんな回っている オフ オフ 344 名前:再起動(3)[] 投稿日:03/01/09 07 16 ID EcPoFT9B まだ警告音は止まらない 母親は生まれてきた子供のゼンマイを巻き ゼンマイが止まれば人は死ぬ 火事はゼンマイの摩擦で起こり 台風はゼンマイの旋回で起こり 落雷はゼンマイの帯電で起こり 地震はゼンマイの振動で起こる オフだ オフ それでも警告音は止まらない エ-ヒトトイウジハ- ヒトトヒトガ…オフオフ オフ オフ オフオフオフオフ 頼むからオフ オフ グルグルカタカタカッシャン 警告音は止まった グルグルカタカタカッシャン 僕は止まった グルグルカタカタカッシャン 再起動 345 名前:再愛[] 投稿日:03/01/09 14 14 ID CuWPHqqw これよこれこれと過ぎて行く 時はこれなの すぐあれになるの(ねぇ、見て?) あれが愛という名をつけられて光っているわ あれが欲しいの もう一度欲しいの(ねぇ、取って?) この視線いっぱいおろした肉の上にあれを塗りたくるの いいえごめんなさい、もう我に返らなくちゃ 愛しあって燃やし尽くしてしまったら あとはもうこれがあるだけね きっと再び愛なんて名を取り戻すのは 思い出し笑いをする頃になってからなのだわ じーさん、再愛しましょう じーさん、子の産んだ孫はぷよぷよ どんな愛も結局は無駄だったわ あなたたちに出会うまで、ね じーさん、再愛しましょう じーさん、三十代目の子犬が産まれた それはあれで、あれはこれ ああ、私はあなたを愛しています どうか、それをここにあれしてくださいませ ああ、私の肉はぷよぷよ 346 名前:restart![] 投稿日:03/01/09 19 05 ID 0I5/hNV3 restart! 引き籠もりの僕をやり直したい? それなら 夢などという聞こえのいい薔薇は握りつぶせ 手のひらに棘がささろうが知ったことか 溢れ出す涙だけが本物だ 靴紐を結び直せ さあ蹴りまくれ 蹴って! 蹴って! 蹴り破れその子宮!! いつまでも澱んでんじゃねぇよ馬鹿が!! でっかく風穴あけてそのぐちゃぐちゃのごちゃまぜから自分引きずり出せや そして殴りにいけ! 己自身を!! restart! 他人のせいなんて腐った果実は甘かろうが腐れは腐れ 叩き潰せ 潰せ! 潰せ! 潰しまくれその面皰! いつまでも吠えてんじゃねぇよ犬!! one! one! one! 世界でただ一人の僕がどうしたよこのボケナス!! 肥大した自我なんぞ捨てろ捨ててしまえ そしてナイフの手入れが終わったら 刺しにいけ! 己自身を!! いっぺん死んで出直してこいや! restart! 347 名前:無名小説[sage] 投稿日:03/01/09 21 12 ID qwvZLEx6 わすれないよ (わすれたいよ) (わすれたいの?) (わすれないの?) 348 名前:無名小説[sage] 投稿日:03/01/09 21 13 ID qwvZLEx6 すみません。 コテハン名出てしまいました。 取り消します。 349 名前:恋はジェットコースター[sage] 投稿日:03/01/09 23 48 ID RVI3tEgH 結局のところ しあわせ保存の法則とかいって カッタ カッタ カッタ カッタ と 登りきったところから終点まで 長い距離と時間を費やして 落下するだけ 好きな人は 何度も乗るよね 350 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/10 00 50 ID LuKDbZvB 335 名前がカタカナの女って、たとえば「チエコ」とか。。。 僕の過去の失敗をリセットできないのは、彼女のせいですかね。。。 やっぱ「目を背けず抱きしめ」るべきですかね。。。 336 心音をイメージ化したのか。あるいは沈黙と化したノイズについて語っているのか。 「しずけさや岩にしみ入る蝉の声」ってことなのか。 音楽についての詩ではあるが、音楽と化した詩にはなってないと思った。 337 もっとドラマチックな展開を期待したんだけど、そうでもなかった。 こういう素材は、度が過ぎるくらいがちょうどいいんじゃないかと思う。 綺麗にまとめず、この空々しい設定を暴走させてもよかったのでは。 338-339 これはインド日記、なのか? 言いたいことを英語にして、言葉への嫌悪感を強調してもいるわけだな。 強さと弱さと両方かっちり書いて、とても共感できた。 340 よくここまで下らないことを書きながら、 一抹の真理を語っているようなふりの微妙な詩を書いたものだと。 僕はおおかた左側で書いてるから、楽しめました。 342-344 惜しいことに、オチを見通せてしまった。 「頼むからオフ オフ」の焦燥感みたいなのを、粘っこく書いてあれば面白いかと。 あるいは再起動し終えた世界について。 345 面白い。「それをここにあれしてくださいませ」か。 貞淑かつ壮絶な再愛ですな。 「思い出し笑いをする頃」ってつまり死後か? 351 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/10 00 51 ID LuKDbZvB 346 はたしてこれを読んだ引き蘢りに対して、どれだけの力があるか。 それはちょっと分かりかねるが。なんとなく、引き蘢りに対しては、 肥大化した自我を死ぬほどくすぐった方が効果はあると、元ヒッキーとしては思う。 347 これは、タイトルによって魅力的にもダメにもなりそうだ。 無題なのは、いかにも惜しい。 本文だけではあまりにニュートラルな気がする。 349 淡々と、ごく普通に、納得。 語り口に押し付けがましさとか奇抜さがないから、いい。 「しあわせ保存の法則」ってのもいい。 352 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/10 00 54 ID LuKDbZvB 今回のお題は「再」です。 〆切は1月15日いっぱい、 16日0時になったら終了です。 ルールを読みつつ、がんがん投稿して下さい。 なんかよく読んだら前回、〆切が途中で1日延びてたようだが。。。 353 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/10 01 22 ID xOR+KNgn 335 うーむ。性懲りもなくシリーズ化させやがったか。。。 しかし、前の回のより、いいな。最後から二行目に入ってる語り手の 三枚目っぽいボケがピリッと効いてるな。しかしその分、共感する奴への 説得力は半減したかもな(笑)。しかし「生と死」は強引な解釈すれば まだわかるが、「いただきますとごちそうさま」とかって、気合いで するもんなのか? 336 鼓膜が破れそうなほどの沈黙ってか。それが心音?うむ、理解を拒みやがるな。 それでも妙に納得させられるものはあるのが不思議だ。言葉遊びみたいなのも おもしれぇな。「蝿」のあとに「飲み込んでしまえ」は、ドキッとした。 んー。やっぱり音の再生なんだろうな。 337 むう。野島伸司か? フカキョンなんだなッ!? そうだろうッ!? TVドラマ「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」によく似た シチュエーションを、あのドラマの先まで書いてる感じだな。 TVの中で自分たちの恋が再放送されているというのは、なんだかおもしろかった。 338-339 二連目までのインド風味が、その後の風俗勤めのお姉的(と、俺は読んだ) 現代日本風味に、どう繋がるか。なんだか魂の叫びのようなものは感じる。 すべての魂はインドに通じているのか。俺もよくわからんことを言っている。 とりあえず英語の台詞がおもしれぇ。と、それだけ言ってみる。 340 これまたシリーズ化か。おめでとう! で、今回の着地は、ちょっと 説明的になっちまったかな。すごく漠然とした説明なので、べつにいいのかも しれんが。全体的には作者の連想に乗せられて行くようで、時間を一気に 旅行する感じ。って、よくわからんが。 354 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/10 01 23 ID xOR+KNgn 342-344 パソコン詩か。。。俺にはフクザツな理由あって、馴染みの薄い世界だ。 PC使ってない俺から見ると、ちょっと読むのが苦痛になるところはあるな。 でも、不条理系ギャグみたいでおもしれぇところもある。 ちと、俺には評価難しいわ。すまんな。 345 これだのあれだのと、入って行きづらいなオイ。 最後3連が弱かったかな。 346 俺、中学生の時、そんな感じの詩を書きまくった。多感なお年頃って、 すぐに自殺したがるよな。だからそんな自分を戒める目的で、自殺は いけない、みたいな詩を書きまくった。でも、全然効力なんてなかったのな。 頭で考えてわかってることなんて、実際に体験してしまうとどうしようも ないことの前では、無力だったわけで。この乱暴な応援歌みたいな詩も、 平静な時に読めば共感とか得られるだろうが、現場においては無力だろうな。 One!One!One!とか勢いは買うぜ。 347 っつーか、どのあたりが「再」なのよ?? 投稿、取り消す? 取り消すんなら、おっけーよ。 そのままでいいなら、コテ名出しも最初の1回だけは違反にならんから、 そのまま投稿作品として扱うよ。どっちにする? 返事してね☆ 349 うん。そうだね。しかし、かなり遠くから見ちまってんな。 遠すぎて、絵にも何にもなってねぇぞ、オイ。お前は世界の果てにでも いるのか? ジェットコースターには乗ってねぇのか? もし乗ってんだったら、そん時の気分とか教えてくれよ。 355 名前:誰もいない葬儀[] 投稿日:03/01/10 01 44 ID j4G80NgP 死体を見に行った その死体は鉄の塊だった 上を見上げると 錆びた屋根の裂け目から灰色の空が見えた 刀傷みたいだった ぽたり と一縷の滴が頬に落ちた 涙のようだった 再び動くことは無いだろう 見渡せば 巨大な溶鉱炉が目に入った かつてはここに 紅い血が流れていたのだろう 吹く風に混じって 錆びた鉄粉の匂いがした 血の匂いに似ていた 再び動くことは無いのだろう 振り向けば灰色の雲を背に 風葬された死体が 静かに横たわっていた 吹く風に舞い上がる 鮮やかな花びらが 散華のように見えた 356 名前:347[sage] 投稿日:03/01/10 01 54 ID N4iZahUq 申し訳ないです。投稿作品として扱ってください。 題「こだま」です。 357 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/10 01 58 ID xOR+KNgn 356 らじゃ!!了解しますた。 358 名前:匿名投稿でお願いします[sage] 投稿日:03/01/10 09 15 ID tGNXwQM9 今回のお題は「再」です。 〆切は1月15日いっぱい、 16日0時になったら終了です。 ルール 2-3を読みつつ、がんがん投稿して下さい。 359 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/01/10 11 44 ID bM8J4rlV 342-344 ゼンマイとPCとか語のミスマッチなおもしろさで。 それが感じられないと辛いかも。私は流し読み。ごめんなさい。 345 「これ」「あれ」の意味はとりあえず保留して読むのがいいかも。 「これ」=時、「あれ」=愛、と固定してみても、あまり意味なかった。 固定できないものだから「これ」や「あれ」? いろいろと変化していく感じで、6-8連目には老後のシヤワセみたいなの感じた。 でも「私」は若い感じだと私は思った。どう思う? 346 ナナメ読みでもだいたいの内容わかる。 でも、じっくり読んでみた。こういう文体すき。 読み終わった時に「そうだそうだ」と「いいや違うね」が分かれそう。 347 題名は「こだま」。見たままその通り。 でも、こだまがどんどん違うことばになっていくところが おもしろかったです。 355 なにかの工場だった建物?いまは死体になった建物。 それを建物の中から見ているひと。自分の心情をたとえている? 最後の連だけ外からの視点。静止していた世界にやっと動くものとして 花びら登場。「再」はないだろう。 360 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/01/10 11 59 ID w/LEO7+S 失敗。はじめのほうのが消えちゃいました。もう一度。 335 いっきにスラスラ読むのがいいかも。 「カタカナの女」=「リセットさん」? うんうん頷きながらでも、エラソーにと反論しながらでも。 私は中間。あなたはどっち? 334 意味を考えながら読むからわからないのかも。 語のイメージだけを追ってなんとなくの感覚で。も、やっぱり よく掴めない。ごめんなさい。 335 恋愛詩。でもきらいなひとでも読めるかも。 リアルとTVドラマの世界が溶けあって変な感じも。 イチゴすき。すきなものは一番最後に食べるほうです。 338-339 どんな女の人か想像しながら読んでみました。 家にいる時はチワワとか抱き締めててあんまり動かない人。外では 大人しい女の子とかから「行動力のある人、憧れるなぁ」とか思われてる人。 私はこんなイメージ。あなたはどう? 340 一語一語にこだわらずバーッと読むべき? 読んだあとには何も残らないのがいい? なんとなく他人のとりとめない意識に乗る快感なのかも。 361 名前:あきづの二飛び[] 投稿日:03/01/10 22 26 ID qFnmg7qw あきづの群れか 雪もちらつく夜に 山に向かつてゆくか めづらしいものを見たものだ あれはあきづの二飛びでございます 見たことがおありでしょう やわらかいぢめんに点々と あきづのなきがらが転がっているのを いつのまにやら失せてしまうのは 喰われるからではなく 朽ちるからでもなく かのように再び 山へ飛んでゆくからなのですよ 群れているあきづは ぼおとほのかに光つて あたかもほのほのようでもあるな あはれな残りよ それはそうです 人さまがくたばったのちに たまとなって果てるのと おんなじことわりですから 362 名前: 2[] 投稿日:03/01/10 22 27 ID qFnmg7qw あきづの向かう山には なにがあるんかな なんのために飛んでゆくんかな ほのほはいづこに失せるんかな なんもありゃしません わかるよしもありません あきづの思いなど 知ろうとすらおもいません 363 名前:鋏[] 投稿日:03/01/11 00 10 ID jkmR+Yi5 『チャン、チャン』という文字にすると間の抜けるが 実際は重厚であるシンセサイザ音が合図となって 僕は冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒子のように黒い 顔の男に挨拶し続ける 「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」 もうあの夜には還られない 今となってはどれだったかを思い出せないでいるあの夜には 母さん。 僕のささやかなウイーク・デイ・ブレイクは 「96式B」と刻印された鋏に切り取られ Bは”暴挙”の略としか思えないよ 母さん。 『チャン、チャン』という文字にすると間の抜けるが 実際は重厚であるシンセサイザ音が合図となって 僕は冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒子のように黒い 顔の男に挨拶し続ける 「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」 もうあの夜には還られない 今となってはどれだったかを思い出せないでいるあの夜には 母さん。 僕のささやかなウイーク・デイ・ブレイクは 「96式B」と刻印された鋏に切り取られ Bは”暴挙”の略としか思えないよ 母さん。 『チャン、チャン』という文字にすると間の抜けるが 実際は重厚であるシンセサイザ音が合図となって 僕は冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒 364 名前:ふたたびレモン[] 投稿日:03/01/11 00 51 ID Ww2IVYNh オレンジやピンクの コミックスに囲まれた部屋で シロメとヒトミの あいまいになる恋をしていた あなたはどこにも いないから わたし 慣れない手つきでレモンをかじった あのとき うまく かじれな かった レモンは間違って甘く 苦汁は部屋の外でだけ ひろがった やがて 降るものは何もないのに 雪は積もりはじめ 紺色の制服を着せられたわたし ひとりぼっち さくさくと雪の上を 黒い制服のあなたがやってきて わたしにレモン手渡して そのまま擦れ違っていった あのとき うまく か じれなかった レモンの皮は 口のなかで痛いほど酸っぱくて わたしは泣かされたように 走りだしてしまった 365 名前:_[] 投稿日:03/01/11 00 51 ID Ww2IVYNh 数えきれないレモンをかじった 歯の先から殺されるほどのレモンをかじった いつかは うまく かじ りたい と願い そして 太陽は輝く銀と 匿された陰を育てつづけ 果てまでも雪になった世界で わたしは 日焼けに痛む足を 雪の下に隠して きっと一番好きなあなたと出会った ふたたびレモン ふたたびレモン がりりとかじるのが よいとわかってきた がりりと うまく かじ ったレモン は爽快に飛び散って 雪に黄色く おしっこの染みをつくり わたしはそれ見て 泣いてしまった 366 名前:漆黒の小馬鹿 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/01/11 01 55 ID +WJIhpHE 批評の定義も知らない小馬鹿の観点から。 斜め読みというより3秒見た感じ、でも真剣です。 335 人間だすごい人間だ人間がいた 336 脳みそはボケ老人になったら つまらんな 337 スプーンだ 素敵 下からすくえた けど救えてはないかも 338 そっか 340・・じっくり読みたい欲求にかられたので飛ばします 342 クラスで人気者 芸人目指したけれど売れない 345 素敵 346・・保留。 347-348 二部作 349 締め切りギリギリまで粘って最高傑作書いて 350 生命だ 発芽しちゃう 353 355・・保留です、 359 何千年前からも今と同じ雪が降ってて きれいだなって 口あけるんだ 361 パスです。悪い意味でなく。 363 電車のなかで 空き缶が転がってる時 どうリアクション 364 かじ 367 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 16 17 ID vX5IFM8Y 359 流し読み? ちゃんと読まないで全ての詩を評価してるわけ? あんたみたいないいかげんなやつはこの板にいらんよ。 偏った趣味や主観で評価してるやつのほうがマシ。 どれもこれもくだらない詩だって事は認めますが。 あ、ちなみに 359君の詩が一番さぶいんだけどね ぷっw 368 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 17 49 ID W0NIZOS+ 367邪魔 369 名前:グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 [] 投稿日:03/01/11 18 04 ID Aae7ZZoN 367 お前、タイミングが悪すぎるんだよ。 これじゃあ、まるで俺が「名無し」で書き込んで批判してるみたいじゃんかよ。 俺はな、人を批判するときもな、絶対にコテを出すよ。 神に誓っても良い。 もしこれがウソだったら、「俺は明日死ぬ」よ。 「交通事故」に遭ってやるよ。 天罰を、きちんと受けてやるよ。 もう詩板には2度と現れないと思っていたが、これだけは言わせてもらう。 「俺は好きになった人に対して、そんなことは絶対言わない」 しいなさんがこれを信じるか信じないかは、どうでもいい。 とにかく、俺は 367と、同一人物ではない。 以上だ。 あと最後に、 367に言いたいことがある。 「死ね」 「マジで死ね」 「天罰を受けて死ね」 「明日死ね」 「死ね」 「死ね」 「死ね」 370 名前:初物好き[sage] 投稿日:03/01/11 18 07 ID W0NIZOS+ 369邪魔 371 名前:グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 [] 投稿日:03/01/11 18 09 ID Aae7ZZoN 370 「邪魔」で、OK!! 372 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/11 18 14 ID vvj2mbRR お前ら、このスレ専用の雑談スレっていうのがあるの知ってますか? ageてあげるからそこでやりなさい。迷惑です。 373 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/11 18 18 ID BHGe1o9J しいな何とかちゅうのはともかくとしてもだ。ちやほやされて実力ね~のにチャンプになっちゃったのもいるしな。 374 名前:母へ[sage] 投稿日:03/01/11 18 27 ID fVsTYqFC 母さん言い忘れていたことがありました もう一度会えたら 言わせてください 母さん料理が下手でしたね 僕が喧嘩して遅く帰ってきたとき クリームシチューを作ってくれましたね まずくて でも温かくて 涙が出ました もう一度会えたら また作ってもらいたいです 母さん編物が得意でしたね お父さんの手袋 妹の帽子 二人とも喜んで身に付けていました けれども僕は薄緑色のセーターを 母さんの前で一度も着ませんでした もう一度会えたら その時はあのセーターを着ていきます 僕は今まで知らなかった 母さんがいなくなる時が来るなんて 母さんもう会えないのでしょうか いつかまた会えるのでしょうか 母さん言い忘れていたことがありました もう一度会えたら 言わせてください ありがとう 母さん 375 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 18 36 ID BHGe1o9J おっとと。いや参った。自分で突っ込んどきながら間抜けだが、しいななんとかの詩は「間になんたらでています」しかしらんもんでね! 376 名前:ハリケーン(1/2)[sage] 投稿日:03/01/11 19 08 ID 9FTO8WJh 夜に突き刺さってゆく闇の息吹きを切り開いて 窓の外に嵐がきた 道路の上に雨が落ちはじめ 堅く閉ざされた商店の戸を叩いた 渦巻く大気が雲に吸い込まれ 水滴の銃弾を地上へふらせた 勢いをなくした小さな水滴がガラスをつたって 窓枠の外に溜まる 八階から覗く世界では笑顔の立て看板が空中でなぶられ 地面にへばりつく人間や車や屋根の上から 小さなかけらを風が奪い取って巻き上げる 柄を握る手から紺色の傘が奪われ 身を晒す古木の葉が巻き上げられる 逃げ場のない猫の頭から思考が奪われ 家をめざし、からだをまるめて歩く老人の感情が巻き上げらていく 風は一晩中吹き荒れ 暗い空はかけらたちで込み合う 377 名前:ハリケーン(2/2)[sage] 投稿日:03/01/11 19 09 ID 9FTO8WJh やがて空中で分解し、風に溶け、それらはみな塵になって 大気に混じり薄く発光する雲に吸い上げられ 雲をも突き破った粉塵が遠い太陽に焼かれてまた地上へと落ちてゆく 自分の体をなぎはらい 暗雲が立ち退いた空に、昇ってゆく朝日が顔を出し 嵐のあとの街を一様に照らして 地上に残った水分を蒸発させる 街には今も少しずつ粉塵が降り注ぎ地面に覆い被さる 光は窓からも差し込み 部屋の中のひとつひとつを鮮明に浮かび上がらせ 残された頭ひとつをも動かしはじめる 378 名前:4th ◆HdqTLODCXU [sage] 投稿日:03/01/11 22 24 ID qYwF9m3I 342-344 全てが止まっている 自然界もびくとも動かない世界、風も吹かない太陽も一方向からの静かな世界を巻いて巻いて一回ずつ巻いて生きていく。明日はやってこないとこから始める生きざまも 379 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/11 22 41 ID den+6dWh 看板通りの猛者が集う要地 私は空き巣の様にコッソリと書き込み 犯罪者の様に機敏に逃げ 隠れ家に潜み批評を恐れ 書き込みを後悔する日々を送る そんな私はA型だ。 380 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 22 52 ID k0sYFyj1 プ 381 名前:西日の中でいくどとなく呟いたこと[] 投稿日:03/01/12 00 22 ID fDWZBFVJ くりかえし くりかえし 自分に言い聞かせてた言葉がある 何度も 何度も 自分に言いつづけてきたうそがある 人ごみの中 教室の隅 愛想笑いの裏 西日が伸ばすたった一つの影法師 さみしくなんかない 382 名前:ななほし[] 投稿日:03/01/12 00 24 ID gvHNKB9Y 361-362 あきづの二飛び < 二度飛びだと思ったら、……。 ラーメンかそばか……つながっていて美味しそうで、意味を飲み込もうと すすってしまうようないい文体。 なんかわからないけど、死んだあとの意味が集まる聖地(やま)かあるのね そういうところ、あってほしいと思う。思うからすすってしまうラーメンが美味しい! 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:03/01/12 00 39 ID MheqOIqM 361-362 情緒あふれる文体の成功例ですね。トンボの亡骸が山に向かって 飛んでいく幻想的な光景をあますところなく綴っています。ぼうとかすかな炎 が、確かに見えます。徹底した童謡調は、最後は崩してみてはどうでしょう。 363 ん、フィルムかな?フィルムのように日常が切り取られて、アタマと シッポがつながれたのかな?そんな感じで読みました。現代小説風の乾いた テイストがステキです。最後は小さくなって、粒になっちゃうんだね。とする と、少しづつ小さくなっていくコピーかな? 364-365 上手いなあ。恋の経験と同じだけのレモンの味、ってやつですか。 「かじる」行為を2行に分けるところがニクい。本当はレモンの皮は農薬だら けだから齧っちゃダメですよ。数えきれないほどのレモンをかじる必要があっ たのかどうかは、疑問。必然性を感じませんが…。 384 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/01/12 00 45 ID emS+5Qzq 363 「鋏」 グラグラするような感覚を狙って書いたものだと思うのですが、あまりそういう感じはしなかった。 言葉ひとつひとつが独立しすぎていて、その奥にある物語をほとんど読み取らせないのせいだと思います。 もちろん、僕の読解力不足もありますが。それでも、読み取れるキーワードは「トラウマ」? 364-365 「ふたたびレモン」 ところどころ言葉の意外性に溢れていて面白かったです。そして、それがさりげなくて押し付けがましくないところがいい。 「わたしは泣かされたように」何気ないけれど、凄く良い表現だと思う。 「レモン」も「あなた」も比喩というか、何か漠然としたものの象徴のように読みました。 良くも悪くもどこか視野狭くて片寄った印象。最終連は読み取れませんでした。 374 「母へ」 再び会えたら、の「再」。そして、実際には訪れることのない「再」。 あるいは、「僕」はまた会えるとも思っているのか、作中の言葉だけでは判断できないけれど、 書かれていない「再」への思いが伝わってきます。挿入されているエピソードは、ありきたりすぎると思う。 385 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/12 01 01 ID MheqOIqM 374 実話かなあ。亡くなったのか、いなくなったのか、どちらともとれる 構成ですね…。もう少しだけ加筆するだけで解決すると思うんですけどね。 目新しいところはないんだけど、素直な感情は伝わってきます。 376-377 ちょっと待った。これは作者が、描写力のある、力量を持った人 だと思うから言うんですけど、この詩はまだデッサンの段階ですよ。ハリケー ンが何かを暗喩してもいない、ハリケーンの襲来による音、色のコントラスト も明らかでない。ただハリケーンの襲来と周りの世界の描写に終始しています。 ここから何かを始めたい、ですね。がんばってみて。 381 ああ、余韻があるねえ。いいねえ。これは私見なんですが、「さみしさ」 は、古今東西の物書きがテーマにしてきたものだけに、「生きるさみしさ」ま での昇華を期待したいんです。そうなると、3連目の描写を変えることになります。 386 名前: 「悪くない」[] 投稿日:03/01/12 03 28 ID 25UCcfo9 思い出したくもないことを 思い出したよ 悪いことじゃない。先のことは茫々砂漠でも 分かる人には分かってる 見える人には 見えている 迷うことなくほかを見ればいい。 悪いこと思い出すのも。 悪くない 背中丸めてると 見えないもの 電線。 吹きっさらしの風に吹かれて ほこりっぽい街かど ずーっと遠くま霞んでいる 背中丸めてると 見えないもの ガラス窓。 でっかいビルのっぽのビル 冬の陽ざし浴びて 光ってる きらきら ぬくぬく 背中丸めてると 見えないもの 人生。 人生 思い出すのも 悪くない。 387 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/12 10 32 ID ZJyMEiGE 345 指示代名詞と「愛」の多用が詩を「ぷよぷよ」に弛緩させたという印象がある。 361-362 昔話でしか知らないはずのその昔への郷愁をくすぐる日本的な詩という印象を受けた。 「二飛び」の「二」が生のしがらみからの「脱皮」の快感を倍加させた。 対話形式の詩の「あきづ」のことを知っているらしい偶数連の話者のニヒルぶりが 詩に奥行きを与えた最終連がいいと思った。 364-365 仮レモン→初レモン→不特定多数のレモン→ふたたびレモン。 恋の酸っぱさをレモンに喩えた。 白い雪の背景にレモン色が映える。 「うまく/かじ」れた「ふたたびレモン」の 再び泣かせた「おしっこの染み」へのダイナミックな急展開(>最終連)が 恋する女心の複雑さを読者に伝えるには充分すぎてよかった。 388 名前:戦い[] 投稿日:03/01/12 14 00 ID CJDloa4N 僕等はとりあえず100円引きからはじまって やがては200円 300円 性懲りも無く どんどん値下げしやがってそれでも売れる奴は おばちゃんの心のガッツポーズとともに籠に入れられて そうして最後手段に半額にされたら スカスカの棚の中で凍えながらうらみながら けれども最後は作り笑顔で売られていく さよなら僕はもう行くが 君は笑顔を忘れないで プレミア プレミアがつきたい ありがたがられる存在になりたい 私は今日も五時を待つ 389 名前:再の空白[] 投稿日:03/01/13 00 16 ID 40YG4ypf 【問3】各2点 次の空白に、適当な感じを当てはめなさい。 ①私はまるで『 』眠術にかかったように繰り返した。 ②『 』低だと分かっていながら、口にしてしまった。 ③どうかしてると自分でも思う『 』三の自己嫌悪も刃が立たない。 ④好き。好き。『 』度口にしたのには理由がある。 ⑤既存のそれが果たしてこの感情に適切か、心に反響させて問うてみたのだ。 『 』近気ようやく結果が出た。私はあなたが だ。 「はい注目!3分聞いてくれ。 【問3】の質問な、これ「感じ」入力ミスな。 ま、分かってるとは思うが訂正しといてくれ。 次!⑤の最後の行。印刷の加減で消えてるが 問題に影響は無いので気にすんな。 そんじゃ精一杯やるんだぞ。 時間余っても裏に落書きすんな。見直ししろ。」 「やった俺、全部「再」て書いたら2点あるよ!」 「そおいう意味だったのか?【問3】の質問。」 「お前、どおいう意味だと思ってたんだよ・・・。」 390 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/13 00 21 ID 9hogaG5F 347 ひとつひとつ意味を考えて読むとわけわからんが、音(こだま)として 響かせてみると、結構複雑な響きが生まれるな。無意識も含めた心理描写かな。 355 お題を逆手に取ったな。退廃、つーか、色即是空、つーか。なむなむ。 がらーんとした空気は伝わってくる。4連目「血」の重複は気になったな。 361 あきづ(秋津)=トンボの古名なのね。演劇の台詞がうまく詩になっちゃった感じ。 363 タイトル「鋏」で連続してキリがない詩の一部を切り取った感じだな。 繰り返しの毎日。というよりも、床タイルの無限にリピートするかのような あの模様を思い出した。「粒」で終わってるのも、なんかショッキングでいいな。 なかなか好きだ、コレ。 364-365 うひっ☆少女マンガなのかッ!? あひっ☆てれてれ~~~。。。 とか読んでいたら、最終連にやられた。虚構みたいな世界がそこで 一気に美しくけがされた感じ。 366 374 すべてお二人さんに言われてしまったのでコメントすることなし。 391 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/13 00 22 ID 9hogaG5F 376-377 うまいな。日常的なものがすべて上空へ巻き上げられて、嵐が止んだ その後に残された光景か。最終行の「頭」が何だか物凄い存在感だな。 全体的にすんごい力。ひとつひとつの言葉に力。「再」が使われて いないのにかかわらず、ちゃんと「再」が最後にある。言葉ではなく、 実感として。。。ところで、タイフーンではないのね。ふむ。 379 同じくA型の俺様を見習ってうぬぼれろ。 381 シンプルでいいっすな。「西日」ってとこがミソだな。 386 うむ。最初2行でなんだかわかっちまった。詩を書くよーな奴には 大概わかっちまうだろ。悪くはないと思うんだが、いまいち観念的つーか、 説教的っつーか、そんな感じはするな。気持ち悪い改行もカッコつけ以外の 効果があるとは思えなかった。 388 ぷはは。なんだろう。ハンドバッグかなんかだろうか。それの擬人化。 おもしれぇし、「再」も感じるんだが、その「再」が弱い感じなのな。 あと、最後だけ「私」なのは、なんだかノれなかった。 392 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/13 00 25 ID 9hogaG5F 今回のお題は「再」。 これをテーマに詩を書いてくれッ! もちろん、通りすがりのあなたでも、どなたでも参加OKだッ! 締切は1月15日いっぱい。←(また間違ってたら誰か突っ込めッ!) ルールは 2-3をパッと読むように。名前欄には「タイトル」を入れるんだッ! ぢゃッ! 393 名前:言葉隠して[] 投稿日:03/01/13 04 01 ID JZvFUjpY この紙の右半分にマルを描いてみて もちろん道具は使っちゃダメだよ、君の手で書くんだ じゃぁ次は左半分に右と全く同じマルを描いてくれ ちゃんと描けたらまた会おう さようなら 394 名前:一言だけ。[sage] 投稿日:03/01/13 14 03 ID eNQNd/Ao 393 ストップかけに戻って来てもくれないの? 馬鹿みたいにずっとグルグルしてればいいんだね、その子。 ひどいね・・・。 395 名前:Open and Shut (1)[] 投稿日:03/01/13 14 23 ID xDq0cYJA ふと気づけば あたりは残骸だ ぼくは赤い中古車のなかだ ここが部屋でないのは死にそうな気分だ サンドイッチがほしい お茶がほしい 空はぼくの知らなかった無表情で 金色という言葉を許さない満月 ぼくの頭上から鉛色の巨大鉄球が 一瞬先には降ってくる気配を見せながら 吊り下がり静止している * 国道を徒歩で進む 壁が見える 自動車からでは決して見えなかった壁だ 茂みの奥は存在し 頭の潰された女がいた * ロケットの輝き まるでおちんちん ぼくらの愛と夢と希望と友情のせて とんでけー * 396 名前:Open and Shut (2)[] 投稿日:03/01/13 14 24 ID xDq0cYJA ぼくは あの月を支配した 無慈悲な夜の女王とかいわれていたっけ ぼくは あの月を支配した そんな言葉を 地球に記した * どこまで行っても山は続いているんやねぇ お姉ちゃん もうちょっとだよ どこまで行っても植物は続いているんやねぇ お姉ちゃん 頑張って どこまで行っても地球は月やないんよねぇ お姉ちゃん 気を確かに どこまで行ってもあたしはあたしなんやねぇ お姉ちゃん 許してください * 鈍器で殴られても人は死なない しかしどれくらいの重さからを鈍器というのだったか あの 人間が何年かかっても壊せない 一生かかっても切れない あの鎖が切れたら あの鉄球が墜ちてくるぞ * 397 名前:Open and Shut (3)[] 投稿日:03/01/13 14 24 ID xDq0cYJA ぼくらは中古車のなかで 常夜を過ごす ぼくのは赤い 瓦礫はぼくら 鉄球は もう墜ちた後なのかもしれない と ふと思うことも再々で * サンドイッチがおいしいから お茶の幻を見る 398 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/13 14 42 ID fChvvLvz ★☆★http //profiles.yahoo.co.jp/tengaiten2002★☆★ ★☆★チャットしませんか??★☆★ 399 名前:「再」[sage] 投稿日:03/01/13 15 34 ID xyj6m5bx 間近だがじっとは見れない横顔 気付くことはないだろう 伝えることはないけれど 相手は覚えているのだろうか 忘れているのかも知れない けれどもきっと思い出す もし二人の目が合うのなら 400 名前:名無しの雄=322 ◆YWbBGuPijI [] 投稿日:03/01/13 17 27 ID crD6aTgJ かなりの遅レス申し訳ありません。 テーマ「先」の寸評を今更ながら。 288「下先」 絶世の美女ならぬ、タイプど真ん中を想像しました。 私だけではなくそれぞれ頭に浮かんだのではないでしょうか。 その想像を邪魔する事なく閉じてくれた事に感服します。 夢を有難うで【2点】。 245「欠片の番」 皆さんご評価の通り、引っ掛かる所の無い見事な辻褄に力を感じました。 欠片の強い思いを感じますが、あくまでも受身な女々しさ。 その「女々しさ」が、次第に「したたかさ」にも思えて来るので不思議です。 チャンプおめでとうございます【2点】。 後、前回チャンプ「おみやさん」の作者の方、名乗って頂けませんか? 点数いれた者の特権?としてお願いしてみます。 401 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/13 19 01 ID HwkGizwk 871 名前:創作文芸板住民 :03/01/13 17 35 ID 95J37jgE ご協力よろしこ ★★2ちゃんねる創作文芸板、競作第二弾開催中★★ 内容:「成人」※成人をテーマとした掌編小説の競作を行っています。 投稿ではなく、批評・感想のお願いです!! 開催場所:アリの穴 http //ana.vis.ne.jp/ali/index.html エントリー〆 :1/13(月)23:59 審査は1/15(水)22:00まで。 ↑ ※まず上記「アリの穴」サイトに入っていただき、作品を眺めてみてください。 参加作品には紹介欄に参加の意思表示として「成人」の二文字が入っています。 現在、続々と作品がUPしておりますので、それらの作品をお読みいただき、 ぜひともみなさまの鋭いご批評・ご感想をいただけたら、という次第です。 もちろん興味を持たれた作品だけで結構ですし、ご批評・ご感想をいただくだけで、 特にレスを返す必要もありません。(感想は一作につきひとつ。点数も入れてください) また記載は匿名となっています。ご協力をぜひともお願いいたします。 だって。 402 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/13 23 33 ID 6dDKA9i/ 今日は朝から いい天気 掃除機かけて お洗濯 御天道様は ぽっか ぽか 物干し竿で ゆ~ら ゆら 私も一緒に ふ~ら ふら 403 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/14 00 20 ID mInYjZzy 402 すみません 投稿ミスです 404 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/01/14 01 06 ID oExmxgIf 355 物の終わりについては、よく描かれていると思う。 しかしテーマを否定することで、 より深くテーマを浮き彫りに出来ているかというと、そうでもないと思う。 361-362 第5連の感慨を無下にするような最終連。 ここで余韻を断ち切ることには、好みが分かれるかもしれない。 これには元ネタがあるんだろうか。知っていればもっと面白かったかな。 363 クロラ氏のコメントの言い換えだけど、 固形の物語を積み上げただけのように感じて、繰り返しが生きてこない。 積み上げていく中で、言葉が変容していくような効果があればいいのだけど。 364-365 なぜ、この最終連が存在するのか。 結局うまくレモンをかじれなかったからか、 うまくかじることは恋の幻想を破綻させるタブーだったのか。いい塩梅。 374 シチューにしてもセーターにしても、メッセージそのものにしても、ありきたり。 しかし、ありきたりであることが、もっとも効果を上げているともいえる。 このスタイルは否定も肯定もできない。 376-377 基本的には、「タイフーン」をまな板にのせて、 手に持てるだけのレトリックで切り刻んだ、という印象。 一義的なイメージだと思う。最終行はのぞく。 381 だいたいは、 374と同じ感想を持った。 作者にとって「どうしても書かなければならない。書きたい」がつまっている。 その思いの強さを、やはり僕は「いい」と感じている。 405 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/01/14 01 06 ID oExmxgIf 386 なんというか、金子みすず的な。 謎かけのように具体を持ち出して、解釈を重ねていくスタイル。 「中の雪/さみしかろな。」くらいの視点の転換がほしいところ。 388 こういうのはもっとじりじりと深くまで描写してほしい。 ずっとずっと待ち続けているという感じが、 やはりこの長さだと出しにくい。再び待つ、という決意が見えにくい。 389 あーこの穴埋め問題形式の詩、僕も昔作ったことあります。 この作品の方が全然よく出来てる。本当に問われている箇所がミソなんだな。 最終連で謎ときするのは、ちょっと親切すぎるかもしれない。 393 これ、まあ確かに「再」なんだけど。 含意もそれなりにあると思うんだけど。 なんか不完全燃焼だな。。。 395-397 鋭い感性に支えられた、うまい寓話。地味に面白かった。 時間を前後しながら場面を切り取っているのだが、 谷川俊太郎の引用ともおぼしき3連目がうまくつかめなかった。 399 「再」としては弱いな。 起伏ない文章で、一方通行な感じもして、余韻に欠ける。 このつぶやきを生かすために、もっと世界を拡げて描いてみたらどうだろう。 406 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/14 01 12 ID oExmxgIf 今回のお題は 「再」 です。 〆切は1月15日いっぱい(1月16日0時)。 あと丸2日です。 書いてる途中の人も、寝かしてる人も、 まだ書いてない人も、そろそろあせって来たはずだけど。。。 ふるって御参加ねがいます! 407 名前:再[] 投稿日:03/01/14 01 22 ID J9FfgXjV お前に2度以降は無い お前には存在してない もうこれで最後だった もうこれが最後だった 間に合わなかったのなら 諦めるしかないのだろう 何度繰り返しても 時間無駄であろう お前には存在しない もう二度と出来ない 408 名前:携帯が再[] 投稿日:03/01/14 09 57 ID mInYjZzy 湯に浸りながら ま~たりと句を詠む どれ位の時が流れただろう からだが ほかほかと暖まり ふらふらと夢心地 暫しの時は流れ 湯の冷たと 仲良く浸る 書きかけの句に 気付く この湯には魔物が棲んでいるかも 409 名前:サイナラ[] 投稿日:03/01/14 23 03 ID M2SAlNEq 僕はどうしても 出会ってしまうし 出会ってしまった影を そうは忘れられない あの日 僕が投げかけた光 夕焼けに染まった山みたいに こっちへ歩いてきた君 いま 僕の前に 展開している すべての景色 百年後 あるいは十年後 もしかしたら明日 それとも一瞬の時の後 消えてしまっているかもしれない 机の上で 人形がおどけている 少年の頃に縁日で買った トボけた人形 僕はきっと愛していたんだろう いま それがわかる なぜなら机の上にある人形が 幻でしかないから 人形は 遠い昔になくなって 記憶の海から 還ってきて いま そこにある たくさんの海藻を からだにくっつけて それは宝石みたいに光り さまざまな表情を繰り出す 410 名前:_[] 投稿日:03/01/14 23 03 ID M2SAlNEq 笑った表情は あの日の君みたいに オレンジ色に 染まっている 僕は何を喋ったんだっけ 君は何と答えたんだっけ すべての言葉を録音して 残しておけばよかった ただ山の稜線を 焦げたみたいなカラスが三羽 渡っていったのは 覚えている 君は血だらけで 笑っていたっけ 残してきた心が 染みついた人形 もう 帰るのかい? また おいで もう 会えない? 左様なら 「左様なら」といっては そこに 残してきた影たちが 寂しがっている せめて「サイナラ」といいたい 再なら また 会える 会おうよ 幻でも 411 名前:故郷 1/3[] 投稿日:03/01/14 23 52 ID 54eogrx9 いぶされた夕陽が 煙突につき刺さってゆく阪神工業地帯の一角 俺は裸足にべた靴をはいて 鋪装の剥がれたその路地をゆく にぶい足裏の痛みに 俺はいよいよ引き返す気力も なくしている かつてより低くなった 長家三軒目の軒先で かつてから老婆だった女が どろどろの卵油を焦がしている その苦いにおいが 風のない冬の宙に淀み ゆっくり路地の隅々へと 夕陽とともに 沈んでゆく 暗いものがいっそう暗い その中を 俺はただ 目を凝らして 探している 傾いだ細い電信柱を過ぎ 妖怪のような瞳光らせた少女たちのゴムなわを過ぎ 首の欠けた風見鶏 のある古い邸宅を過ぎたら 赤茶けた木板の露出した 砂壁の家がある 見つけた 俺の 生家だ 412 名前:故郷 2/3[] 投稿日:03/01/14 23 54 ID 54eogrx9 そこがすでに廃屋になっていることを 教えてくれたのは かつての 俺の恋人だった 来月には誰かと結婚するという時期に 電話をかけてくる誠実な悪意を 不誠実な俺は 受け取りきれずに 泣いた 泣いて何か愛のよう
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/106.html
「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 4th edition~~」の458-604 458 名前:うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:02/11/17 00 50 ID 8KVP2b4Z ごめんなさい、、賢者のうまい棒を書いたのは私でした。 そしてすみません、遅くなりまして。 今まで「形而上」を辞書で調べていたことは内緒です。 ええと、憧れのある風景を拝見したいなぁ、ということで 次のテーマは 『憧れ』 でお願いいたします。 憧れの人でも、憧れの職業でも、在りし日の憧憬でも、憧れそのものでも何でも。 どうぞよろしくお願いいたします。 459 名前:歌[] 投稿日:02/11/17 02 31 ID 7ZG2njr8 歌が聞こえて来る 夢の様な情景の中 光を放つ天使 朦朧とした意識の中 それを確信する事さえ出来ない 存在する筈のもの 其処に有って見えないもの 漠然とした存在感で輝くそれは 眩しくて、眩しくて 近づく事さえ出来なくて、その存在は更なる虚空に流れ去る 辺りが闇に沈む頃 闇の中に有るものは光を求めて彷徨い それは光と為って辺りを照らし出す 光注す場所に有るものは光を持ち 闇に包まれた場所に有るものは闇に飲まれる 歌が聞こえて来る 夢から覚めて 全てを忘れても 聞こえ続ける 460 名前:瞳[] 投稿日:02/11/17 05 22 ID 8rplq/HV あこがれるのは 桔梗の紫 冷たい朝の空気が染める あこがれるのは 朱色の楓 紅葉の間で静かに揺れる 憧れるのは 夕暮の空 全ての色を 西と東に あこがれるのは あなたの瞳 私の知らない あなたの景色 461 名前:あこがれのきみ[] 投稿日:02/11/17 06 30 ID yVBaMvYj きみの思想 きみの声 きみの髪 きみの手足 きみのうた きみの目 きみの唇 全てが大好きで 全てが大切で 全てを肯定して 全てにあこがれていたよ きみのそばにいつも居たくて きみの髪を触りたくて きみと仲良くなりたくて そんなこと出来なくて きみそのものになりたくて 頑張ってきみの真似をしていたんだ きみの存在に少しでも近づきたくて 容姿でも 言葉でも 行動でも 一生懸命真似たんだ きみが大好きだったから きみに近づけたら わたし自身をきみみたいに愛せる気がしていた 本当にあこがれだったんだ きみになることをあきらめてから いくらか経って きみもわたしも当時からずいぶん変わってしまって きみへのあこがれは色あせてしまった わたし自身への嫌悪感は あきらめという言葉で片づけられるようになった それでも変わらないものは きみが絶対に手に届かないってことだけだね 462 名前:礎へのねらい[sage] 投稿日:02/11/17 10 27 ID vgc1KEE1 生まれてきた関係・場所での適応性を求められ 試練も少々あって そのレベルでの「たのしみ・うれしさ・かなしみ」のセンスも身に付けてなお 好み(あこがれ・目標)を時々思い出しながら幾十年を消化の後 何かとのギャップに敏感であれと誰かからの指令もなくなってきた頃は 石の正体がカーテンの裏で温かなだけで 463 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/17 12 21 ID hOHYmn6u 誰かが俺を見ている(2ch) http //life.2ch.net/utu/kako/1020/10202/1020278270.html 464 名前:スノゥダスク[sage] 投稿日:02/11/17 12 48 ID WhgxHZtq 夕日が紡ぐ羊雲 陽炎のゆらめき 夜のうめき メタルな吐息に揺れる午後 向日葵のメロドラマ 穏やかな波にさらわれる瞳 砂に沈むサンオイル 木陰に埋め尽くされた安らぎ モザイクの木漏れ日 街角のスローモーション 朝露のシンコペーション アンニュイのレモンティ 出目金 隣の浴衣 イチゴシロップ 雪に積もる夏への憧れ 465 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/11/17 13 04 ID 8OmldSys ↑ いいね。 466 名前:ネッちゃん ◆s9/a8bMydI [] 投稿日:02/11/17 21 16 ID S7MhOX64 「憧れ」というテーマはいいですね 1回だけのつもりだったけど もう1回審査員やってもいいですか? ヤングパワーってほどでもないですけど そういうのが必要みたいなことを いってらっしゃったようなので 467 名前:ネッちゃん ◆s9/a8bMydI [] 投稿日:02/11/17 21 40 ID pQESuQMn だめですか? 468 名前:ネッちゃん ◆s9/a8bMydI [] 投稿日:02/11/17 21 53 ID rBgIPsWO 一応寸評を残していきます 459 いいですね 歌は諦めずに求めつづけるところに響いてくるのでしょうね 勝利を信じて戦いつづける人たちの耳にはいつも歌が聞こえてるんだと 思います 460 自分ではないものになりたいんですね 逃避ですか? 461 とても全部よめません なよなよした逃避願望を押し付けるのはやめてください 462 意味深い感じですね 憧れが発生する過程を描いてその裏にあるものが何だかわかりません わからないということはいいことだと思います わかるけどわからないということを意識させてくれる詩だと思います 464 言葉あそびですね 綺麗なんでしょうけどそれだけです 469 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:02/11/17 21 54 ID rQoaBGtH いいんじゃない? 470 名前:ネエチャン(一)[sage] 投稿日:02/11/18 14 25 ID lGlduWdJ 神様! どうして僕には 兄と妹しかいないのですか? 神様! どうして僕に ネエチャンを産んでくれなかったのですか? 弟は できました 可愛い少年と 恋をして きっと本当の弟とでも そうしたように 二人で一つの大きな愛のプラモデルを作って遊び それを奪い合って殺し合いのような陣取りゲームを繰り広げ それでいてなおも繋がり合おうとする紫色の神経を斧で切断し 今は別居の弟です 神様! やはり僕が一番欲しいのは ネエチャンの微笑なのです! 471 名前:ネエチャン(二)[sage] 投稿日:02/11/18 14 27 ID lGlduWdJ ネエチャンは 病弱でなくてはいけません いつも家に居てくれて 僕が会社から帰宅すると いつも同じく小さな咳をしながら その時何をしていようと 微笑みながら 奥からやって来て 「おかえりなさい」を言ってくれる人です たとえ僕がシベリアの雪原からバイクに乗って生還したとしても せんべいを噛りながらTVゲームをしているような 妹とは 違うのです たとえ僕がにやにやしながら可愛いぬいぐるみを買って帰ってやっても 暗い部屋に姿もなくそれどころか朝になってようやく帰って来るような 妹とは 違うのです ああ ネエチャンは 違うのです たとえば僕が結婚して 微笑みながら僕の帰宅を迎えてくれる妻ができたとしましょう 彼女はとても優しくて 十年連れ立っても 二十年連れ立っても その優しさに 亀裂さえ入ることはなかった としましょう そんな妻なら僕はいらない 気持ちが悪くて反吐が出そう そんな妻なら 僕は毎晩苛めることでしょう 決して ベッドで苛めてやったりはしない そんな当たり前のことをしたってしょうがない 僕は帰宅すると 泥靴のまま家へ入り 困った顔する妻の大きな腹を 靴先で何度もえぐってやることでしょう 靴先で何度もえぐってやることでしょう 血の塊と一緒に 僕の赤子を吐くまで 472 名前:ネエチャン(三)[sage] 投稿日:02/11/18 14 29 ID lGlduWdJ ああ ネエチャンは 違うのです ネエチャンをベッドで苛めると 何かが壊れるのです 壊れたものをかき集めようともせず 僕はさらに苛めつづけます 幼い頃から僕を 抱き締め 頭を撫でてくれた その手を マットレスの底まで沈ませるように 抑えつけ 抑え込み 血が滲むまで ネエチャンは 病弱でなくてはいけません ネエチャンは 世界観すら狂ってなくてはいけません 抑えつける僕に 白く巻き付いて 僕を泣かせてくれなくては いけません そしてネエチャンとの未来は 僕を絶望させます いつの日かその後ろ姿は 僕から伸びた紫色の神経の糸を 背中で緩やかに引っ張りながら 外へと歩いて行き いつしかその隣には 僕の家に記憶を置かない ぞんざいなほどに太い肋骨をした 馬の骨が無神経な笑顔を並べて 一緒に戻ってくるのでしょう 僕らの家へ入るな! 僕らの記憶に入ってくるな! ネエチャンの腹には 僕の赤子が宿ることはなく ああネエチャンの腹に 何が宿るというのでしょう ああ僕はネエチャンと連れ立つことはできないというのか ああその細い首をポキリと折るしか 僕のものにする手立てはないというのか ああああ誰か あああああああ誰か 僕の妄想を止めて あああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああ 473 名前:ポエポエ団首領☆亀! ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/11/18 15 07 ID A4iYwB5a 466 過去に審査員経験ある奴は、いつでも飛び入OK!だ。 楽しくやろうな☆ 474 名前:ネッちゃん ◆s9/a8bMydI [] 投稿日:02/11/19 15 34 ID Z/eYbcff AGE 475 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/19 15 45 ID 0PAEHGMd http //www.aiailand.bz/?id=DMGeT4ijLA 476 名前:心に砂漠を抱く者たち[] 投稿日:02/11/19 17 30 ID t8THw9v6 お前らは かわいいかわいい女の子 いつの日か 結婚するのが憧れって? それで乾いたその心 潤せるって思ってんの? お前らは 嘔吐しそうな男の子 いつの日か 夢叶えるのが憧れって? それで乾いたその心 満たせるとでも思ってんの? 心に砂漠を抱く者たち 潤そうとしてどんどん 砂漠を大きくする者たち お前らはひまつぶしをする 477 名前:つづき[] 投稿日:02/11/19 17 31 ID t8THw9v6 お前らは 物欲しい物欲しい女の子 アクセサリー 買ってかわいい部屋埋まって それで自分の心まで 埋まるとかって思ってんの? お前らは ブキミなブキミな男の子 かわいい娘 狩って汚ねー部屋「掃除やって」? それで汚ねーその部屋が 永遠になるとでも思ってんの? 心に砂漠を抱く者たち 乾きを恐れるためどんどん 欲望を大きくする者たち お前らはそこにいるだけで 罪だ だけど悲しい悲しい夜には お前らの砂漠が伝わってくるようだ そして高い高い空からでも お前らの悲鳴が無視できない 478 名前:最後[] 投稿日:02/11/19 17 32 ID t8THw9v6 お前らと私は結局繋がっていたのだ 私は同情することなどせず 心の砂漠を緑地化してきた お前らの砂漠などからはシェルターでバリアして それでもどこかで確実に 大地は海は繋がっていたのだ お前らにこの緑を分け与えたい お前らは卑屈に受け取らない お前らの砂漠を本当に潤したい お前らはそのままでいいという 心に砂漠を抱く者たちよ お前らは永遠に不幸せである 憧れの矢を持たぬ 飛ぶことを知らぬ それでも私は贈り続けるのだ お前らのその誠実な愚鈍さに穴が開く その瞬間が来ることに私は 憧れているのだ 私のために 479 名前:表面[sage] 投稿日:02/11/19 19 24 ID 1nRvICrZ 憧れることに私は 何を求めるのだろう (憧れは憧れ 夢を見るのと同じ) そうすることで 何が救われるだろう (夢は夢 叶わないこと) 何が変わるだろう 何を叶えてくれるだろう (叶わないならやめてしまおうか) なんて無力な そして無駄なことだろう (それじゃあ振りだけ続けよう) 憧れるのは表だけ うらはからっぽ 憧れは 何のためにある?そして誰のために? (嫉妬に変えるためかしら) 憧れるふり 憧れるふり 480 名前:皺[] 投稿日:02/11/19 21 57 ID /JbUGGeJ (はじめに) 顔がMだけを残しオちたとき Jが憧れたとしても許せる深いたて皺がそこにあったんだが Mまでが皺だけを残しオちたので それがMの皺であるというか本当に皺であるかどうかも疑わしい (それから) Jが涙をオとそうとしたところ もはや〃と成り果てた皺がJに「オレに続け」と言うから Mの皺のないJだったが①涙、②顔、③M とオとし始めた (電気オルガン) (詩) 『先輩2002・冬、7つの物語のその後で』 背中が黒かったのはきっと服のせい 階段を駆けあがったわたしのために モニターのように振り向いた 先輩のでこに”層”という字が浮かんで消えた 気のせいだったかしら だったらよかったのかしらと カプセルパズルのピースを渡した (てんじて) Jは∫に成ったがそれは笑い涙の跡だったろう (けっきょく) そしてMはミケンだったろう 481 名前:GEORGIA[ヒトは誰だって弱くて強い生き物だ。] 投稿日:02/11/19 22 12 ID D29LvoKl 479 なんて無力な そして無駄なことだろう 僕なら、 (其れを無駄とするかどうかは別として) と、つけくわえたいところですね。 差し出がましい事を言って失礼。 482 名前:人生の両端[] 投稿日:02/11/20 01 17 ID 98OkWPjO プロ野球選手になりたい 芸能人になりたい 小学校の卒業文集の将来の夢 なれるのはほんの一握りなのに 子供は本気でそれを書きます やがては現実を知り夢を失い 将来何になりたいかと問われれば 学生はとにかく就職したいと答えます 家庭を持って親ともなると 夢を考える時間などほとんどなく 仕事と育児の毎日です 定年が過ぎ静かな日々 足が思うように動かなくなってきて 老人は公園のベンチで 駆け回る子供を眺めるのです 「憧」 それは童の心と 童を羨む老人の心 483 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [sage] 投稿日:02/11/20 01 27 ID i8Ll2o54 459 荘厳な天使たちの、光溢れる歌声。 460 乗りたい、あなたの操縦席。 461 人間はどうしてみんな名前が違うんだろう。みんなが僕だったら 僕は悩む必要もないのに。 462 子宝を望んで男根様に参拝したこともあった。 464 夏は冬に憧れて 冬は夏に帰りたい あの頃のこと今では 素敵に見える 470-472 妄想力と創造力とは、ああああで区別されることもある。 476-478 求道者の行く道路にもアスファルトが敷かれて信号待ち中に教説するしか。 479 言葉は人間を作り、言葉もまた夢。憧れを失った月の裏側。 480 ミケンから落ちた先にはクレバスが笑っていて、その奥には菩薩様 という文字が書かれてちゃったりしちゃったり。 484 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/11/20 01 29 ID i8Ll2o54 今回のお題は「憧れ」です☆ 「憧れ」に関することなら、なんでもかんでもOKです☆ 締切は11月27日いっぱい。 ルールは 1-2を見てネ!☆ 485 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/11/20 22 20 ID y9Jf4uRr 459 >2連3、4行目 「確信すること」は対象が何であれ 「覚醒した」意識のなかで「さえ」難しいのではないだろうか。 460 3連1行目のみ漢字である意味を読者は探すけど それが分かりづらくてストレスを感じるかも。 ケアレスミスだとしたら短い詩のなかで 予定調和的リズムを生む働きをしている句だと思えるので重大である気が。 461 恋の詩によく使われる「きみ」という語が題字を含め21回書かれている。 あこがれの心理を分析してみせたような2連7行目がいいと思った。 486 名前:手紙(1[] 投稿日:02/11/21 15 32 ID EFN3BTBz 冬の天気雨みたいな 古い時代は過ぎ はやく死ぬことばかり考えていたあの日の少女は 東京の 扉だらけの街で快活な女性になった 社名入りの便箋に 変わらない幅広の文字で 引越 腰痛 新しい車と新しい彼氏についての 足早で簡潔な報告が綴られている きみから手紙が届くのは 三年振りだ 結局のところ あの自転車やあの海辺や あの夜の眩しい静寂は ありふれた歌謡曲そっくりの しめった感傷でしかなかったのだろう かつてのぼくらが きそって集めた美しい言葉も いつのまにか 行間は失われ 薄い辞書の一行ほどの 意味しか残ってはいない ぼくらの過ごしたあの日々は 結局のところ ひとつの眠りのような ものだった 487 名前:手紙(2[] 投稿日:02/11/21 15 32 ID EFN3BTBz もう死んでしまおう と あの日のぼくが言うと いつか結婚しよう と あの日のきみは言った ぼくらは波乱万丈の結婚生活を夢見た キスのひとつくらいで ぼくらはどんな契約よりも強く確信したのだ 今では悪い冗談も みんな憧れだった 得ようとして得られない 死も生も ぼくらを震わせた美しい言葉の数々も あのころはみんな まだ新しい憧れだった 平凡こそが波乱なのよ と 今のきみならば言うだろうか 着なれたスーツで大きなビルの扉をくぐり抜け 日々積まれてゆく大きな仕事へと向いながら 言葉よりも鮮明なもの 現在よりも高い場所について 目覚めて語る のかもしれない 488 名前:手紙(3[] 投稿日:02/11/21 15 33 ID EFN3BTBz ぼくはといえば 夢見たまま 小さな街の小さな店の片隅で 小さなものばかり際限なく売りながら 小さな言葉のかたまりを こうしていまだに寄せ集めては 濁す 汚す 捨てられずに 壊す まだ壊す 拾えずに で ぼくは考えている きみからの手紙を どこにしまおうかと考えている 押入れにある古い箱 新しい机の引出し 遠い場所 こころの奥底 言葉の海 美しい 言葉の海 489 名前:アンダルシアに憧れて(近藤真彦Side)[] 投稿日:02/11/21 19 08 ID /u9k6o5K ドアノブに手を掛ける 不安と希望の狭間で震えてばかりいた アンテナから飛び出る電波を感じ取り ふと夜明け前に家を出た ダダイストの自由をポケットに潜め 季節をいくつも綱渡りした パルスの瞬きにも似て鮮烈なノゾミに 夢中になってしがみつく メシアになりたくて でも聖者にはなれず 爆弾ばかりつくる シアノ化合物を打ち込まれる日まで おねがい、夢を見続けさせて 彼に哀願する自分が居た 時計の音が古ぼけていたのを覚えている 憧憧の彼方に浮かぶお城で 僕はシンデレラとフラフラ踊り続けた 離れ離れになった心と体は 理想郷に辿り着けぬままひとつに溶けて 果てる瞬間 僕は満天の星空の下、ユメにお別れを言った 涙が出た 490 名前:アンダルシアに憧れて(真島昌利Side)[] 投稿日:02/11/21 19 09 ID /u9k6o5K アンパンかじって学校へ行く 今日もドア叩く シルクのドレスは汚れたけど パンドラの箱から霧が立ちこめて カンカンスタイルの神様が現れた 未だダメな僕と君はうっとりしつつダンス ダーツで刺されても血だけ流し 今日もルックス重視で歩く クールに決めてもルードな北風は髪型を乱すばかり モノクロ シアターで機械仕掛けシンドローム ギシギシと軋む空の下 繭の中で アタマをまわして アメリカンな 振りしてアップル缶を蹴っ飛ばす 失くした記憶に微笑み 底に沈んだ夢色サーカス団に願いを込めた夜 アンダルシアに憧れて 憧夢に真珠の首飾りをかけて 憧れの街に足を進めたが 銃声に先を急かされ れんがの街で見つけたバケモノは爛れた現実から逃げ出せず ブッダに見捨てられて燃え落ちる太陽に叫んだ俺だが 溶けてしまっていた 491 名前:ネッちゃん ◆s9/a8bMydI [] 投稿日:02/11/21 20 23 ID 5EU6TexA 470 嘔吐しそうな世界ですね 吐き出すのはいいですけどわざわざ見せなくてもいいと思います 479 憧れは今いる場所にとどまり続けないことのためにあります 止まり続けていることは人間にとって自慰行為をする猿にも 等しい行為なのです 夢は俗世間的な猿の餌のようなものですけど 憧れは国家の外側に光を求める現実的な行為なのです 482 そんな人生が嫌なら創るべきでしょう? 新しい老人を! 486 扉だらけの街っておもしろいと思います 中のわからない扉の前に立つたびにドキドキしそうですね 目覚めて語るのではなく盲いて語るのでしょうね 全部読めなかった作品は寸評できませんごめんなさい 492 名前:鐘[] 投稿日:02/11/21 21 17 ID 7VUoEO2N 7年に一度 鐘が鳴って時間切れになる どうやらDNAにそう書かれているらしい そんな風に生きてきた すべてが枯葉になって 音もなく いっせいに散っていくのを もう何度も僕は見てきた なぜだろう? あこがれはいつも 足の下の枯葉の立てる 微かなささやきに変わる 僕にはわからない そんな風に生きてもなお、 生きることには何か意味が あるのだろうか? もうすぐ鐘が鳴りはじめる 僕だけの 夜の鐘がまた静かに 季節の終わりを告げようとしている たぶん この冬が終われば そして 僕はまた寡黙な誰かになる 493 名前:憧れ[sage] 投稿日:02/11/22 00 04 ID wCsLZaLG 僕は恒星軌道上を回転する 衛星になってしまいそうだ と叫んだところで それは間違って岩に引っ付いた 間抜けな小判鮫よ と あなたも 呟いて すこしの軽蔑とすこしの母性本能で 瞳にたたえた海の色をすこうし変えた これは凪のやわらかな波か それとも月夜の満ちた潮かと ほんのすこしの思案をしだして その正体を見極めようと みつめつづけてゆくたびに 船をゆらりと押し出していく ゆれゆく波間がみえた ほんのり写るひかりは うようよ泳ぐ夜光虫なの それとも映った星ぼしかな さらに迷いつづけてゆく それよ ちがうわと 私の視点から幾たびも これら光をかきまぜ こらえきれずに 一瞬目をそらした刹那に 海から遠ざかった船に溜まった ほんの僅かな潮をのぞくような 494 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/22 00 36 ID TGTK3+IM 470 一人っ子だから、ないものに憧れるって、気持に共感できる。 男だったら女に憧れる……てすり替えかな? 詩のボクシングの朗読のリズムを思い出した。……あの、人達の朗読は ある種の摺り込みになって日本語の脳細胞に消せない彫刻をしたのか……?? 495 名前:あこがれ[] 投稿日:02/11/22 01 50 ID TGTK3+IM アンズ色にくずれていく 夕空に誓った うす汚れた ラクガキ あんな喜びじゃないんだ あこがれていた 人は 見つめていた 夢は 覚えたてのメロディー 歌っていた 夢のなかで 愛なんて一番 古い遣り方で 君はぼくを撃ち抜いた 目覚めたら このままだったら こわいね つまみ出された 子供の幽霊 気持くらい 楽しく チャラチャラして 守るために 答えも 憎しみに変わる いっそ消してほしい あそこが自由 冷たい風 気持よく ほほに刺さって かなりこたえた あこがれ あこがれる あこがれられたい アンズ色にくずれていく 夕空に誓った 時間より 人に流されて 大きい夢のなか 人を好きになって 胸のなか 暖かい星 憧れられたい 496 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/11/22 23 29 ID w7NseR2S 482 童と心の関係は、海を泳ぐ灯台に似ていて、前を照らす灯りは次第に弱く、 後ろを照らす灯りは次第に強くなる。対岸にぶつかるよ。 486-488 濁す汚す壊す。あの頃の言葉は軽くなった。大きかった言葉。 すべてが小さくなった。そんなように見えて。じつは思いがけない一通の手紙で。 489-490 ハードな世界から御伽話に憧れて、リアルな世界からもっとリアルな世界に 憧れる。 492 世界が幻想だとすれば、それを見ている僕がいる。鐘は誰が鳴らす? それは、僕が。足の下で枯葉が立てる音は、聞こえているのだから。 493 星だと思ったものが海にある。黒と青との中間に光る。沖には無人の 小船がきっと暗喩を乗せているから、僕は彼女に世界を奪われるのを拒めない。 495 う。なんだこりゃ★ うーん。。。参りまちた★ 強引に粗筋を 抜き出すことすらできないっす~★ あこがれられたいのかぁ★ 揃えた右側が気になるなぁ★ 497 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [sage] 投稿日:02/11/22 23 30 ID w7NseR2S 今回のお題は「憧れ」です☆ 締切は11月27日いっぱい。 ルールは 1-2を読んでみてみてネ!☆ 498 名前: [sage] 投稿日:02/11/23 22 28 ID qz7GgSOV 499 名前: [sage] 投稿日:02/11/23 22 34 ID Pd3r5ZUE 500 名前: ◆jj5aMphG4Q [sage] 投稿日:02/11/23 22 37 ID yLQQCzkL tesuto。 501 名前:涙 [] 投稿日:02/11/24 04 34 ID /Wl1zEGS 涙が欲しかった 僕は泣けないから 泣き方を知らなかったから 僕を作ってくれた制作者たちは 僕にその機能を付加してくれなかった 「奉仕者」にそれは必要ないモノだったから たぶん僕は不良品だったのだ 不必要なはずのそれに それこそ要らない「憧れ」を抱いた僕は 品質検査も見落としたそんな自分の 「欠陥」に気づいたのは 三人目に仕えた主人の涙を見たときだった 涙腺からこぼれる液体をじっと見つめている僕を見て 彼女は言ったものだ 「涙がそんなにめずらしいの。そうね、ロボットは泣けないものね」 製造されてから十五年目の事だった 涙がめずらしいわけはない 主人の思考を推測するためのデータ収集は ヒトに仕えるべき僕たち「奉仕者」に与えられた重要な機能だから ただ純粋に 泣いてみたいとそう思ったんだ 502 名前:涙 [] 投稿日:02/11/24 04 35 ID /Wl1zEGS そう 笑うことはできた もちろん笑いたいからじゃない 主人の心に安心感を与える機能として必要だったから 偽物でも笑いは笑いだ いつでも僕は 笑顔をはりつけて主人の前に立っていた でも泣くことはできなかった それは要らない機能だったから それからの僕は待機状態の時はいつでも 部屋の片隅で思い続けたものだ 泣くことについて 僕は狂っていたのかも知れない 禁じられている自己改造を行ったのは 二十年目の事だ 自作の涙腺を密かに取り付けて 自動的に眼球部分から水が零れるようにした 感情回路にリンクしたそれは ある条件を満たしたときに流れるのだ だが 相変わらず僕は泣けなかった 条件とは「悲しみ」を感じること たとえ涙腺を埋め込んでも 悲しみに縁のない僕に泣けるはずはなかった 503 名前:涙 [] 投稿日:02/11/24 04 36 ID /Wl1zEGS 悲しみが欲しい 僕は五人目の主人に ついに思いを打ち明けた 人造人間である僕を実の孫のように可愛がってくれた主人 百五十才を超える老人だった彼は 90%以上を人工部品に置き換えた身体で 僕に言ったものだ 「悲しみは、深い喪失感から生じるものだ。 かけがえのないものをなくした時、お前は本当の悲しみを知るのかもしれない」 そして主人は僕に言ったのだ 自分を生まれ故郷の山へ連れて行ってくれと 生も死も厳密に管理されたこの社会で 主人は生きることに疲れ果てていた 彼が死ぬつもりであることを 僕の電子頭脳は冷静に計算していた 自殺幇助など本来の僕ならできるはずもない だが僕は狂っていたのだ かいがいしく主人の世話をしながら 僕は主人を連れて彼の故郷へと向かった 青白い月光を浴びながら 主人は僕に礼を言い さよならを告げた 「お前が泣けるといいなあ」 その言葉を最後に主人の身体は 谷底深くどこまでも落ちていった 赤外線の眼は最後までその姿を捉えていたが この期に及んでも僕の顔から笑みが消えることはなかった 504 名前:涙(完) [] 投稿日:02/11/24 04 42 ID /Wl1zEGS 僕は月を仰ぎ見た 青白いその顔は滲んでぼやけて見えた いつの間にか 静かに音もなく そして止めどなく 涙は流れ続けていたのだ 泣き笑いの不細工な顔を晒しながら 僕は何故泣いているのだろうと 自動的に計算を始めた 月の光を涙の滴で跳ね返しながら 505 名前:~~~・━y(゚д゚lll)[sage] 投稿日:02/11/24 04 43 ID OY/89VTy なーがすぎるって!! 506 名前:涙 [] 投稿日:02/11/24 04 51 ID /Wl1zEGS ス、スマソ 507 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/11/24 05 01 ID eKPHKQ0j 505 言うほど長くないだろう。 どこのスレに行っても文句を言って回ってるみたいだが、お前はWIZか? 508 名前:閉口[] 投稿日:02/11/24 05 40 ID jR/Ic/FH 憧れていると思っていたが実際は妬みだという事がわかった 私はどうやら心が狭いらしい 人を認めることが出来ないのである 受け入れないという事は受け入れてもらえないという事と思う 少し長い散歩に出ることにしよう この寒さなら頭を冷やすのに丁度いいだろう 509 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/24 09 49 ID 4TEsa6ky 507 まーたWIZなどという 化石みたいなコテハンで 遊ぼうとしてる馬鹿がいる。 ウゼェ~っての!! 510 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/11/24 10 55 ID H9vFTBrK 507 何度云われれば!! _ | |へヘヘ \ .| |〃/./ ミヾ\ ∧∧ | 丿 ヽ/ヽ _ミミヽ (,,#゚Д゚)|__//ノヽヽ バッコン!! |__二二/ こつ匸二二☆彡 ~′ / ( ´∀`) ∪ ∪ ( ) """"""" 理解できるんだ!!この厨房がぁ!!ゴルァ!! 511 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/24 11 16 ID WqPd+Efa 507 それはみんなわかっていることです。 512 名前:ひとつの音色[] 投稿日:02/11/24 13 56 ID 7BNuMUfA 青いうねりの中で 私が聞いた一筋の音色 耳を通り抜けたそれは いまも変わらずここにある 私の一番のお気に入り ノイズのかけらも愛しいほど 時が過ぎても愛しいまま 青いうねりはすでになく 白い砂漠に音色は響く 513 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/24 23 53 ID zZpkYw1S >501 :涙 :02/11/24 04 34 ID /Wl1zEGS > 涙が欲しかった 長すぎるのは、詩の長さではなくて。内容の空転だと思う。 涙がほしかった と書き出しているが。微妙に、涙の意味がドラフトして行く。 製作者が…でてきたら、 詩の迷路は未来に伸びて……長すぎる。 おちが、興味なら、……覗き窓に張り付いていただけかな? そうならば、 やはり長すぎる……冗長なしではない??? >508 :閉口 :02/11/24 05 40 ID jR/Ic/FH 散歩道で見えるものを書いて~ へいこうする詩人の魂に見える散歩道 どこにあるのだろう。 街かな? 郊外かな? 市場かもしれない…… 514 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:02/11/25 01 21 ID FDPWMHFV 459 「夢の様な情景」「朦朧とした意識」「漠然とした存在感」等の表現では、 本当のつかみどころのなさは描けない。 見えないものにもよく眼をこらしてみれば、それは形となってあらわれるはず。 460 4連とそれ以前の部分とが、うまく繋がってないかも。 色に憧れていたものが、最後にはその色が見えない。 色として表せないものだったとしても、関連づけの言葉が少しほしい。 461 きみになれなかったのは何故か。きみとわたしと、何が違っていたのか。 何故断念したのか。等々、書かれなかった部分をこそ読んでみたいと思った。 462 これはいい。3行目の詩情を鮮明にするための、だらだらした説明文が効果的。 タイトルが「礎」でなく「礎へのねらい」であること。 礎とはスタートラインであり、各人にとってすでにあるもののはずなのに、 それをねらうというのは、心が回帰しようとしているわけか。 単に懐古というには、さびしすぎる末行。それもまたいい。 464 すんなり行が流れるのだが、どこかに緊張がほしかった感じ。 あと、シチュエーション、小道具がありふれているのも、面白さに欠けてしまう。 冬と夏の対比があれば、もっとリズムもあったかもしれない。 470-472 これ面白いわあ。まず平易。しかし訴えてくる感情は意外に複雑。 構成もきれい。ただ、けしてこれは妄想ではないだろう。 相当気を使って書いていて、狂気はあまり感じない。 中途半端な感じは否めない。でも口当たりのいい暴走ってのも僕は好きだ。 476-478 いったい何様なんだ。という反感をついつい持ってしまうけれども、 この話者の滑稽さに力点をおいて読めば、まあそう気にもならないか。 どうせならもっと、無力な「私」を強調すれば共感はできた。 なんだかしらないが真面目にがんばっているだけの「私」にはあまり魅力がない。 515 名前:あこがれの世界(1)[] 投稿日:02/11/25 13 37 ID YTQWh2Aj その街にいた理由なんて、もう憶えていない。 駅につづく舗道の雪が、かぞえきれない靴跡を乗せて、 特別おもしろくなさそうな顔をしていたのは覚えている。 すべての靴跡を遮る境界線上に立って、僕は 駅の壁に貼られた一枚のポスターの奥を見つめていた。 ポスターの中の雪景色には、靴跡ひとつなく、 僕はその世界を、靴跡ひとつで壊すことにあこがれていた。 駅のすぐ裏側には田圃があって、 そこにもまた別世界のように、ガラスの向こうで 靴跡ひとつない雪景色が浮かびあがっていた。 それを見つけた時、僕は、近くて遠い世界に入り込んでしまったようだ。 516 名前:あこがれの世界(2)[] 投稿日:02/11/25 13 37 ID YTQWh2Aj その世界を見つめていたのは、僕と、 少し離れたところに立っていた 瞳のおおきな少女、二人だけで。 少女が現れた時の記憶が、僕にはない。 少女は僕の友達のように 僕に語りかけた。 「この駅にはね、裏側へ出る扉がまったくないの」 「それだからなの、あんなに陰のない雪景色が残っているのは」 僕はよそものだったから、そのことを知らなかったのだけど 彼女もまた、よそものらしかった。 東行きの電車が発車します、その構内アナウンスに 彼女は正しく他人の背中で、そっけなく僕から離れて行った。 僕は西行きの電車に乗ったから、 きっともう彼女とは一生逢えない。 あの駅で僕は、見えたはずのないものを胸に抱えてしまった。それでもあの時確かに 見えたような気がしている。 窓ガラスの中の、彼女の瞳に映っていた ー 雪原 ー 517 名前:翔ぶ[] 投稿日:02/11/25 16 56 ID 31n1X1aQ 僕の夢は 宇宙飛行士になることで 僕の憧れは 毛利さんになることだった また僕の夢は 彼女とヨーロッパへ空の旅をすることで また僕の憧れは 翼を得てひとり自由に空を翔ぶことだった 憧れは夢より遠く 手の届かないものだけれど それがなくては人生はなんて味気ないものだろう ありえない自分が ただ ありえないだけ だなんて 今の僕の夢は 君のためもっと闘える男になることで 今の僕の憧れは 君を連れてあの雲の向こうを翔ぶ 闘うヒーローになることなんだ 518 名前:撫子はチキン[] 投稿日:02/11/25 18 13 ID NI8GvMvH あーまた、暇なクズ共が集まってオナニーしてるよ 醜いね(ぷ 519 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/11/25 22 37 ID jopJeAg7 479 ストレートな文意、単純な構成が、投げやりな感じをよく表している。 青臭いメッセージなのかもしれないけど、それをバランスよく薄めていると思う。 ただ、面白さという点では迫力不足。 480 アルファベットを象形文字として解釈するという着想そのものが面白い。 詩中詩の挿入によって、抽象的な謎に妙なリアリティをも持たせている。 ∫は涙の跡、Mは眉間だととりあえず納得させられる、鮮やかなイメージだと思う。 482 前の4連が、終わり3行を説明するためだけに付属しているだけに感じる。 なんかこう、ふくらみがない無機質な文章で、行間に含みがほとんどない。 前半でもっと遊びがあってもよかった。 520 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/11/26 00 47 ID 10iAA2YT 486-488 むう。平易に書かれていて、さまざまな読み方をさせやがるな。 いろんな"言葉"が出てくる。届いた手紙のありふれた報告の言葉。 あの頃の僕らの感傷的なありふれた言葉(これに関しちゃ、この 板にいりゃ、よく見る言葉だよな)=今はくたびれて小さくなっ ちまったような言葉。む。現在の"僕"に感じさせてくれるような 言葉は出てこねぇのか。"大きな世界に住む彼女"に対して"小さな 世界に住む僕"は、なんだか卑下しすぎなような気がするが、作者に とってのリアルな言葉なんだろうな。ま、特にアラも見あたんねぇ し(チッ)、読者はいろんな読み方していい作品だってこった。 強いて言うなら 488の最初の連、もうちと掘り下げてくれねぇと 入って行きづらかったな。そのへんのせいか、"現在の憧れ"がどう なってんのか、知りたいのにわかんねぇんだよな。 489-490 原曲の歌詞をよく知らねぇから、そのへんについては何ともわから ねぇが。うむ、雰囲気としちゃ、こんな感じだったっけな。うーんしかし、 もしかしたら既存のテキストに頼りすぎなのか?「彼」とかいきなり 出てきても、ちっともわかんねぇぞ。前半はお前によるマッチの 印象、後半はお前によるマーシーの印象。ってことなのか? 正直、読み手としての俺は拒否されちまった。自分の印象に酔って るような気がするんだわ。うーむ。 490にだけある中途半端な韻は、マーシーの歌詞がそんな感じだからか? よく知らんが。 492 うーむ。律儀な鐘だよな。7年にいっぺんか。言いたいことは わかるが、表現つーより、説明だよな、これ。説明の中に「枯葉」 とか、表現を使ってるんだよな。そう思う一番の理由として、 鐘の音が聞こえてこねぇんだよな。「鐘」とタイトルつけるからには、 それがどうして鐘だと思うのか、その鐘はどんな音を聞かせるのか を描いてほしいと思ったぜ。 521 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/11/26 01 37 ID 0hUKfoj2 501-504 人間がロボットに憧れを抱くとしたら、きっとそれは悲しみがないから とかじゃなくて、人間を凌ぐ性能にほうに。 508 相手が馬なら嫉妬しない。相手が鹿でも嫉妬しない。相手がバカだと思えば 嫉妬しない。相手が素晴らしいから嫉妬する。でも認めない。それが 憧れだなんて。嫉妬だったら、嫉妬だ。 512 昔聴いたアナログの想い出。プレイヤーもアナログ盤も、あの時 僕を取り囲んでいたものたち、今はなくなって、しかし心の中に響く、 ジョアン・ジルベルトの歌声は、今も変わらない力を僕に与え続けてくれている。 515-516 無数の靴跡が集まってくる駅には、僕と彼女二人しかいないようで、 視野が狭くなっていた僕を、通行人がきっと笑ってた。 517 人間にとって最大の不幸とは、人生が一回きりしかないことである。 *あたしのは寸評ってゆーより、「あたしはこんな風に読みまちた」 ってゆー勝手な感想みたいなもんだケド、許してね☆ 522 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [sage] 投稿日:02/11/26 01 39 ID 0hUKfoj2 今回のお題は「憧れ」です☆ 締切は11月27日いっぱいでーす☆ 28日の0 00を過ぎて投稿された作品は原則的には無効だケド、 ちょっとくらいの遅刻は許しちゃうつもり☆ ルールは 1-2をよく見てネ!☆ 523 名前:無題[sage] 投稿日:02/11/26 02 54 ID pvjkWGVd 心が 震えること 信じること 神さまよりも 深々と 辛く 侵されていく 身から 唇から 浸ってゆく 真のあこがれ 524 名前:航海の前に[] 投稿日:02/11/26 03 35 ID AiUpy8dn 夢に破れて 次の航海の前に 海を見据えたら 暗く濁った霧 泣くことをやめても 瞳にかかったモザイクは消えない 外が少し曇っているのは雨のせいだ 瞳に映る海が 歪んでいる 僕はこの黒い海には旅立つことができない これは僕の未来 ちがう 船は壊れていた 僕にはそれが見える だから届かなくて 舵が取れずに 夢に向かう航路が 歪んでいくから 宝物を壊した ガラス越しの夢 人形が舵を取る船 525 名前:neo[00] 投稿日:02/11/26 04 18 ID XKFjZXox 知らない時は憧れを抱ける時間 それはとても素敵な時間 知ろうとしても何も見えない時間に 恋をして痛くて泣く よく知ることができたなら 次は 愛することができる時間が来る いつもだいたいそんな順番 526 名前:手紙[] 投稿日:02/11/26 07 16 ID 5fXOXfGj (一) 彼はいつもあまりしゃべらない 自分のことも、他の人のことも、男のことも、子どものことも でも彼はいつも、ひだまりの縁取りの明るい影をそっとブロックに落としている みんな彼のことをしゃべりたがる、口元に零れたふつふつした笑いを隠しきれなくて思わず下を向いてしまう 彼が僕といるとき、彼がいちばんよく話したのは多分僕のこと、そして妹のこと 彼はあるとき、「甘い碇」について話した そうすると、たっぷりとした静かな波が彼の足下から充分な時間をかけてあたりに伝播して、順々にみな彼のことを見つめた 僕はとっくに彼方へと消えた言葉を吐き出した、彼の口元を見つめた ああ、甘い碇ってどんなだろう 甘い碇 甘い碇 甘い碇 僕はそれを、広げられるかぎりめいっぱいの想像をしてしまわずにいられない それはいつまでたっても型にはならないけれど、しかたない だってそれは、言葉なんだから 言葉なんだから 言葉なんだから 527 名前:手紙(続き)[] 投稿日:02/11/26 07 17 ID 5fXOXfGj (二) 僕はいつも想像する 僕はいつもそれを見ている それが欲しくてたまらないものであるように、ずっと 見つめるたびに型を変える 見つめ続けるといつの間にか変わってしまう だからどんな型も僕には想像することができない これは夢想なんだろうか これは憧れなんだろうか それとも思考なんだろうか でも別になんだっていい そんなものは、言葉なんだから 言葉なんだから 言葉なんだから 528 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:02/11/26 11 11 ID F5gXUf3y 493 衛星と小判鮫の。似てるところと違うところですか~ うーん。そこはよくわかりませんでしたけど。 見つめあってる二人、目をそらす男。星空の下の海辺。 そんなイメージが綺麗に伝わってきました。 495 誰かに憧れていた子供時代は過ぎ、今は誰かから憧れられたい。 そんな内容なのでしょうか? もうちょっと言葉に手がかりがあったらよかったような気がします。 形は綺麗で好きです。 501- なんだか映画で観てみたいって気がしました。 逆に言うと映画の粗筋を詩で読んでるみたいで・・・。 最後の笑った顔で泣いてる場面には感動しました。 ロボットに名前が欲しかったかも。 初めて寸評してみました。恥ですねυ 529 名前:声のない歌手[] 投稿日:02/11/26 13 16 ID b0mKpcth 声を失った歌手 頭上の月に 手を延ばし 両手をまわし メロディを たぐり寄せる 月光の糸を 金色のメロディは 確かに胸の内にある それなのに たぐり寄せられては こない こない ああ でも 歌いたいと 歌いたいと それを 歌いたいと 喉まで 塞がれた喉までは 声がやってきている 530 名前:_[] 投稿日:02/11/26 13 17 ID b0mKpcth あこがれの声を その歌を 響かせたいと 今日も ピアノが鳴る その指は歌い その声なき歌を 耳にしたいと 耳にしたいと 欲し 聴きたいと 彼女のお客が 店にやってくる 531 名前:ドン亀は糞、撫子はチキン[sage] 投稿日:02/11/26 23 08 ID gD6K1A4A 529、530 悦に入りすぎて、繰り返しが多いし捻りも無いから 新鮮さを感じないね 527、526 527のがマシかな。526は長いし、繰り返しが多くて疲れる 僕を連発しない方が良いんじゃない? この詩を思いついたのは誰かの詩をサンプルしたの?(w 532 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/11/27 20 45 ID 4sZ9Ycem 533 名前:☆☆アコガレート☆☆1[sage] 投稿日:02/11/27 20 59 ID l3TlYzLd 【アコガレートって何?】 未来のカカオマスに、幸せのココアバターを加え、透明な砂糖 で味を整え、くじけそうな過去の想いに、元気の素を混ぜ入れ ると、アコガレートの出来上がりです。 チョコレートのように甘く、ほろ苦く、さまざまな形がありま すが、目には見えません。それでもなんとなく、色はわかるも のです。 ミルクを加えたミルク・アコガレート、これは十七歳の少女の 恋心の色。生クリームで溶いたガナッシュ、これは愛を知り始 めた淑女のとまどいの色。砂糖控えめのビター、大人の男性の 優しい笑顔の色。カカオマスを使わないホワイト・アコガレー トは、嫌う方も多いけれど、少女漫画雑誌のようにふわふわと、 責任感のない自由な色をしています。 【アコガレートの効能】 人生のポリフェノールを多量に含むアコガレートは、頭が固く なって人間的に老化するのを予防してくれます。できれば食べ る時間を決めて、毎日食べましょう。 【アコガレートの味】 ミルク・アコガレートやビター・アコガレート、ガナッシュや ホワイト・アコガレートと、種類はさまざまですが、その味は 共通してあかるく、大空に向かって開かれた味をしています。 口に入れると食べた人の体が溶け、前向きな心だけが残って、 天使たちが祝福する世界へ上昇して行くのを見るでしょう。 534 名前:☆☆アコガレート☆☆2[sage] 投稿日:02/11/27 21 02 ID l3TlYzLd 【アコガレートに関する迷信】 ◎アコガレートを食べると鼻血が出る 何でも栄養の摂りすぎは鼻血ブーに繋がるものです。アコ ガレートに限ったことではありません。ただ食べすぎると 失神することがある、というのは本当です。 ◎アコガレートを食べると太る 食物は何でも摂りすぎると肥満に繋がるものです。これも アコガレートに限ったことではありません。そして肥満の 主となる理由は運動不足です。アコガレートを食べると、 ぼうっ、となりますが、恍惚としたままにならず、運動を 怠らないことをお勧めします。 ◎アコガレートは麻薬だ 麻薬ではありません。覚醒剤です。アコガレートを食べる と、自分が鳥になったように感じたりすることもあるので、 屋上等高い場所では召し上がらないように気をつけましょ う。もちろん合法ドラッグの扱いになっています。 535 名前:☆☆アコガレート☆☆3[age] 投稿日:02/11/27 21 03 ID l3TlYzLd 【アコガレートのある風景】 白い帽子が風に飛んでいった。慌てて追いかけたその日の 少女は、草原の見た夢だったかのように、今はどこにもい ない。ただ、草だけが揺れている。私はそこで一枚のアコ ガレートを拾った。もう腐っているだろう、と思いながら 銀紙をはがす。風が銀紙を飛ばしていった。夏は猛暑にさ らされ、冬は雪に埋もれて、すっかり粉を噴いてはいたが、 あの日の想いを板状にしたようなアコガレートは、確かに まだ生きていた。目を細めて一口噛ると、暮れかかった空 を無数の天使が翔けて、私は天使たちを目で追いかけて、 その場でくるくるとまわった。天使たちが向こうの空へ消 えてしまって、ふと足元を見ると、それまでよりも鮮明に 「今」が、私を見上げてあかるく微笑んでいた。 【アコガレートでトリップされる時の注意】 鏡を見ないようにしましょう。鏡を見ながらアコガレートを食 べることのできる方は上級者です。なるべく漫画や映画、小説 や詩を鑑賞しながらお召し上がりください。 また、アコガレートを食べると自分ではない別人になってしま うこともよくあります。それは人生に大きな活力をもたらして くれるものではありますが、くれぐれもご自分の名前を忘れな いように。 536 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/27 21 42 ID ejTuy0kv 憧れは突然やって来て 僕をとりこにしてしまった いつものような何気ない会話から 知らない顔の君が見えた 色彩が動き出した 街を染めて僕を染めて 僕の自転車の後に乗りなよ 新しい景色を見せてあげる 一緒に遠くを見ようよ もっと遠くを 537 名前:青の憧れ[] 投稿日:02/11/27 21 57 ID /QP7WMwi 世界は青の要素でできている 幼いころ思っていた 空と海がすべてを占める世界は 青と青がすべて それを見ていた私も 青の要素でできているはずだった 私が私を見たときに 青に染まらない私を知った 青の要素でできている私は 憧れの虚像にすぎないことを 私は青に染まった私を想う 塵ほどに細かく砕かれた 私の骨は海に溶け 微小の生物たちと戯れながら 薄く薄く青の要素に まみれて消える 想像に憧れて折ったあばらを 砕きながら涙をながす 依然と残る青に疎外された体 私は憧れの一端だけを抱えて あばらを砕き続ける 538 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [sage] 投稿日:02/11/27 22 03 ID idkYQukP 523 あこがれの胸に抱かれて、その乳を味わう。あこがれがあこがれのまま 今となる時。 524 新しい旅立ちの前には、等身大だったものを玩具にして、壊す。 船も、海も。そうして初めて、新しい海へ、旅立てる。 525 愛の神様、恋の天使。 526-527 未開の人に、上手に肖像画を描いて、プレゼントしたら、これはどっちが 上だ?と尋ねられた。 529-530 聴こえない聴こえない歌を歌を聴きたい聴きたいくるくるまわす 手は竪琴を鳴らすように鳴らすように光を光を求めて光はピアノになった。 533-535 チョコレートの味はその日の体調でも変わる。 539 名前:あお 山 みどり 山 みどり 山 あお[] 投稿日:02/11/27 22 05 ID trW3Kpkq あおい 山山山 てん によけて かぜ となじみ はれ でひかり すけて つらなり ながれ かたる 山山山 あおさ のおしろいばっちり ほどこして 青二才? ダメな詩しか よめて ないからそのことづて かんじて はなれなくて 540 名前: 2[] 投稿日:02/11/27 22 06 ID trW3Kpkq 山山山 あおあお とれても 山山山 みどりみどり はいつもそのなか なんとなくあるいて いっぽ にひゃっぽ さんまんぽ 足くじいて じめんすわりこんでしまって やさしく目とじてしんこきゅう ひとつ ふたつ みっつ きびしく目あけて みどり の葉っぱっぱめいっぱい そだて すだち うんで 森 はやして 541 名前: end[] 投稿日:02/11/27 22 08 ID trW3Kpkq やまなかみどり やっぱりなまえと似て いて じぶんかさね見て 山山山 のおく ただそれだけって いう いつの日か このチカラぜったい手 にもて るって むねひめて 542 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/11/27 22 17 ID vL5P9PUA 今回のお題は「憧れ」です☆ 締切まであと約1時間40分! ルールは 1-2を見てね~☆ 536 自転車をまっすぐ走らせるには遠くを見るのが基本だよね。 石ころにつまずいたって、遠くを見ていればバランスは崩れないよ。 大きな穴でもない限りはね。 537 生まれてからずっと、なぜか海のほうしか見ていなかった。 振り返ると仲間たちがいて、だけど僕は、やっぱり空と海と同じくなりたいんだ。 543 名前: [] 投稿日:02/11/27 22 18 ID T2j3tfOg ブッシュの息子びっくり 国際的エロリスト エロカイダ 同時多発エロ 巨乳おっぱい二つが高層ビルに激突 !!! ペンタゴンに貧乳おっぱい激突か?現在確認中 http //tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1038360362/l50 544 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/11/27 22 26 ID /9vqTolV 543 アコガレ????????? 545 名前:[病名: 憧憬 ][sage] 投稿日:02/11/27 22 40 ID dLCNzDRA イデアの幻をみた音叉の 回帰衝動に似た咆哮 波動に混じる金粉を集めれば それが憧 マグネシウムのように燃焼し 白熱が暗部を滅す 現実の裏打ちを無くした像は妄
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/227.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 10th edition ~~」の430-495 430 名前:れん@2ch ◆YltgToqNj6 [sage] 投稿日:04/02/09(月) 18 35 ID j/UVp/JF 評価および寸評いただいた方ありがとうございます。 そして審査していただいた皆様、まさかのチャンプありがとうです!!! 次回のお題、身近なものをといろいろ考えましたのですが、 衣食住の 『食』 でもしよろしければよろしくおねがいします。 431 名前:まとめちゃうぞゴルァ! みんなおつかれさまだぞゴルァ! [sage] 投稿日:04/02/09(月) 21 25 ID qWYPG46q ========== チャンプ 8点 ================ 392-394 『真綿のような戦火のなか、三通の手形、その裏書き』 ========== 準チャンプ 3点 =============== 377-378 :裏 382-383 :天狗ばなし 384 ザ・裏 385 :うらぶれ 386-387 A Back and Lips 401「自転車に乗って」 以上です。おめでとうございました。 (集計の確認しなおしたけど、これでFAですね) 次のお題は 430 で出されました 『食』 でございます。 締めきりは一週間後の2月16日いっぱいです。 432 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/02/09(月) 21 47 ID rQQEIkEK ふにふにさんのを有効にした方が準チャンプがすっきりしていいんじゃない? 書いた詩評価してあげるよ?スレに最近よくいますし、以前も審査前に名乗ずとも有効だったわけですし。 どうでしょうかね? 433 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/09(月) 22 07 ID rQQEIkEK ☆チャンプ☆ 392-394 『真綿のような戦火のなか、三通の手形、その裏書き』 ☆準チャンプ☆ 382-383 天狗ばなし 412でスマヌ ◆R3t3jx3pxYさんも「天狗ばなし」も1点(素性が知れぬため無効とはいえ)入れていますし、 折角ふにふにさんにも審査して頂いたわけですし、こちらで異論はありませんでしょうか?>皆様 意見を伺いたいのでageておきますね。 434 名前:構造 ◆/Cej999/v6 [sage] 投稿日:04/02/09(月) 22 11 ID AF83wcHN 点数を入れた本人が票を無効にしたいと言っているので、どうでしょうかね。 もういちど本人の意向を聞いてみては? それから決定してもいいかと。 435 名前:ふにふに ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/02/09(月) 23 31 ID x6lPU49w 申し訳ないです。混乱を招いてしまったようですね。 ルールをきちんと読まなかったのが悔やまれます。 今回、私の票は無効票扱いが正当かと思います。 429を書き込んだのもそう思ってのことでした。 しかしもしも、特例として票をひろっていただけるのでしたらば スマヌさんのと合わせて「1票」というのはいかがでしょうか。 で、あらためて。 今回のテーマ「食」に正式に参加させていただきたいと思いますニャ。 みなさんよろしくお願いします。 436 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/09(月) 23 39 ID ECW0Mvm2 435 了解致しました。 では、スマヌさんとふにふにさんの票を合わせて「1点」。 それにななほしさんの「3点」をプラスして計「4点」となります。 これで今回のチャンプ、準チャンプが正式決定致します。 ーーーーーーーーーー ☆チャンプ☆ 8点 392-394 『真綿のような戦火のなか、三通の手形、その裏書き』 ☆準チャンプ☆ 4点 382-383 天狗ばなし ーーーーーーーーーー 以上の結果と相成りました。 次回のお題は「食」です。皆様、奮って投稿してください。 437 名前:瀬戸際 [] 投稿日:04/02/10(火) 16 09 ID I9sUe5Uv P1 茶碗に山盛りだ。 愚痴や小言が不満を一杯にして、 食卓は山盛りだ。 募るように午前零時の鐘がなると、底から関を切ったように怒々ーッと溢れ出す水流に、窓という窓は はち切れんばかりに反り返っている。 これじゃまるで我が家は重い暗雲に満たされた悪霊の館だ。 438 名前:瀬戸際 [] 投稿日:04/02/10(火) 16 10 ID I9sUe5Uv P2 至って、食卓の冷飯は祭壇上の貢ぎもので、そして今から一人の男が生け贄となるという‥。 聞けっ、 屋根裏で眠る天使よ、 女は気ままな分、いい加減でもあるから、 母は偽善の下で、この山盛りされた皮肉を一気に流し込む。 439 名前:瀬戸際 [] 投稿日:04/02/10(火) 16 11 ID I9sUe5Uv P3 だから天使よ、 明日はなにもなかったような朝食の団欒のために! 今夜はゆっくりとおやすみ。 夫婦とは針に糸を通すような危ういことだらけなのだから。/ 440 名前:おのれに解脱なし [] 投稿日:04/02/11(水) 21 28 ID C28cNbTI 部屋の四隅に人が立つ いちばんおれの近くにいるのは カーテンに半身を包んだ男で その布越しに ことばが 対角線の隅に向けて発せられる そこにいる白いスリップ姿の女が あ そうです あ そうです と応答する 残りの二人は記録者らしい 壁のしみのように影薄く佇み 簡素な対話によってあらわになる おれの悪行の数々を それぞれの掌に書き込んでいる おれに食われたすべてのものが 天井の羽目板から見下ろす その視線の中 おれは諦念とともに布団にじっと横たわり えんえんと裁かれながら 役にたたぬ不埒な懺悔を噛み殺している そんなおれを形作るのも おれに食われしものであり 441 名前:アナウンス [age] 投稿日:04/02/11(水) 21 34 ID zITTu5BZ 〆切は2月16日いっぱい。 442 名前:日常百景1/2 [sage] 投稿日:04/02/12(木) 16 53 ID ++JuihYS 1 神戸の街が一夜にして灰燼と化したニュースを ニューヨークの彼女はホットドッグを食べながら聞いた 崩れ落ちていくビルが ハリウッド映画のようで 現実と虚実が入りまぜになったまま 彼女は奇妙な高揚感を覚えた 2 阪神タイガースが日本一を掴み損ねた日 横浜の彼女は故里の父が死んだ事を聞いた テレビから聞こえてくる歓声と怒声は 遥か遠くに存在し忘れられ 電話からの母の嗚咽だけが現実を突き付けた 彼女は飲みかけのビールをそのままにして家を出た 3 アメリカでBSEが報告された日 宮崎の青年は養鶏場で 彼と同じ日に生まれた全ての家畜の事を思った 同い年の牛はどこにも存在しない現実の中 彼だけが生きている事が種の優位性であることを悟った 443 名前:日常百景2/2 [sage] 投稿日:04/02/12(木) 16 54 ID ++JuihYS 4 ニューヨークの尖塔が一瞬のうちに消えた朝 神戸の少女はまだ眠りの中にいた 生まれ変わった街で生まれたばかりの彼女は どこかで大地が震えた感覚をおぼえながら 夢の中でフルーツパフェにスプーンをのばした ニューヨークの彼女は眼前の光景に絶句し 立ちすくし 恐怖し その後悲しみの涙を流した かつての神戸のニュースはすでに駆逐されていた 自分だけの不幸に我が身をゆだね あの日のホットドッグはすでに忘れ去られていた 横浜の彼女はインターネットの速報ニュースを見た ディスプレイの中に写し出された写真が まるで映画の1シーンであるかのように見えた 虚実と現実はここにも訪れた 彼女は電話に手を伸ばし 何年ぶりかに故里に声を届けた 5 アフガニスタンで米軍旗がはためき イラクの空をヨーロッパの飛行機が飛び回る 伝えられる情報は加工された音で 少しの遅れもなく破裂音が聞こえる 僕はなんと愚かしい行為なのかと口にしながら 同じ口に牛丼を頬張る 北朝鮮の餓死寸前の子供を写し出すニュースを背景にして 目の前の写真で彼は自慰をはじめた 世界は常に虚実と現実の境い目に存在する 444 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/02/12(木) 21 10 ID TTwbXCSv 437-439 レトリックの満載であるのでしょうが 読み辛いかもしれないユルい感じが味にもなって。 妻を「天使」と呼ぶあたりに新婚であることが察せられると タイトルにインパクトがあると思います。 440 競争社会という名のリングでダウンしている選手。 上司による査定により「悪行」とされた”業(業務)”の 価値転化物としての”食物”の再転化された”業(カルマ)”。 …→”業”→”食物”→”業”→”食物”→…という円環でしょうか。 445 名前:烏賊のカレー(1) [sage] 投稿日:04/02/12(木) 23 01 ID FSEZ0UWI 烏賊の腑を醤油に混ぜた タレに烏賊の身をしばらくつけて カレーに入れると こいつはなかなかの代物で 日本酒どころかワインやビール ジンに焼酎にいたるまで 合わないものがないほどに つまみにはもってこいだというのに 彼女は烏賊のカレーが嫌いだ 生姜できちんと匂いもとってある トマトピューレで味もつけたし 酸味で匂いは消えているはずで そう あのひっついた薄い皮膜も ゴム臭い匂いが イヤだと彼女がいったから すべて剥いてしまったよ それでも、彼女は大嫌いなのさ 烏賊のカレーが 446 名前:烏賊のカレー(2) [sage] 投稿日:04/02/12(木) 23 01 ID FSEZ0UWI そうさ、烏賊のカレーの味が わからないってことは まだまだ女の子にちがいないのさ それでも、僕は見たいんだ 一生懸命に烏賊のカレーを おいしいおいしいと ほおばる彼女の姿をね それとも僕の料理の腕が 未熟だとでもいうのかね それならそれで、頑張るまでさ おいしい、おいしいと言うまで 何度も 何度も 作ってやるのさ 烏賊のカレーを 一度慣れれば 病み付きになれるよ 禁断症状がでるまでに 食べたくなるにきまってる 食べておくれよ 僕も誰でも 大人はみんなだいすきな とてもおいしい烏賊のカレーを 447 名前:娘と父 [] 投稿日:04/02/13(金) 12 05 ID IYHs7ivk 「ポッキー食べたい!」と7歳になる娘が言った 私はポケットの底の糸屑と一緒になった100円玉2枚を取出し娘の小さな掌の上に置いた 汚い銀色の100円玉2枚を無造作に握り背のとどかないお菓子棚のポッキーを目一杯背伸びし捕ろうと格闘する 私はそっと手を貸してやる しっかと掴んだポッキーを抱きレジへ駆け出す娘 またしてもとどかぬ背に幼い娘は苛立ちを抑えることができるはずもない 無愛想な店員はその光景をじっと観ている 店内に響く娘の泣き声 あぁ、又やってしまったか・・・ そう思いながら私は娘に語りかける 「お父さん、警察に行ってくるね」 店員の返り血を浴び赤い水玉になったブラウスを着た娘はコクリと頷いた 448 名前:たゆろん [] 投稿日:04/02/13(金) 21 24 ID Jhp9vQAg たゆろんたゆろん かすかにあたたかい あなたに浮かんでいる 顔が浸からないように気をつけるけれど 全身が沈んでも息はできるかもしれない 時に一部が熱くなり冷たくなり 時に違和を生じさせるのは あなたが何かを得るため 私には吐息やら声やら もろもろの分泌物しかないのに 思い切って身を反転させ 底に向かって嘔吐する ゆっくりと下へ運ばれて行き 見えなくなったそれを あなたは喰ったのか否か 449 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/13(金) 23 24 ID Oqna7Ezz 「ちんぽ」 鏡の中の眼球を観察してたら 眼球を無性に食べたくなった (ああ、コリコリとした歯ごたえだろうな (醤油かけたらもっとデリシャスだろうな (まるごと飲んでもいいな (ゴクリと滑らかに玉 (食道、コロコロ (全身が射精するみたいに (気持ちいいんだろうな 振りかえると夜になってた 由美をラブホテルに呼び出した 「だけど、今日のセックスは中止の方向で 由美はみるからに不機嫌になった しかたないから由美の股間を触ってやったら もうびっしょり 「俺の眼球舐めてよ。きもちいいぞ。 耳元で囁いたら由美は失禁してしまった 「れろれろ舐めたらいいの?いたくないの? 由美が馬乗りになって 俺の眼球をれろれろ舐めた なんにも感じなかった 俺は由美の乳頭を 赤ん坊が乳歯で噛むように 中指と人差し指で挟んみながら 全身がちんぽみたいになったらいいのになと思った 450 名前:享受 [sage] 投稿日:04/02/14(土) 00 07 ID BqY9jUq4 まあるい 黄色の たね キュ、っと噛んで 飲み込んだ おなかの中に ぽとり 酒を流し込んで あたたかくして ずるり、ずるり、行き渡る血管 とげとげのない 生暖かい体になって くったりと 埋没して行く にがい物ばかり食べていると 悪い夢に うなされがち 気づけ 受け入れたすべてを感じ この体を造っていることに 侵入者たちの胎動は止んで 胸の奥に熟した あたらしい 細胞 太陽の実を成らせて眠っていると いつか 羽蟲に生まれ変わる 目覚めると 満月の揺れる色 今にもとろけ落ちてくる あれも 食べたい 451 名前:ランチ [sage] 投稿日:04/02/14(土) 03 18 ID srL6gQyg あの日から ランチは 一人分しかテーブルにのらない この頃は 野菜が 足りてないという自覚がある 僕が淹れたコーヒーに手をつけず あなたは消えていった 冷めたコーヒー 一人で啜った あなたに言われた言葉 頭の中を泳ぐ 「心が冷たすぎる」 いつの日も 日当たりの とてもいいこの部屋の中で 僕の影は一層 大きくなっていった いつから 一人に慣れたの? いつから 何も感じなくなってしまったの? 考えすぎて また コーヒーは冷めた 冷たいと言われた心に 僕自身が凍えているよ あの日 君が 最後に作った料理はなんだっけ? あの日も僕は食べきれなかった 452 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/14(土) 05 24 ID pKEUvdy8 食は詩人を触発するのでしょうか? 皆さんテンション高い! 読み応えある作品ばかりです! 453 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/02/15(日) 16 03 ID Yd60wEf8 445-446 この「カレー」に自己同化の味がするとしたらそれを煮立たせて いるのは消えることのないとろ火のような熱情でしょうか。 責任の所在を確かめつつするつもりのその更なる研修のための 受け皿がないと残る「カレー」の絶対性のあるいはその無為性の 注目される収束である気がします。 454 名前:そういえば [] 投稿日:04/02/16(月) 00 13 ID GD0UaUn4 食べ飽きた料理でさえ 今は何よりもおいしく そう感じる 人生とは 不思議なものだ 455 名前: ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/02/16(月) 00 20 ID mXUvnDPc むしゃり、とやって うん ぐびり、とやったら ぷはぁ そしたらもいっちょ むしゃり、とやって にんまり うん 456 名前:呑み下す [] 投稿日:04/02/16(月) 00 57 ID 6jz9DPMf オレは食べるひとくちひとくち一口一口 ダレも代わることのできないひとくちひとくち一口一口 オレは生きるいちにちいちにち一日一日 ダレも代わることのできないいちにちいちにち一日一日 つらくなった時おもいだす感謝の心 オレはダレかのやったことを呑み下す 食べるために生きているわけじゃないけれど 生きてることを実感するひとくち一口 一口がささえるいちにち一日 いろんなコトを考える頭を 満足させる一口 思い出すことのできる一日 457 名前:ヘルシー・ライフ [sage] 投稿日:04/02/16(月) 17 40 ID XL8ZqSL8 洗いあげた一円玉 のような朝 冷蔵庫から取り出す コンビニサラダ こめかみをめぐる 快音 徹夜明けの 生野菜は 目のおくが 晴れわたる 給湯室で足を洗い さあ うちに帰って 出勤だ 始発のエスカレーターは 無言の葬列を進む 458 名前:喰媒 [sage] 投稿日:04/02/16(月) 18 01 ID QG4i21l6 胃を形成する 粘土質の液体で塗れた小部屋 そこに詰め込む うっすらと笑った表情に 足首に近い細さを以って挑む 孕む肉体と壊死の匂いとを 匙でかき回して抉りとる 胎児にも似た姿で それは紛れもなく存在する 丸ごと引きずり出して掲げるべきそのもの 噛み砕かれる側の意味 生観念の碇泊 溺れて溢れる寸前に目にする 食すと謂う行為 459 名前:正邪のレシピ(1) [sage] 投稿日:04/02/16(月) 18 11 ID YPd4DmrV るつぼで 石をたく とろ火で3分 くつくつくつくつ なみだが噴きこぼれないよう 弱火で ヘロドトスが ナイルの水でといた麻薬を打ちながら ウガンダを迂回したところを捕獲すると さらして はらぼねをすきとる ひとくち大に切りわけ へたを落とし 皮をむく 輪切りにして さらして あくをぬくと すあげにして 火がとおったら たねとすじをとり ふきとる 460 名前:正邪のレシピ(2) [sage] 投稿日:04/02/16(月) 18 12 ID YPd4DmrV そしてサロメの切り身で巻いてライ麦粉をうすくかけ 1600度の鉄であげる 表面がカリッとしたらひきあげ あぶらを切り あぶらをしいて いためる しんなりとしてとうめいになったら 正味紀元のせいで死んだ人の数をくわえさらにいためる 生きるすべジュース 薄口醤油 ローリエ カンダタをくわえ さらにマイナス5分間 にじるがぐにからむ濃度になったら うつわにもりつけず なべからちょくせつ あなたの口へ 461 名前:正邪のレシピ(3) [sage] 投稿日:04/02/16(月) 18 13 ID YPd4DmrV たこ糸で亀甲しばりにしておいたあなたの 血のけをとばしてから 肺に注入 おこのみで 臓器と皮のすき間にくまなくタイムを詰め 弱火で約六千年間 あめいろになったら 包帯をほどき 薬味を一無量大数ほどくわえ あらかじめお持ち帰りしておいたヤンママの もううつろな瞳にやさしくキスを何回もくりかえせば すぐにもみずみずしく挿入が可能な状態に ひと晩ベッドで寝かせたら そのあいだに 何度でも引越しましょう 本能にしたがい ザーメンはあくまでも エキセントリックな無国籍風味を失わないよう いっきにぶちまけるのがポイントです 食後はイエティーなど入れて 今回のサプリメントの余韻を存分に堪能してください 462 名前:サーベルタイガー [sage] 投稿日:04/02/16(月) 23 07 ID u3nY1M0M 血だらけの けものの体をひきずり 草むらにこもれる いつまでも赤い足跡は消えない 泥にまみれたりはしない 精神は削ぎおとさねばならない その長いキバは 耳あたりのいい調べを噛み砕いたりはしない 振りしぼった四本の脚で 遠く糸を垂らす赤い凧にむかう サーベルタイガーの死にゆく背中に もう 憧れたりはしない 463 名前:日食 [sage] 投稿日:04/02/16(月) 23 29 ID 8ik2C+Rh ソラを見上げれば 蝕まれていく太陽 暗くなる大地 蝕まれていく太陽 ますます暗くなる大地 大地が蝕まれていく かのように 太陽が蝕まれていく 大地のうえの神話が蝕まれていくかのように 大地のうえの民族が蝕まれていくかのように 大地のうえの伝説が蝕まれていくかのように 大地のうえの国家が蝕まれていくかのように 大地のうえの社会が蝕まれていくかのように 大地のうえの政治が蝕まれていくかのように 大地のうえの家族が蝕まれていくかのように 大地のうえの教育が蝕まれていくかのように 大地のうえの夫婦が蝕まれていくかのように 大地のうえの生活が蝕まれていくかのように 大地のうえの二人が蝕まれていくかのように しかし なにごともなく 明るくなる大地 ますます明るくなる大地 464 名前:私の食 1/3 [sage] 投稿日:04/02/16(月) 23 57 ID OtuKyzkn 体毛などが残りますと歯ざわりがよろしくありませんので 生の食材などは気持ちの悪い方もいらっしゃるかもしれませんが 食べられる方を第一に考えこれを丁寧にむしりとりましょう。 かなり大きなものですので各部位に分けて切り取っていきます。 頭部・四肢・胴体にわけ特に胴体はお腹を割いて内臓とりだしましょう。 次に食材を冷水で洗います。 最近の若い方でお米を洗う時に洗剤をつけてジャブジャブ洗う方がいらっしゃるようですが 冷水で丁寧に揉み洗いするだけで充分ぬねりよごれ等はとれますので けっしてそのようなことはなさらないでください。この食材の場合は特に注意してください。 内臓も食べられます。臭みがありますからお箸でもなんでもかまいませんので しっかり挟んで中の臭みの元をこすげとります。ここで差がでますので丁寧にしごいてください。 全体を洗えば少し水をきっておいておきます。 今回は鍋で調理いたしますのでまずさっとでよろしいのでダシをとります。 そして食べやすいように一口サイズに各部位を切りましょう。 一口サイズと言ってもさまざまですが煮崩れしない程度になるべく小さくします。 煮崩れするとせっかくの食材が見た目も悪く 鍋の底にちいさくいっぱいに溜まっていて結局食べない となるともったいないということもあります。 まず火の通り難い四肢から入れて次に胴体・内臓を入れていきます。 頭部は旨味が凝縮されていますので他の食材に火が通りとろ火にしてからじっくりと煮込んでいきます。 食材から旨味がたっぷりとしみだしてきますのでよけいな味付けはなさらない方がよろしいでしょう。 465 名前:私の食 2/3 [sage] 投稿日:04/02/16(月) 23 59 ID OtuKyzkn 不精、どころではない。もさもさに生えた髭。一週間ほど風呂に入っていない。 風呂どころかシャワーですら浴びておらず、まず鏡をのぞいていなかった。 しなやかだが次第に脂じみてくるこの毛。切っ先から何か垂れてきそうだ。 手の平の大きな男に熱い泡を塗りこまれてタオルで蒸される。すごく気持がちよかった。 耳の裏側からじょりじょりぶちぶちと聞こえてくる。いっそ快感だ。 軽くマッサージまでしてくれてその男は優しく俺の手を引いていった。 風呂だ。熱い風呂だ。まだ入っていなくとも分かる。風呂だ。それは風呂だ。 扉を閉められ-その向こうにいるのはわかっていたが-もう俺だけの風呂に入れると かけ湯もそこそこに一気に湯船に飛び込んだ。・・・・・・っはぁぁぁぁぁぁあああ。 幸せだった。大きな息の後に小さく何度も息をもらした。おしっこももらしてやった。 もう生き生きと泡だらけの体をこすった。何度も湯をかけた。笑った。 目の前に鏡があった。手でこすりのぞいた。俺を見た。にじんだ俺を見た。 三十年ほど付き合ってきた顔。すこし間抜けに写っていたが確かに俺だ。 風呂場でみる自分はどうしてこんなにふやけた顔をしてるのか。 思いっきり笑顔してみた。にん。どうやら髪も剃られているようだ。 静かだった。笑顔だけが元にもどっていった。 466 名前:ふくじゅう [sage] 投稿日:04/02/17(火) 00 00 ID ZSKqDT+4 振りかえれば みずみずしい林檎 だけど僕はポテトチップスを食べる 洗練されていく流線型のなか つぎつぎ視界のそと流れてく自然界しりめ 彼女の人工的な白い肌にそそりたつ ぽてち ポテチ ポテトチップス う ま い もっと 振りかけて フレイバー もっと もっと もっと もっと!!!!! 467 名前:私の食 3/3 [sage] 投稿日:04/02/17(火) 00 01 ID XBTgf162 今日の夕食は鍋だ。鍋。調理法としては融通無碍にして思わぬ味わいも得られ それはけっこうなことなんだが問題は何をもってその調理をするか、だ。 自慢にもならぬがかつて世界中の高価でもの珍しいいわば珍味秘方は、くってきた。 四足で食わぬものは両親と机だけだというある民族よりも食に関しては貪欲に生きてきたつもりだ。 あちらに珍味あれば眼鏡ごとすっとび、こちらに一品あれば飽きるまで食う。 そういった食の探訪だけでなく私はみずから調理場に立つ。 磨ききったその室内には私という存在だけが頼りになる。 家庭料理も一通りこなすがゲテモノのたぐいでもためらいなくさばける。 しかしそれを私は食べない。医者が自らを診断しないように私も自らを食さない。 作る、とはコピーすることなのだ。他であれ自であれ。 調理は自分のためではないのだ。誰かに食べてもらうのだ。 でなければ、私は私を食することになる。 「その時」というものをぼんやりと見過ごしてはならない。うまいものには旬がある。 次などいつくるかわからない。いっそ「その時」を待つよりこちらから挑むのもいい。 今日の夕食は鍋だ。一般的だ。知らぬ者はいまい。 今、俺は興奮している。 468 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/17(火) 00 12 ID sTaVNY3v 締めきり age 469 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/02/17(火) 01 20 ID 2OH/fH8S みなさん、お疲れさまでした。 審査期間に入ります。 締め切りは2/20いっぱい(2/21午前0時)ということで、よろしくお願いします。 470 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/17(火) 01 26 ID Uh7wtGh6 審査締め切りは20日午前00 00までです。では審査員の皆さんよろしくお願いします。 471 名前:一覧 [sage] 投稿日:04/02/17(火) 01 39 ID O8o5VPzz 437-439 瀬戸際 440 おのれに解脱なし 442-443 日常百景 445-446 烏賊のカレー 447 娘と父 448 たゆろん 449 ちんぽ 450 享受 451 ランチ 454 そういえば 455 ◆./IUAzrbq6 456 呑み下す 457 ヘルシー・ライフ 458 喰媒 459-461 正邪のレシピ 462 サーベルタイガー 463 日食 464-465(+ 467) 私の食 466 ふくじゅう これで合ってるかな。 472 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/17(火) 01 41 ID 0YjrD2x5 470 え、それじゃ〆切は2月19日いっぱいってこと? 473 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/02/17(火) 02 02 ID dqOAt0RT 期間ちょっと短いような。 カノプス氏案の20日いっぱいの方が余裕がありそうだけど。 474 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/02/17(火) 06 14 ID O8o5VPzz ルールにある「丸二日」を採ると、19日いっぱい? 475 名前:170 [] 投稿日:04/02/17(火) 07 02 ID Uh7wtGh6 すんません。被ってるの気づかなかった。カノープスさんの案に異存ありません。 476 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/02/17(火) 07 02 ID 2OH/fH8S うを、一日間違えた。今は審査期間3日間とってます。 17、18、19日…で、2/20午前0時が締切り、だね。 ま、審査員が少ない場合は一日伸ばしたって構わないと思うけどね。 477 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/02/17(火) 07 05 ID 2OH/fH8S なんか、スゴい時間にケコーンしちまった(笑)。 じゃ、2/20午前0時締め切りでいきましょう。 478 名前: ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/02/17(火) 15 24 ID ru22Yjpr 471 ええと、自己申告します。 455は審査対象外です。 479 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/02/18(水) 22 32 ID J+2d2LTm 審査、いきまっす。 3点 なし。 2点 448 前半が好き。「たゆろん」の心地よさが最後まで続かなかったのは、 やや残念な気もします。 459-461 淡々として、しかもマメなレシピが気に入った。途中の当て字は、 「取扱い注意」だったね。 1点 437-439 とにかく最終行が気に入った。でも、「悪霊の館」とかは、やめ ようよ。 443-443 これが面白いかどうかは、正直微妙。でも、ふりかかる不幸もま た利己的である、という真理に。 辛口で食べにくいかな…ゴメン、料理が下手で。 480 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/02/18(水) 22 39 ID J+2d2LTm あ、ミステイク。 1点 443-433は、 442-443の間違いです。 481 名前:ヤマネコ ◆1CoTV650go [] 投稿日:04/02/19(木) 00 54 ID etuImy9Q 採点です。 448 450 各1点ずつ 2作品とも一連目の表現がいい。このままリズムをつなげていければもっとよかったかも 後半が若干在り来たりになっているのが残念。 451 2点 個人的にこういう日常的な詩は好き。印象的な表現がもう少し欲しかったかも。 採点はじめてなので、こんなもので。 482 名前:ウノ ◆mdm4jQk4Iw [sagain] 投稿日:04/02/19(木) 00 56 ID UixtXwjr 2点 442-443 日常百景 1点 437-439 瀬戸際 448 たゆろん 450 享受 455 ◆./IUAzrbq6 457 ヘルシー・ライフ 462 サーベルタイガー 感想欲しかったら言ってくれ。点ありでもなしでも。 あまり時間つくれないけどなるべくつける。 483 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/19(木) 01 07 ID z3fBpWxH 朝のリレーが好き 484 名前:soft ◆1unIKApLkA [sage] 投稿日:04/02/19(木) 01 09 ID W5URxBSy 483 それ 谷川俊太郎だろw 485 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [] 投稿日:04/02/19(木) 02 08 ID d1605od1 【2点】 442-443 「日常百景」 短い章立ての構成が小気味よく続いていい感じ。 ただ2は4の後じゃないのかな・・・。まあ「日本一を掴み損ねた」だけなら 85年以来ずっとで別にいい気はするが・・・。 それ以外現実に沿った時間軸で、それがあればこその 中盤の亀裂の構成も生きてくると思うんだが・・・。 【1点】 449 「ちんぽ」 なんだかタイトルにしびれた。 うまくまとめようとせずそのままの勢いでいけばよかったかな。 もっと馬鹿になれ。ただ書いたあとニ三回は読み直して欲しい。 459-460 「正邪のレシピ」 痒い所に手が届かないような。 くしゃみが出そうで出ないような。 ヤンママ辺りからつかめそうになったけれど 結局俺はからぶりしたみたい。 【独り言】 なんだか何回も読み直してると「ちんぽ」のような作品に点をあげてしまいたくなりますね。あげたけど。 やっぱりうまいですねみんな、そこそこ。 特に最近ですが「意味わかんねぇよ馬鹿。でもひきつけられる」 というのが少ないようなそうでないよな。「正邪のレシピ」は近いけどどこか理性があるような。 「詩で遊ぼう」なんだからもっと馬鹿な作品があればなぁとか思う。腹立つくらいの。 「日常百景」はまとめ方がうまい。ただ全部ニュースで知れるものばかりなんで もっと深くいってもいいのではないかと。綺麗さはその際、捨ててでも。 あと点はないですが「ヘルシーライフ」は最初、鏡にうつしたような すべてが逆ならばそれは真実になるみたいなのかと思って注目したんですが 違いますか・・・?これって言葉のありえなさとかではなく普通に夜勤明けを描いただけなんでしょうか・・・? なんかそう思えてきた・・・。 486 名前:ダ~ミヤン ◆DummymO2O6 [sage] 投稿日:04/02/19(木) 02 19 ID 621BGX3C それでは私も。 458 喰媒 3点 まるでクトゥルフ神が笑っているかのよう。 いろんな解釈がもっとできそう。何度も読むたび、違う思いが湧く。 こういうの好きです。 437-440 瀬戸際 2点 越えなければならない、壁のような空気が伝わってきます。巧い。 山盛りにされた茶碗の中身は、喉を通って欲しい、がまんの絆でしょうか。 447 娘と父 2点 食欲に見えて非なるもの、愛情に見えて非なるもの、娘も父も…怖っ!! 精神的にグッと迫る短編ホラーの読後感に似て、面白かったです。 448 たゆろん 1点 「与える」という力のある人はすばらしいと、いつも思います。 なぜか何度も読み返しているうちに、気持ちよくなりました。 不思議な詩です。 462 サーベルタイガー 1点 私達にも、同じ野生は残っていて、決して消えてはいないはず。 けれど、忘れかけていました。思い出させてくれたこの作品に、お礼を。 440 おのれに解脱なし 1点 私たちは、生きるために食べてるだけなのに、苦しいですね。 タイトルで言い切った諦めの、潔さに点を入れたい。 442-443 日常百景 1点 遠い現実を知りながら、それでも平然と食事を続け、日常を 維持しようとする力、地球の回転はその力のおかげかと思うほど。 そう感じさせてくれた表現は、プロモーション的で面白いと思いました。 487 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/02/19(木) 03 01 ID i7CL7Uor 採点よろしくお願いします~ 力作ぞろい! …で難しいかったァ 2点 455 : ◆./IUAzrbq6 :04/02/16 00 20 ID mXUvnDPc ぐびりっとやったら……って、何か問題があるのかな? おもしろいじゃない? 2点 451 :ランチ :04/02/14 03 18 ID srL6gQyg 主夫だったのか? とにかく食卓にこのダイニングに招かれているような…… 2点 457 :ヘルシー・ライフ :04/02/16 17 40 ID XL8ZqSL8 なんか意味わからないが、言葉が隊列行進している。 1点 437 :瀬戸際 :04/02/10 16 09 ID I9sUe5Uv すらすらっとこんな詩を書けちゃうんだろうか? うらやましい~ 1点 440 :おのれに解脱なし :04/02/11 21 28 ID C28cNbTI いま一つ飛び込んでこない言葉、書き起こし。ベットでウンウンうなってる。そのまま?? 1点 445 :烏賊のカレー(1) :04/02/12 23 01 ID FSEZ0UWI 当てこすり? ……から、食べ物の匂いを感じる…… 1点 447 :娘と父 :04/02/13 12 05 ID IYHs7ivk 言葉が飛び込んでくる。……そのあとはどうも意味の位置が定まらず……?? 1点 459 :正邪のレシピ(1) :04/02/16 18 11 ID YPd4DmrV ウガンダがカンダダでカタコンベじゃなかったのね。……肩透しガック詩 1点 464 :私の食 1/3 :04/02/16 23 57 ID OtuKyzkn 読みやすくおもしろかった……が、読者はさめている 488 名前:ふにふに ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/02/19(木) 11 09 ID d5tnFx61 ものすごくまよったんですけど、決断。 2点:烏賊のカレー( 445-446) 読んでて烏賊カレー食べたくなったのと、そこはかとなく漂うエロ風味に惹かれて。 「ゴム臭い皮膜」「女の子に違いないのさ」「ほおばる」あたりでしょか。 毎度俗な感性でもうしわけにゃい。 1点:日常百景( 442-443) 全体的な雰囲気が好きだから。地震のニュースを見て「奇妙な高揚感」を覚えた、と。 リアルだと思った。阪神大震災とBSEとNYテロがうまく溶け合ってるのも好いと思う。 だがこれらは全て現実だ、ってとこでラスト一行が。「虚実と現実」はミスタイプ? 迷った理由をざっと書くと 「瀬戸際」の「針に糸を通すような」 「おのれに解説なし」の「あ、そうです」 「たゆろん」の正体不明さ 「ヘルシーライフ」の「こめかみをめぐる快音」 「正邪のレシピ」の確信狂気 「私の食」の暗示 というかんじですにゃか。 ほいではまた参加させていただきますので、よろしくお願いしますにゃ。 489 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:04/02/19(木) 23 24 ID MBNYyghC 点数だけでゴメンナサイ。 457 ヘルシー・ライフ 459-461 正邪のレシピ 463 日食 に各1点で。 490 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/02/20(金) 00 09 ID bdZiNwsq 審査期間終了? でいいんでしたっけ 491 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY [] 投稿日:04/02/20(金) 01 06 ID qJgKaGXd 469-477を見ると締め切りっぽいな 7点 442-443 日常百景 5点 437-439 瀬戸際 448 たゆろん 459-461 正邪のレシピ 4点 451 ランチ 457 ヘルシー・ライフ 3点 445-446 烏賊のカレー 447 娘と父 455 ◆./IUAzrbq6 458 喰媒 でOK? 492 名前:ふにふに ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/02/20(金) 01 09 ID W4j6Tuup 482 ウノさん 487 ななほしさん 審査期間中のお返事がなんとなくはばかられたので書きませんでしたにゃが 445はトリップが私のまんまなので辞退したわけですにゃ。 気に入っていただけてうれしいです。ありがとうです。 493 名前:ふにふに ◆./IUAzrbq6 [sage] 投稿日:04/02/20(金) 01 27 ID W4j6Tuup 491 集計おつかれさまです。あってるように思いますです。 494 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/02/20(金) 09 27 ID sFMnaMX/ まとめ ========== チャンプ 7点 ================ 442-443 『日常百景』 ========== 準チャンプ 5点 =============== 437-439 瀬戸際 448 たゆろん 459-461 正邪のレシピ 以上です、おめでとうございました。 495 名前:ヤマネコ ◆1CoTV650go [sage] 投稿日:04/02/21(土) 00 33 ID 9MMpN2/C 審査、批評ありがとうございました。 日常百景を書きましたヤマネコでした。 チャンプをいただきながらも、正直自分の拙さを痛感しておりやす。 では、次のお題です。 「詩人」 でどうでしょう。直球ですが、今迄なかったようなので。 では、よろしくおねがいしやーす ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/murago/pages/61.html
芒碭山の戦い ステージ構成・・・マップ上端に樊瑞の山寨があり、マップ下部から上へ順に平原、街道、山麓、 山中、寨となっている。 梁山泊軍:★史進-陳達、●朱武-楊春(山麓から)●花栄、●徐寧(イベント2後に街道から) ●宋江-呂方、郭盛、●呼延灼、●孫立、●黄信、●戴宗(イベント4後に街道から) ●公孫勝(イベント5、もしくは6後に平原から) 樊瑞軍 :★樊瑞-小頭目×2(マップ上端の寨から)●山賊×4(イベント3後に山中から) ●李袞-小頭目×2、●項充-小頭目×2(山麓付近の山中から) イベント・・・1:飛鎗と飛刀-項充と李袞が、史進と朱武の軍勢と接触すると 項充と李袞の飛鎗と飛刀で梁山泊軍が被害を受ける(梁山泊軍士気低下) 史進、朱武の軍が平原まで後退し、項充、李袞の軍が山中に戻る 2:援軍1-イベント1の一定時間後、花栄と徐寧が梁山泊軍の援軍として街道に登場) 3:樊瑞の術-イベント1後に梁山泊軍の部隊が山中に入ると、山中に濃霧が発生 視界が悪くなり、遠方まで見通せなくなる。(樊瑞軍側の視界は普段と変らない) それと同時に弓兵を多数含む山賊部隊が樊瑞軍の伏兵として登場 ここからイベント5まで、李袞と項充も遠方からのチャージ間接攻撃を多用してくる 4:援軍2-イベント3から一定時間後に、街道から梁山泊軍の援軍が来る 公孫勝が術を破るまで耐えろと指示が出る 5:公孫勝の術-イベント4から一定時間後、公孫勝が樊瑞の術を破り視界を元に戻す そして逆に山中に樊瑞軍のみダメージを受ける竜巻を起こす。 公孫勝が梁山泊軍の援軍として平原に登場。 6:術を止める-イベント4が起きてから5が起きるまでの間に 樊瑞軍の将が平原に入ると、公孫勝が術に集中しているのを見つける このイベントを起こすと、平原から樊瑞軍の将がいなくなるまでイベント5が起きない イベント補足 公孫勝がPCの時はイベント6が起きない。花栄と徐寧が1Pと2Pの場合、イベント2は省かれる 勝利条件・・・梁山泊軍:樊瑞の撃破 樊瑞軍:史進、もしくは宋江の撃破 敗北条件・・・梁山泊軍:史進、もしくは宋江の敗走 樊瑞軍:樊瑞の敗走
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/63.html
ページ:1 2 お題 セリフ 開催期間 2005/07/18~2005/07/28 参加作品数 18 審査員 3人 本スレ 15の5-86? 議論スレ 11の485-509? 【チャンプ】 ママ、ターキーはまだかい?:4点 【準チャンプ】 セ・リーグ(大木人):3点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 19 失語 - - 20 無風 まぁ 1 21-24 策士、夢に溺れる bri 2 25-26 ママ、ターキーはまだかい? - 4 27-28 ヤドカリの憂鬱 - - 29-30 来る日のひとりごと - - 31 セ・リーグ 大木人 3 33 名前はいらない - - 37 馬鹿とハサミと使い道 - 1 39 吠える流星 - - 40-42 帰る日 ゼッケン 2 43-44 やあ、久しぶり - 1 45 奇劇 - - 47 電子世界~ニート~ - - 48 入稿前夜 - - 50 よし、殺そうと佐門は言った - - 53-54 セミの声(八月/九月) - - 55 失踪 - - 【審査員】 Canopus◆DYj1h.j3e. さい◆YkbutFA6Pw 雨◆L4LyBSss3w 【採点レス】 62 名前:Canopus◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:2005/07/28(木) 01 24 11 ID W2NOo335 1点 21-24 『策士、夢に溺れる』 25-26 『ママ、ターキーはまだかい?』 31 『セ・リーグ』 40-42 『帰る日』 66 名前:さい◆YkbutFA6Pw [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 05 15 23 ID vJUE/Gtp 【2点】 31セ・リーグ 【1点】 25-26ママ、ターキーはまだかい? 67 名前:雨◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 41 47 ID mbv5yFii 【2点】 25-26 ママ、ターキーはまだかい?:ID D0zx7QR7さん。 【1点】 20 無風:ID 11mlKHllさん。 21-24 策士、夢に溺れる:ID sb9455l5さん。 37 「馬鹿とハサミと使い道」:ID FXKQ/vjDさん。 40-42 帰る日:ID cJ9GE4P2さん。 43-44 「やあ、久しぶり」:ID tXfexKcYさん。 作品 ■▲▼ 失語 どこを探しても見つからない 新発明のひと言を見つけたい だけど頭が悪いんだ どこを押しても出てこない そのひと言さえ出てこない きっと心が弱いんだ ありがとう さようなら あたり前だとみんなは言うけれど そのひと言ではまとめられないよ 愛しています ごめんなさい こうしてあなたを前にすると やっぱりあなたは怖いのです 19 名前:失語 [] 投稿日:2005/07/19(火) 06 18 29 ID rLZiZrF4 【コメント】 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 06 11 ID 3ZhFXnzh 19 :失語 :2005/07/19(火) 06 18 29 ID rLZiZrF4 新発明と、恋愛の、あなたが怖い。そこまで話を進めるのに、接続がちょっと足りないかなぁ 495 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 08 ID mbv5yFii 19 失語:ID rLZiZrF4さん。 中心に据えたテーマとしての「言えない言葉」、その輪郭が少し弱い気がします。。 丁寧に描写を重ねると、もっと「新発明」等のことばが生かされて来ると思います。 ■▲▼ 無風 春先の午後、薄緑色のキャベツの葉の上で、 黄色い花は陽光を浴びて転寝をしていた。 一人の少女が鮮やかなそれに目を留め、静かに手を伸ばすと、 躊躇うことなく縊り殺した。 そして戯れであるような顔をして艶やかな黒髪に花を纏わせ幾度か頭を軽く振り、 傍らの小川に姿を映して、にっこりと微笑んだ。 彼女は今自分の小さく赤い指先が命の欠片をもぎりとったことなど全く知らず、 思っていたよりも黒髪に映える花の色彩に満足して笑みを零したのだ。 ああ、幸福であろう。 花はいずれ恐ろしい速さでその美しさを失うだろうが、 死を齎したのは優美な彼女の手であるのだ。 私は一瞬自分の思いが黄色い花のように縊り殺されることを想像し、 密やかに背を震わせる。 桃色の唇の口角を持ち上げ笑う少女はあどけなく残酷であり、まさに人間そのものだった。 恐らくは私の口から発せられると想像していたのであろう、 讃える響きを耳に出来なかった少女は首を傾げている。 細い黒髪から、つるりと滑り落ちた花にも気づかずに。 手折られた花に掛ける言葉を私は持たず、 手折るべきでない花に相応しい台詞を私は知らなかった。 20 名前:無風 [] 投稿日:2005/07/19(火) 21 44 16 ID 11mlKHll 【コメント】 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 06 11 ID 3ZhFXnzh 20 :無風 :2005/07/19(火) 21 44 16 ID 11mlKHll そうだヨねえ。ぱちんと切られて、飾られる花は針の山に立っているんだよねぇ……ケンザンだっヶ? クロースアップした現実は悲劇に……だなぁ 495 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 08 ID mbv5yFii 20 無風:ID 11mlKHllさん。 生と死の交差した一場面を点描で綴った様な、絵画的な手法の詩です。 死者に捧げるのが、言葉では無く「台詞」である事に嘆息します。 498 名前:まぁ [sage] 投稿日:2005/07/31(日) 00 10 22 ID 9F2A9K2V 「無風」を書きましたまぁともうします。 評価ありがとうございました!m(__)m 他の方とレベルが違って、すごく恥ずかしかったですが、勉強になりましたです モンキチョウもきっと浮かばれてくれる、といいなぁです 【得点】 1点 雨◆L4LyBSss3w:1点 ■▲▼ 策士、夢に溺れる 音楽フェードイン。舞台は次第に明るくなる。(昨日の)夕暮れ時の公園のようだ。 上手にブランコ。二人の子供達が遊んでいる。少年Aと少女Bである。 下手では普段着の僕がベンチに座って、見上げている。 少女Aが、少年Aにささやく。 少女A「きっと明日は輝く日になるわ。 だからもう少し生きたいと思って頂戴。」 少年A頷いて、 少年A「うん、そうしてみるよ…。」 少女A「まぁ、うれしいわ。そんな貴方って素敵よ。そうだわ! 明日は、せっかくの休みですもの。どこかで遊ばないかしら?」 少年A「いいね! 父さんにも言ってみるよ!」 いい雰囲気である。 僕が機嫌が悪そうに立ち上がる。 僕 『あふれていくんだ。理想が!』 そう言うと僕は、舞台袖へと小走りにはける。 (昨日の)夜の公園。遠くでは野良犬が喧嘩している。 ブランコにパジャマ姿の、少年Aの父が泣いている。 酷く改造され、また酷く損傷したバイクの傍で1人で座りこむ僕は、 煙草をふかせている。 少年Aの父「う、うう…。どうすればいいんだ…!」 夜空を見上げる。星が美しく見える。一筋の流れ星。 藁にもすがる思いで願い事をかける。間に合わない。 少年Aの父、頭を抱えて泣く。 少年Aの父「あああ、、、どうして、どうしてお前は…」 僕、バイクのエンジンをかけようとするが中々かからない。しばらくして動く。 途端に響く、違法マフラーの音。 僕 『逃げられないんだ。現実から!』 そう言うと僕は、舞台袖に走り去る。 !!!!!綺麗で不細工な双子の女の子が(北から、南から)僕を見ている!!!!! 1人は親指を上に立てている!1人は中指を上に立てている! 1人は絹のパーティドレス!1人はジーンスにTシャツ! 1人は赤いハイヒール!1人は黒ずんだ運動靴! !!!綺麗で不細工な双子の女の子が(西から、東から)僕を睨みつける!!! お弁当を作ってみよう。 慣れない手つきだけど てるてるぼうずを作ってみよう。 懐かしさ噛み締めて 朝一で海へいってみよう。 帰郷に涙はいらないし せっかくの日曜日なんだから せっかく親子なんだから ブランコは子供達の友達 潮風は皆のお母さん そして そして? !日曜日の終わり! 月曜日の朝。公園。 小鳥がささやく。 人々が忙しく通学、通勤する。 ガチガチの服を着た僕も上手で朝ごはんを食べる 少年Aは父と共に通勤、通学する 少女A、走り寄っていく 少年A「 」 少女A「 」 少年Aの父「 」 挨拶を交わす三人 僕『 』 …相変わらず、双子の1人は親指を立て、1人は中指を立て続けている… そして、時間は先行しつづける。 僕達に即興劇を要求したまま。 21-24 名前:策士、夢に溺れる [sage] 投稿日:2005/07/20(水) 03 48 54 ID sb9455l5 【コメント】 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 06 11 ID 3ZhFXnzh 21 :策士、夢に溺れる 1/4:2005/07/20(水) 03 48 54 ID sb9455l5 なんとなく面白いけど、空白のセリフを思い浮かべるほど面白くない。もしかして、 そう云うテストのような企画(ねらい)ではないのかもしれないけど…… 495 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 08 ID mbv5yFii 21-24 策士、夢に溺れる:ID sb9455l5さん。 台詞、から導いた「演劇」を見事に描き切った、機能美を感じる作品ですね。 登場人物の言葉に、敢えて違和感を感じる言い回しを用いた感性には脱帽します。 【得点】 2点 Canopus◆DYj1h.j3e.:1点 雨◆L4LyBSss3w:1点 ■▲▼ ママ、ターキーはまだかい? ファックユー 「俺らは従わないぜ!」って その言葉さえセリフだったんだろう そうさ スクーターに乗って フレッドペリーに米軍コートを決めたその時から 俺はシナリオの中だったんだろう くたびれた俺のハートをぐしゃぐしゃと丸めて 1、2の、3!で放り投げる たった5メートル程度のロマン そうであったとしてもだ そいつが描くクズ箱への放物線は 栄光への架け橋なんだって 俺は今、ただそれだけを信じてるんだよ すっごくピュアだろ? そうさ、 もう終わりにするんだ 見るもファックなこの部屋中に アナーキーって概念に則した、なんとも律儀なこの部屋中に 適当に花をばら撒きまくって サンタのクビを電飾で吊るしたら さぁ、台本に火を付けようぜ 愉快なパーティーの始まりだ! 25-26 名前:ママ、ターキーはまだかい? [sage] 投稿日:2005/07/22(金) 16 35 38 ID D0zx7QR7 【コメント】 66 名前:さい◆YkbutFA6Pw [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 05 15 23 ID vJUE/Gtp 25-26ママ、ターキーはまだかい? 一直線に打ち上がる小さな球、頂上で火花、って感じ。夏はスカッと熱く逝こう。。。 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 06 11 ID 3ZhFXnzh 25 :ママ、ターキーはまだかい?:2005/07/22(金) 16 35 38 ID D0zx7QR7 詩の体裁に裁断されているが、一読では面白さがわからないかなぁ??? 495 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 08 ID mbv5yFii 25-26 ママ、ターキーはまだかい?:ID D0zx7QR7さん。 テーマの持つ裏の顔を捉えた、ある面で今回の一番深い作品、なのかも。 最初の2連が吐きだした絶望こそが全て、なのでしょう。 【得点】 4点(チャンプ作品) Canopus◆DYj1h.j3e.:1点 さい◆YkbutFA6Pw:1点 雨◆L4LyBSss3w:2点 ■▲▼ ヤドカリの憂鬱 貝殻の中で 「 」 こだまする 「 」 思い過ごしのような軽い頭痛 潮に取り残されぬようにと 急ぐくらいならば 動かなければいい そうだね? 僕には僕のヤドがある 誰も突き破れない 僕のヤドがあるんだ しかし 「 」 それは潮の満ち干に付き合うのをやめてから 「 」 セリフの無いセリフ 音の無い音 声の無い声 もうこの貝殻は駄目だ 新しい貝殻を探さなければ もう新しい貝殻はないよ あるいは見つからないよ もう大きくなる事はないよ 小さくなる事だってないよ だから新しい貝殻は見つからないんだよ 憂鬱 27-28 名前:ヤドカリの憂鬱 [sage] 投稿日:2005/07/23(土) 02 44 32 ID fGc7J6Mq 【コメント】 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 06 11 ID 3ZhFXnzh 27 :ヤドカリの憂鬱 1/2:2005/07/23(土) 02 44 32 ID fGc7J6Mq 確かに憂鬱になってくる。憂鬱がなにかわからない……かなぁ? 悲劇は観客には悲劇ではないはずだから、読み手が憂鬱になるのは市の構造に由来するのだろうか? ……なぁ?? 495 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 08 ID mbv5yFii 27-28 ヤドカリの憂鬱:ID fGc7J6Mqさん。 余白と比喩を美しく駆使した、とても優しい手触りのことばだと思います。 只、「台詞」を「言葉」に換えても成立する分、もう少し追求が必要だったかも。 ■▲▼ 来る日のひとりごと スナック菓子をパリパリと食べながら、 君となにかおしゃべりしたい。 でものり塩味のポテトチップスは、 歯を気にしなきゃいけないんで嫌だ。 よし、普通のうす塩にしよう。 コンビニで買ってきた。 すぐ食べ終わっちゃなんだから、 パーティー用のでっかいやつだ。 さて、飲み物も用意しよう。 ポテトチップスに合うのは、 炭酸だな。 なににしよう。 んー、無難にジンジャーエール。 そうだ、音楽も必要だな。 あんまり気にならない、センスのいいやつ。 日本語の曲じゃないほうが、おしゃれっぽいな。 よし、ボサノバのコンピレーションにしよう。 さっそく借りてきた。 うーん。部屋が汚いんじゃだめだよなー。 掃除しなきゃ。 おっと、エッチなビデオや本は押入れに隠しておかなきゃ。 やべえ、やべえ。 インテリアの本とかベッドに置いておこう。 うん、いい感じ。オシャレっぽい。 よっしゃ、後は彼女を呼ぶだけ。 誰を呼べばいいのやら。 「あほか」 「あ、愛してますずっと」 29-30 名前:来る日のひとりごと [sage] 投稿日:2005/07/23(土) 03 47 27 ID mPG0AvR6 【コメント】 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 06 11 ID 3ZhFXnzh 29 :来る日のひとりごと 1/2:2005/07/23(土) 03 47 27 ID mPG0AvR6 面白くて、スーっと読み取れたが、最後のひねりが足りないかなぁ……。 まず彼女がいたのか、いなかったのか? その辺が、読み取れないよォ~ orz(^^; 496 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 52 ID mbv5yFii 29-30 来る日のひとりごと:ID mPG0AvR6さん。 言葉だけで無く、部屋の準備そのものを「独語」に見立てた構成が面白いです。 他人に聞かせる事を前提とした「台詞」とは相容れないのが、残念。 ■▲▼ セ・リーグ 洗濯物になろうよ リクエストやまない! 深い水溜まり工場見学って 成長精子庭先犬小屋のデートスポット 旅行好きは言う ファミレスで二次会 先週選手に生野菜を リズムトルヒビ予定通り飲み干し 膨らませ飛ぶ夜を夜を待って三日月欠いたの誰だろう追い掛けて押し倒し眠りに落ちるようにシート少女シャツ垢抜け色変わるシャツが 31 名前:セ・リーグ [] 投稿日:2005/07/23(土) 08 20 41 ID VBfoYzvD 【コメント】 66 名前:さい ◆YkbutFA6Pw [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 05 15 23 ID vJUE/Gtp 31セ・リーグ これ結構面白いんじゃないか?初読時は子供騙しかと思ったけど、再読すれば するほど味が出てくるというか。すべてが中途半端、否、完璧ゆえの安定感か。 485 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 06 11 ID 3ZhFXnzh 31 :セ・リーグ:2005/07/23(土) 08 20 41 ID VBfoYzvD なんか良くわからないけど、洗濯物になろうよ って、インパクトある。 半端じゃないバラバラぶりで、あの風船飛ばしのシーンを連想した。 496 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 52 ID mbv5yFii 31 セ・リーグ:ID VBfoYzvDさん。 噴き出した言葉に説明を求めるのは、無粋なことなんでしょうね。 絶句する程美しいです。でも「台詞」以外でも成り立つ詩だ、とも思います。 509 名前:大木人[] 投稿日:2005/08/01(月) 06 13 01 ID w8aDn5bm 今回「セ・リーグ」を書きました。 皆さんお疲れ様でした&ありがとうございました。 チャンプの方は人大杉で書き込みが出来ないのでしょうか? このまま人大杉が続くと次回の投稿に際しても支障をきたすかもしれませんね…。 個人的には人大杉解除とチャンプの方からのお題を待ちたいところなのですが 【得点】 3点(準チャンプ作品) さい ◆YkbutFA6Pw:2点 Canopus◆DYj1h.j3e.:1点 ■▲▼ 名前はいらない 亀の甲羅に乗っかって 幾千万年も昔の言葉でも呟こうか 星達がまだまだ輝きを失って無かった頃の 歌を一人で歌いあげようか それとも背の低い草原の中で 遊牧民たちがあげた笑い声を まね一人で笑ってみようか それとも空き瓶に愛の言葉を吹き込んで 閉じ込めて海に流してみようか 私の声は七つの大陸と七つの海を 制覇していつか私が愛すべき人の ところへ届くだろう そうして最後にとっておきの セリフを彼女に言うのさ 33 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:2005/07/23(土) 16 45 42 ID E5/W6PkG 【コメント】 487 名前:i ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 13 32 ID 3ZhFXnzh 33 :名前はいらない :2005/07/23(土) 16 45 42 ID E5/W6PkG 亀の甲羅に乗っかって 恋するオトコは大胆に、世界に向かって行動する? まあ、おしあわせに… 496 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 52 ID mbv5yFii 33 名前はいらない:ID E5/W6PkGさん。 豊かなイメージの詩、だけど仕上げが荒い様に思えます。 精度を磨いて、語感のちぐはぐさを無くしてからが勝負になるでしょう。 ■▲▼ 馬鹿とハサミと使い道 地上30メートル極限状態 生死を分けるマイクと性癖 それでも君のハァートに届けと 僕の声 いいかよぉく聞け ムッチリぱんチラ初桃の君 もしもこのまま君が死んだなら 洗濯機の中の 三日三晩寝かせた君の き、き・・きみの ぱんてぃ(む、ムフフっ) しましま柄なし純白のソレ ちょっぴり黄ばんだ“純白”のソレ ゼロ距離射程で頬擦りですよ この鼻先でくんかくんかですよ その温もりと残り香を俺のサイトで余さず記述っ ふ~っ、ふ~っ、・・・っ! そう、君の昨日の晩ご飯は、きっとシチュー(ハァハァ・・・) そうさママが作った愛情一杯 あぁ、僕は、この僕様は 君が恥ずかしくて恥ずかしくて必死に隠さねばならないような ムッチリとした君のお尻が作り出す そんな君のぱんてぃのシミになりたい(はぁと) いや、きっとなる なってみせるっ よこせ脱ぎたてっ女子高生!!無駄に短いスカートの中 死んだ後から手ぇ突っ込んでやるっっ!!! ・・・ ・・ ・ 朝からパンチラ 高血圧 ブたれた頬は 内出血 朝から呼び出し 自殺志願者 ファッキン太陽 崖ップチ そして俺はそんな君を慰め諭す 国が雇った変質者 37 名前:「馬鹿とハサミと使い道」 [sage] 投稿日:2005/07/24(日) 23 29 11 ID FXKQ/vjD 【コメント】 487 名前:i ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2005/07/27(水) 01 13 32 ID 3ZhFXnzh 37 :「馬鹿とハサミと使い道」:2005/07/24(日) 23 29 11 ID FXKQ/vjD 良くわからなかったが、最後の最後に、国が雇った変質者 ってのが全体に波及するフレーズになっているかなぁ? そう云う時代なのかなぁ……と考えさせるような……。 496 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [sage] 投稿日:2005/07/28(木) 07 38 52 ID mbv5yFii 37 「馬鹿とハサミと使い道」:ID FXKQ/vjDさん。 …これは。正統派の詩、とは言えなくとも、印象を焼き付けた貴方の勝ちです。 「相手の受け取り方を意識して放つ」と云う、台詞の機能も充分に表現しています。 【得点】 1点 雨◆L4LyBSss3w:1点 ページ:1 2 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/233.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 10th edition ~~」の223-286 223 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/01/05(月) 01 11 ID f388hZBc ゃあとりあえずの案を。 お題は無改行詩。とにかく無改行詩を作って欲しいんです。 何故かというと、私がねじめ正一の詩のファンだからです。 読みやすい形で改行するのはアリです。というか長くなる場合にはそれしか ないでしょう。基本的に無改行の形にしてくれれば結構なんですが、どうで しょうか。 締め切りは平成十六年一月十二日いっぱいという事で。どんなもんでしょうか。 224 名前:曾村益廊=通☆行人 [] 投稿日:04/01/05(月) 02 57 ID EZeHp99/ 『’’カーク!!!』がまさかチャンプになるとは思わなかった。 気に入ってくれた方ありがとう。 お題は日雇いくんが決めたもので異論はないよ。 ジョイスやバロウズはめんどくさくて読んでないからそれについては言うことなし。 では。 225 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/01/05(月) 03 02 ID qpeWBWRx 224 同率チャソプだった場合、投稿の早かった者がお題を提出するのですよ? 異論もクソもないのです。 2-3のルールを熟読しましょう。 226 名前:実際何も考えてない [] 投稿日:04/01/05(月) 05 54 ID xUVhO2HJ え、ああ。それとこれとは別なんだけど、どうだっていい事だとは思わない。君は何もわかっていない。実際何も考えてない。 要するにどこまで言葉で伝えられるかなんて問題じゃない。俺の怒りが見つけられるか?空を見てみろよ。 こんなに青いのに俺の気分は晴れないんだ。気分が晴れない人間が何千人もいるんだ。 元はといえば俺は風邪気味で鼻水は止まらないし、咳もさっきから止まらないよ。コホッ・・ン ゴホン!ほらな。 要するに俺が言いたいのは、意識が低いんじゃないかって事だ。別に何がという訳じゃないさ。わかるだろ? 俺達は俺達が住む地球の事を知っておかないといけない。そんなの最低限必要だ。でも何もわかっちゃいない。 実際何も考えてない。どうして、不公平なんて言葉が存在しなきゃいけないんだろうか。みんな同じ青の下なのにおかしくないか? 昨日家に帰宅してな。リビングで妻が首吊ってたよ。あいつも、何も考えていなかったよ実際のところは。 どれだけ俺が迷惑するかわかってるのか。あまりの気分の悪さに吐いたし、ビールは喉を通らなかった。 警察を呼んだら色々と聞かれたよ。俺にはしないといけない事が沢山あるのに。俺もお前も誰も実際何も考えてない。 何も考えてない。え?違うか?実際はな、何も考えてないんだよ。ほら仕事しろよ。 227 名前:障害 [sage] 投稿日:04/01/05(月) 12 27 ID d9h1ewVE html head meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=Shift_JIS" /head title 障害 /title body marquee 澄んだ空の中で 乾いた風を透かして見つめ 時を止めていた 誰も何も言わずに 俺はここで 俺が俺であるまま 今の俺とさよならしよう 何を求め 何を探しているのか分からない何かを もうずっと前から探しているような気がしている それは永遠に俺には届かない それは簡単に俺には分からない のだろう 遠い鼓動 聞こえる? ほら 鼓動 今更オタオタしたって始まらない 大きく息を吸い 何も考えないで生きていってみようか /marquee /body /html 228 名前:"障害"作者 [] 投稿日:04/01/05(月) 12 28 ID d9h1ewVE 無改行によって意図しない変な所で折り返されるのが嫌なのでこのような形ですみません。 御面倒でなければエディタに 227をコピペして拡張子html(a.html など)で保存してみてください。 ブラウザから見るとお題に沿った形になっていると思います。 229 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/06(火) 04 08 ID a5r7hw3Z ↑これこそ詩だな。 230 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 11 48 ID 6yrFCIC/ 地面から五〇センチメートルの高さまでにケニーの世界は集約されていた。ケ ニーは七歳だったがケニー自身は自分がバラナスィのこの露地に生れて既に七年 もの年月か経過したことなど全く知らない。ものごころついたときからケニーは このバラナスィの露地でピンク色の朝日とオレンジ色の夕日に身を晒し雨季の雨 に心の奥まで打たれている自分の存在を自覚するようになったがそれはただこの 露地で自分が足のよじ曲がった物乞いとして以外に生きてゆく道は無いと言う事 を何となく受入れただけにすぎなかった。自分の物乞いとしての立場をケニーは 運命的なものだと言う風におぼろげながら認識してはいたがその運命がカースト と言うこの国独自の制度によってもたらされたものだと言う事には気付いてはい ないし恐らくはこれからも気付くことはないだろう。ケニーにはそんなことより 自分が今日をいかにして生きるかのほうが大切だった。母親の記憶は何となくケ ニーの頭の中には残っているがその死んだと言うより突然いなくなった母親はケ ニーが三歳でようやく両手を使って下半身を引摺り臀部を堅い石畳の地面で磨耗 させながら露地に住む者達とは明らかに違った服を着たアメリカンやフレンチや ジャパニーと呼ばれている人間達に向かって手を差し延べ喜捨を求める事が出来 る様になった頃に姿を消した。露地でケニーや母親と一緒に生活していた大人達 が母親が姿を消してからケニーに食べ物を与えてくれるようになったところを見 ると母親は死んで聖河に水葬にされたらしい事がわかった。大人達はしばらくの 間ケニーに食べ物を与えながら河のほうを見ていてケニーは大人達のその目を見 るだけで自分と直接に血の関わりを持つ者が一人もいなくなってしまったことを 察したのだ。露地にはケニーと同じ歳くらい出足のよじ曲がった少年が他に三人 いた。ケニーは母親が聖なる河に消えてしまった頃からその少年達と行動を共に するようになり桃のように鮮やかなピンク色の朝日が炎のようなオレンジ色の夕 日に変わるまで一日中バラナスィの露地を旅行者がもたらす喜捨求めて這い回っ 231 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 11 49 ID 6yrFCIC/ た。ケニーと言う名がついたのもこの頃だった。ケニー達四人に五ルピーつづ喜 捨をくれた若いジャパニーの男女二人のうち男の方がケニー達四人にそれぞれ名 前を付けケニーの他の少年達三人のうち兄弟の様に似ている二人にはそれぞれに はガンタンクにゲッタースリーと言う名が付けられ一番身体が小さい残った一人 にはR2-D2という名が付けられた。その若いジャパニーの男がそれから一週 間ほど露地でケニー達をその名で呼び少年達が反応する度に五ルピーづつの喜捨 をくれたのでケニー達四人はその若いジャパニーがいなくなっても互いの事をそ の名で呼び続ける様になった。ケニー達は露地で大人達から呼ばれるヒンディー の名前よりもジャパニーが付けた名前のほうが自分達には合っているような気が したのだ。ケニー達の他にも露地にいる大人達は物乞いとして何とかやって行け る様に生れたばかりの赤子の手や足をよじ曲げたり切ったりしてはいたがその赤 子の大多数は伝染病や灼けつくような暑さの前に倒れ命を落とし手足を縛られた まま聖河に流されていった。生き残る子供は少なかった。露地を数限りなく徘徊 している牛達は宗教的象徴であるシヴァ神の乗物だった。ケニー達はそれらの牛 を避けながら露地を這い回ったがそのこの世には何も怖いものはないと言った感 じで露地の大部分を占拠している馬鹿でかいその動物の隙間を縫って露地を這っ ていくと牛がいないところには必ず牛糞が落ちていた。ケニー達四人は牛糞を見 つけるとその長い年月の間に地面との接触によって皮膚が硬化してしまっている 不安定な臀部を浄なる右手だけをついてバランスを取りながら自由になったもう 一方の不浄なる左手で捏ね回し脇へのけた。べとべとと粘る体液と原形を止めて いない繊維質および有機物の絞りかすより構成される半固体状のそれら牛糞はケ ニー達の掌や爪にまとわりついて悪臭を放ったがケニー達は別にその牛糞の臭い を露地に自分達が生を受けて以来いやもっとこの亜大陸にカーストが存在する様 になって以来このバラナスィの露地を包んでいる日常的な臭いだと思っていたの 232 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 11 50 ID 6yrFCIC/ でそれを悪臭だと感じることなどはなかった。ケニー達がそうやって身近に親し んでいた聖なる牛糞が建物の壁でのされて乾かされ牛糞売りの手で燃料として売 られてバラナスィの何処かの家庭で食事の準備に使われるであろう夕刻にケニー 達は良く川岸の沐浴場へ降りていき四人で夕日を眺めた。オレンジ色の夕日は聖 なる河岸にある全てのものに火を点け炎を立ち昇らせてでもいるかのように荘厳 に沈んでいき沐浴場で聖なる河に浸かって沐浴している者の人影を赤黒い逆光に 浮び上がらせていてケニーはそんな沐浴場の様子を見ているだけで自分がいまこ こに生きている自己の存在を強く感じる事ができた。ケニー達四人の露地におけ る最大の天敵は聖なるシヴァ神の乗り物として崇めたて奉られ敬われている牛に 比べて階級的に低く蔑まれ差別されている犬達だった。存在する全てが狂犬病に 冒されているようなまるで不良少年のようにひねくれて狂暴な犬達はケニー達と 同じ様にいつ雨季の伝染病や飢えで死ぬかもしれないと思っているのか厭世的で 刹那的に人間に対して吠えていたが身の丈が自分等とさほど変らないケニー達四 人に対しては優越感を露骨に表面化させ激しく憎しみを込めて吠えまくった。他 の大人や五体満足な人間が回りに居さえでもすれば何とか襲われる前に追い払っ て貰えるのだが運悪くケニー達四人だけの時に犬どもと出喰わしたりすれば食い 殺されかねない。露地を徘徊する犬達は火葬されぬまま聖なる河に水葬された死 体により人間の肉としての味を知っているらしくケニー達を睨み追いかけてくる 時の目付きには明らかに強者が弱者を襲い食しようとする時の独特の殺気が満ち 溢れていた。あいつらに喰われるかと思うとゾッとするねとガンタンクが言い他 の三人は何も答えなかったが皆考えている事は同じでありケニーは自分の下半身 から不自然に後方に伸びている血は通いながらも何の役にもたたない足の腿の部 分を浄なる右手で撫で擦りながら膨らはぎに喰らいつく犬どものエナメルの様に 鮮やかな白さの牙を想像して骨が浮き出ている背中と機械工場のウエスの様に汚 233 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 11 51 ID 6yrFCIC/ れ切ったシャツとの間に冷たい汗を掻き体を震わせながらそんな事になるのだけ は嫌だと強く思った。この頃からケニー達四人は何となく露地に住む大人達とは 疎遠になり四人だけで自活的な生活ができる様になったがそれは物乞いとして生 きていくコツの様なものを覚えたからでありそうして考えてみると自分達が他の 人間の様に交互に前方に送り出して歩くことができないただ引き摺るだけの足を 持っている事がとても有利な事の様に思えてきてこういう状態に自分の身体を加 工してくれた今となってはもう顔さえもよく覚えていないガンジスの濁水を構成 する有機物の一部となってしまった母親に感謝した。ケニー達四人は朝起きると まず旅行者を探した。旅行者はケニー達四人にとって水の枯れない井戸でありそ の中でもジャパニーは石油が浮き出る油井戸だと言えた。旅行者を見つけるとま ず近付いていくのはゲッタースリーでありケニー達他の三人は建物の影に隠れて 待つ。ゲッタースリーは旅行者の同情をひく悲しげな表情を作るのが一番うまく 俺達がこうして脚もなく生と死の間のぎりぎりのラインで生きていかなければな らないのはお前達の国がそんな風に裕福に旅行して遊んでいられるほど儲かって いるせいだと言う訴えを満面にたたえた絶妙の表情で旅行者に浄なる右手を出し て迫る為に旅行者は必ずと言って良いほど何十パイサかのコインをゲッタースリー の掌に乗せる。旅行者がジャパニーであれば例え最初に与えられた金が一ルピー という大金であってもゲッタースリーはもう一度右手を出し大抵のジャパニーは 勝手に悲しそうな顔をしながらさらに金を出す。ゲッタースリーが感謝の意を表 してもらった喜捨を額に当てた瞬間がケニー達三人の出番の合図でありケニー達 三人は通常の人間が早足で歩くほどの速さで旅行者に這い寄り一斉に右手を出す。 旅行者は瞬間的にパニックに陥るがR2-D2が縋る様に服を引張ったり身体に 触れたりすると条件反射的に金を出してしまうのだった。ケニー達四人はそうし て日々自分達が生きていく為に必要な僅かばかりのマサラやチャパティーを買う 234 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 11 52 ID 6yrFCIC/ 為の金を旅行者から徴収していった。露地から一歩でも遠くへ行ってみようとす るガンタンクやゲッタースリーの意志とは裏腹にケニーはこの露地にとどまって 少しでも自分について考えてみようと思い始めていた。そんなケニーに対して二 人は強く誘う事はせずにいつも四人が寝ているバラナスィの堅い石畳を敷き詰め ただけの路上にとどまり必要最小限度の喜捨を求めるためだけにしか露地を徘徊 しなくなったケニーを尻目に二人だけで喜捨を求めに遠出する事が多くなった。 R2-D2は露地でケニーと一緒に居たりガンタンク達二人と光が吹き零れる程 に満ち溢れた沐浴場や露地を出てすぐの大通りを横切って南側の露地やゴドウリ ヤーの交差点にまで出掛ける事があったが生来のその何者でも受入れる悪意を持 たない素直な性格のせいか四人の中で八方美人的な立場になることは決して無く 同じ様に脚を引き摺る四人を繋ぐ安全確実なロープとしてケニーを孤立させる事 は無かったしガンタンク達二人にケニーに対する不信感を抱かせる事も無かった。 三人とも四人の間に無くてはならない重要な存在としてR2-D2を大事に思っ ていた。ゲッタースリーとガンタンクは暗くなってから四人のねぐらである石畳 の上に戻る事が多くなり始め次第に食べる物が派手になり身に着けるものも新し くなっていった。二人と一緒に出掛けてもオレンジ色の太陽が聖なる河に沈み夜 の暗さが訪れる前には石畳の上に必ず戻ってくるR2-D2の話では二人は麻薬 を秘密理に旅行者に売る仕事を時々露地に来てはケニー達四人に菓子をばらまき 口にインド葉巻ビディーを咥えているうさん臭い笑顔の中年の親父に頼まれてやっ ているという事だった。夜遅くマニカルニカー沐浴場の近くで旅行者と落ち逢い ビディー親父から頼まれたブラウンシュガーやスピードやアシッドを渡して金を 受取りビディー親父の所ヘ届けるただそれだけの仕事を頼むのに明確な身体的特 徴があり金を持って逃げる心配は全く無く誰にも怪しまれる事は無いガンタンク とゲッタースリーはうってつけなのだろう。なぜお前はやらないんだとケニーが 235 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 11 52 ID 6yrFCIC/ 聞くと僕は何も見えなくて吸い込まれそうな暗さの夜が怖いんだとR2-D2は 言いその言葉を証明するように暗くなる前には必ず露地の石畳の上に戻ってきて ケニーに寄添う様に身体を傾けてガンタンク達二人が戻ってくる頃には大抵睡り に陥ちていた。ケニーにはまだ自分がこれからどうやって生きていくかこの先ど うなっていくかについての結論は出ていなかったがバラナスィの街を溶かそうと するほどの強烈な太陽光線を避ける様に物陰に潜んで露地を通る人間や牛や旅行 者達を見ながらその事について時々考えてみることは忘れなかった。そのケニー の疑問に対して出る解答は何一つとして無くそれがこのインドという国の在り方 そのものである階級制に帰結してしまうという事をケニーは知らないし知る術も 無かった。巨大なパラドックスを含んだこの慣習がこれから無くなる事はないし 万一無くなったとしてもケニーの生活レヴェルが向上する事は無く物乞いの赤子 は今迄通り身体の何処かを潰され続けるだろう。ケニーは第一自分より上の階級 の暮らしを全くと言って良い程知らなかった。無知はただ無欲だったのだ。ケニー はいつの間にか自分について考える事を忘れ始め以前と同じ様に露地を歩く旅行 者達から喜捨を求めたりする生活にもどった。ケニーにはそれしか出来ることが 無かったのだ。或る朝いつもの様に石畳の上で早い時間に睡ってしまったR2- D2と身を寄せ合いながらケニーは睡りに吸い込まれていこうとしたが何故か寝 付かれなかった。目を閉じるとシヴァやクリシュナやガネーシャやハヌマンやブッ ダなどのヒンディーの神々が次々と瞼の裏に現れて悲しそうな表情をしたままケ ニーの方を見ていてその中でも特にいつもは優しい眼をしている猿頭のハヌマン や象頭のガネーシャまでもが悲しそうな瞳をしてこちらを見ているのでケニーは 何となく嫌な予感がしたその嫌な予感が的中したのかガンタンクとゲッタースリー はいつまで経っても石畳の上に戻ってこなかった。夜の闇が次第にブラックコー ヒーの要な艶消しの濃さを失いストレートティーの透明さに変わっていく様に明 236 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 23 ID 6yrFCIC/ るさを帯び始めるとケニーは睡眠不足でしょぼついた瞳を擦りながらいてもたっ てもいられなくなりまだすやすやと寝息をたてて睡っているR2-D2を揺り起 こしてガンタンク達が戻ってこないから一緒に探しに行こうと言った。まだ薄暗 い露地はあの狂暴な犬どもが出そうで多少怖かったが二人は沐浴場に向かって這 い始めた。ケニーは睡くR2-D2は起きたばかりと状況は違ったが互いに重い 身体を引摺りながら次第に青い透明な色を混合させ始める露地を沐浴場に向かっ て奇妙で根拠のない焦燥感を持ちながら進んでいった。ガンタンク達二人が何か いつもと違う状況に置かれている事は明らかだった。本当に二人が沐浴場に居る かどうかは判らないがあの死者を灰にし天空の彼方へ送り河へ撒き散らし回帰さ す為の火葬場が在るあのマニカルニカー沐浴場に行きさえすれば全てがはっきり する様な気がした。まだ朝早い露地には牛が横たわり眠っていて運良くあの恐る べき犬どもの姿はなくケニーとR2-D2は進みやすかった。途中何度も牛糞の 位置を薄暗さの中に確認する事が出来ずにぼろきれの様なケニーの腰巻きやその 下のズボンは牛糞を潰し茶黄色にまみれた。マニカルニカー沐浴場にはまだ人は 出てなく空は白け切ってはいなかったが火葬場の脇に点在する中州の所に五匹以 上の犬どもがいてしきりにその餓えに満ち満ち骨が浮出た上半身を動かしていた。 ケニーとR2-D2は沐浴場に下りる階段の前でその様子を見ていたが犬どもの 間に見え隠れする鮮やかと言える程の色がもう殆ど無くなった空気によって明ら かになりそれがビディー親父から貰った金で買ったゲッタースリーのシャツだと わかると集まった犬どもを追払って動かないただの肉片となってしまったゲッター スリーとガンタンクを聖なる河に押し流したい衝動に駆られたが言葉を失ったま まただそこに座り尽していることしかできなかった。ケニーは左側から顔を出し た太陽に示唆された様に少しだけR2-D2の方を見るとR2-D2は瞳に大粒 の涙を浮べ犬どもが突つき噛み千切っている二個のもう動く事はないラグビーバッ 237 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 24 ID 6yrFCIC/ クの様な形の二人の屍体を見つめていた。ケニーはR2-D2の瞳から溢れ出て 頬を流れ落ち始めた液体を見たとたんに自分の中で押え切れなくなった何かが爆 発した様な感じがして衝動的に大声をあげた。沐浴をする為に集まったのかケニー の大声を聞き付けてきたのか判らないがルンギ一枚の男が沐浴場への階段を駆け 下りて来てガンタンクとゲッタースリーの死体とそれを突つき転がす犬どものと ころへ駆けていき自らの両足を振回して犬どもを追払った。無残な姿になった二 体の肉塊が太陽の下に曝された。やがて大人達が集まってきて一人のサドゥーら しき男が無残に喰い千切られたガンタンクとゲッタースリーを聖なる河に押し流 してしまう迄の一連の作業をケニーは黙って見ながら目の前で起っている出来事 が現実の事ではなくヒンドゥーの神々が仕組んだ悪戯の様な気がしていたが隣に いるR2-D2はただ肩を震わせ嗚咽し続けていた。ケニー達二人はやがて自分 達が四人で肩寄せ合うようにして暮らしていた石畳の上に戻ったがその日から一 週間程は何もする気が起きずに項垂れる様にして建物の脇で言葉も殆ど交わさず にいた。さらに何日か経ってビディー親父がケニー達にガンタンク達二人の替り をやらないかと話を持ち掛けてきたがケニーは当然の様に断った。それによって ガンタンク達がもたらしていた分の収入がなくなり更に四人で暮らしていた時よ りも喜捨が減る事により前の様な生活は出来なくなるのは分かっていたが危ない 橋を渡って犬どもに喰われるよりもまだひもじい思いをする方が良かった。ケニー は死ぬならばちゃんと傷のついていない綺麗な身体のままで聖なる河を流れて行 きたいと強く思う様になった。R2-D2はガンタンクやゲッタースリーの替り を求める様に性的な一人遊びを覚え喜捨が思う様に得られなくなった寂しさを自 らの屹立した単三乾電池の様な性器を浄なる右手て擦ったり石畳の上になすりつ ける事によって得られるその快楽にのめり込む様になった。ケニーもR2-D2 に気持ちいいんだよと教えられるがままに性器に刺激を加えやがて快楽の終焉へ 238 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 24 ID 6yrFCIC/ と向う為のその行為に耽るようになったがR2-D2のように心の中にできた隙 間を埋める為にではなくバラナスィの石畳と連なる大地との接触や一体感を楽し む為の行為としてその地淫とも地慰行為とも言えるものに身を委ねていった。雨 季が始まりやがて終わると二人は寂しさとひもじさの二人だけの生活にも慣れ始 めた。R2-D2はまだ寂しそうだったが次第に感情を安定させていきそれと重 なる様にR2-D2はひとりのジャパニーと知り会った。片足を引摺り杖をつい て露地を歩き回るビディー親父と恐らくは同じくらいの年であろうそのジャパニー は喜捨はともかくR2-D2が酷く気に入ったらしくやたらと金は勿論の事食べ 物や着る物をR2-D2に買い与えた。ケニーもそのおこぼれにあずかることに よってガンタンク達が危ない橋を渡っていた時以上に生活が潤ったがそのジャパ ニーの一体何を考えているのか判らない表情と細い目の奥にある瞳が良く読取れ ないのでケニーは無邪気にその男と行動を共にするR2-D2を尻目に今までど おりのリズムで自分なりの生活を続けた。そのジャパニーがR2-D2を色々な ところ連れ出すようになって三週間程経った或る日ケニーはR2-D2に今日あ のジャパニーが泊りに来いって言うんだと打ち明けられた。泊りに行くってジャ パニーの泊っているホテルの俺達の様な物乞いが入れて貰える訳無いじゃないか とケニーは極当り前にカーストの問題を持出してR2-D2をさとしたがそれは 物乞いのR2-D2と一緒にいるところを見られる事によってそのジャパニーに かかる迷惑に対して危惧したからでは無くただ単にケニーは一人でこの石畳の上 で睡るのが嫌だったからだった。大丈夫だよあのジャパニー家を借りたらしいん だとR2-D2は言い露地の裏手にある空家を丸々一軒その男が借りきった事を まるで自分の手柄ででもあるかの様に語りそれにあのジャパニー自分の子供が死 んだんで寂しいみたいなんだと言った。ケニーはそれを聞きあの男のお陰で小綺 麗になったR2-D2のなりを見て少し羨ましく思ったが尻を庇いながら這う不 239 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 25 ID 6yrFCIC/ 自然なR2-D2の動きと真新しいそのズボンに付着している赤褐色のシミを見 てR2-D2とジャパニーの関係に懐疑心を抱きながらもR2-D2が自分から 言う迄そのことについて聞くのはよそうと思いR2-D2がケニーへのお土産に と持ってきたジャパニーが作ってくれたらしいジャパニーの料理を珍しく思いな がら食べた。R2-D2はその日から週に二晩多い時には三晩も露地の裏手のジャ パニーの家に泊る様になりとりあえずR2-D2がそうすることによって二人が 飢える心配はなくなったがR2-D2がいない夜をケニーはさして寂しいものだ と思わなくなった。ケニーはあまりR2-D2に精神的に依存しないで自分ひと りでも生きていける様になりつつあった。ケニーは朝夕沐浴場に行き沐浴する様 になった沐浴場で聖なる水を浴び自分が浄化される事によって生きた一つの存在 として自分の感覚全体が鋭敏になっていく様な気がした。ケニーの中の何かが変 りつつあった。いつもの様にR2-D2があのジャパニーの男の家に出掛けて行っ た翌朝ケニーは露地に住む左腕の無い唖のババァに叩き起こされた。ババァに引 張られて行った場所は露地の裏手のジャパニーの家でその前にゴミの様に捨てら れていたのは紛れもないR2-D2でありその小さな身体の中で昨日まで脈打っ ていた心臓は停止していた。屍体のか細い首の部分には紫色の内出血のラインが 首輪の様に引かれていて家の中には当然の様にあのジャパニーの姿は無く何処か に行方をくらましてしまっていた。ケニーはおろか露地の誰にもあのジャパニー の男を探す為の方法は無かった。露地の大人達に抱えられ聖なる河迄運ばれる太 腿に固まった血液をこびりつかせたままのR2-D2の亡骸の跡に着いてケニー は沐浴場までの道を這っていった。ケニーは遂に一人になってしまった。厳密に 言えば露地には自分と同じ階級の大人達がいてささやかながらケニーの力にはなっ てくれたが同じ様に潰された足を引摺り露地を這い回る者すなわち自分と同じ世 界を共有できる者は一人もいなくなってしまった。ケニーは毎日朝夕の沐浴を続 240 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 25 ID 6yrFCIC/ けた。聖なる河の濁った水に浸されバラナスィの激しい太陽に照りつけられ堅個 な石畳の上で擦られ続けたケニーの衣服は風化してしまった石像の様にボロボロ になったがケニーはそれでも毎日の沐浴を続けた。聖なる河の汚れ濁った水で自 己存在の罪や友達を失ってしまった寂しさを全て清め洗い流し回帰させてしまお うと思っていたのだ。口元から引き出したチューインガムの様に長くだらだらと した太陽の暑さが爆破された貯水タンクの水の様な雨に冷やされるバラナスィの 雨季が訪れケニーはその露地をただの下水路に変えそこに存在するもの全てを洗 い流してしまいそうな程の豪雨の中であっても毎日沐浴場に出掛けた。ケニーの 死に対する恐怖感を少しでも和らげるものは聖なる河の水に身を浸すこと以外に 何もない様な気がしたからだケニーは沐浴によって恐怖心を中和させながら日増 しに無気力になっていき喜捨を求める為の演技力も鈍ってきたためにもともと荒 んでいた生活自体がさらに低落していった。或る朝起きてみるとケニーは自分の 腰の辺りが白濁色の軟便にまみれているのに気付いた。腸の中を何かが爆発した 様に鋭く刺す痛みが下半身を支配していた。ケニーは悲痛な痛みに犯された表情 を浮べたが露地を通る旅行者や牛引き達は軟便にまみれたケニーをそこに存在し ていないものの様に黙殺し決して近寄らなかった。ケニーは自分が血の通わない 無機的な物体に成り下がった様な気がして悲しくなった。そんな痛みの中でもケ ニーは習慣として自らに課した沐浴をしなければならないという義務感の方が下 腹部の痛みより遥かに強く朝まずめの露地のひんやりとした空気の中を蝸牛が這 う様な動作でゆっくりとマニカルニカー沐浴場へ向かって進み始めた。苦痛に震 えるケニーの身体は端から見ると全く動いている様には見えず一時間に僅か数メー トルしか前に進む事ができなかった。やがてバラナスィの太陽は次第に高さを増 し垂直に真上からケニーを照りつけた。ケニーはその太陽の非情さに堪え切れな くなったと言った感じで前のめりに倒れ込んだ。白い牛の脚にぶつかりその鈍器 241 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 26 ID 6yrFCIC/ の様な堅いひづめで蹴られケニーの左腕の皮が捲れ肉が露出し血が流れ出たがケ ニーはそれでも沐浴をしに行くと言う決意を断念する事はなく両肘を少しづつ前 へと繰り出し石畳にちいさな血痕を付着させながら全ての点において自分はこの 聖なる白い牛にはかなわないのだと言う事を悟った。牛から少し離れる事ができ たあたりからケニーの両腕はもうすでに感覚を失くしていてケニーの中にはただ 犀の角のようにシヴァの槍のように沐浴場脇のリンガの様に沐浴場へ向かって進 もうという鉄の様に固い意思があるだけだった。無意識のうちにずるずるとわが 身を摩耗させながらケニーは自分がこのバラナスィに生を受けて以来自分の身の 回りで起こった色々な出来事を思い出してみようとしたがそれらの回想の全ては 全て死んでしまった自分と同じ形の影を持つあの三人に帰結してしまいそれらの 自分の身近に起きた死が全て今の痛みや苦しみをもらしているのだとさえ思えた。 ケニーは自分を産んだ母親を思い出してみようかと思ったがいつもの様に顔形を 思い出せる事は決してなくただその柔らかだった乳房の感触とそれをつつむ階級 に相応したくすんだサリーの色を思い出しただけに過ぎずやがてその微かな母の 思い出も下腹部を支配している苦痛の波に押され飲み込まれ消えてしまった。思 えばケニーはずっと一人だったような気さえした。ケニーはただ這い続けた。這っ ているというよりも死にかけた尺取り虫の様にただじりじりと少しづつ動いてい るだけにすぎなかった。ケニーは次第に自分が聖なる河に沐浴をしにゆくのでは なく聖河の聖なる濁水に浮かび流され死ぬ為にこうして進んでいる様な気がしは じめた。ケニーは呼吸と心臓の鼓動を停止させ河の有機物となってベンガル湾の 海水の成分となる自分の腐敗の過程を想像してみた。聖なる河で死ねるのならそ れでも良いとケニーは次第に午後の赤みを帯びた空気の中でそう思った。ようや く聖なる河が見える場所へ来ると夕まずめに沐浴している者が全て帰り支度を始 めていて河につかっているのは誰一人いなかった。もうすぐだもうすぐ聖なる河 242 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 39 ID 6yrFCIC/ の水を身体中に纏い血が滲みこびり付き聖なる白牛のひづめで傷付けられたこの 熱く痛む左腕を冷やす事ができるんだと思いケニーは少し安堵し舖伏する身体を 支える両腕に自然と力がこもった。ケニーは沐浴場へと下りる階段の前で逆さに したポリバケツの様な形で再び両手をついて自らの身体を支えながらこの石段を いつもの様に両手をついて降りて行けるだけの体力が自分の中に残っているかど うか考えた。赤黒く夜の闇に包まれかけた河岸の冷たい空気はケニーの思考をク リアで明確なものにしたがアル中のように震えている両手に残された筋力でその 階段を下りる方法はなかった。天国から地獄を見る様に果てしなく下に位置して いる様に思われる河砂の沐浴場を見ているとケニーの頭の中にひとつの考えが浮 かんだ。というよりケニーにはそれしか沐浴場まで下りる方法は残されてはいな かった。ケニーは決意を固めると頭の後ろで両手を組合わせ刃物の様に鋭く曲げ られた両肘で頭全体を抱え込んだ。その刹那よろめいたケニーの身体は階段の段 差によって生じている目の前の空間に投げ出され引力と石段の反作用的抵抗のま まに身体のあちこちを石段の最も鋭利な角の部分にぶつけながら一気に河砂の上 まで転げ落ちた。痛くはなかった。ケニーにはもう既に身体の痛みを感じる神経 が麻痺してしまっていたのだった。ケニーはこのまま自分を染み込ませてしまい そうな心地好い河砂の上でずっと横たわっていたいと思い心が揺らいだが聖なる 濁水へ向けての鉄の様な固い意思はまだ完全にはなりをひそめてはいず聖なる牛 に蹴られた左腕だけではなく至るところから血が流れている石段でぶつけた両腕 に再び意識を集中させ力を込めた。肛門のまわりが湿っていてそれは石段から転 げ落ちた衝撃で自分がまた軟便を垂れ流したのだとわかったがその軟便が自分が 生きたままこの世に残せる最後のものだと思いケニーはその軟便から離れる様に 進み始めた。シヴァ神の持つ槍の様に犀の角の様に河面のきらめきの手前に見え るあの祠の中のリンガの様にただひたすら堅固に前に進もうとケニーは思った。 243 名前:聖河 [sage] 投稿日:04/01/06(火) 13 39 ID 6yrFCIC/ やがて河砂の窪みに溜まっている少量の聖なる水がケニーのボロボロの衣服に浸 透し身体を冷やすと骨を砕く様な身体の痛みや下腹部をファシストのように傲慢 に支配している苦しみも少しずつ薄れていった。不浄な痛みや苦しみは水に触れ る度に浄化されケニーが毎朝ここで感じる浄罪の至福になり変わっていく様だっ た。やがてケニーは念願であり人生の最終目標であり終の場所たらんとする聖河 へ辿りついた。ケニーは聖なる河の濁水に全身が包まれていく喜びを味わいなが ら少しづつ水の中へと身をひたし身体を委ねていった。全身がほぼ河水を纏い首 だけを河面から出した状態にケニーの身体がなったとき深い安堵の溜め息ととも にケニーの全てが終束しケニーを一日中支えていた意志が音もなく消滅した。も うケニーではなく今さっきまでケニーであったその有機体は飛沫を上げて倒れ河 の水にたゆたった。その瞬間ケニーの屍体は聖河と同化した。何処か遠くからドッ プラー効果を伴った犬どもの声が聞こえてきてその夜の暗闇の中で並んだふたつ の黄色く光る眼が何組も存在感を失ってしまっているかってケニーであった屍体 を目指して走りざぶざぶと飛沫を上げて近寄り喰らい付き屍体を浅瀬に引き寄せ 噛み千切り始めた。微かな月の光りが犬どもの血や肉にまみれた牙を闇の中に浮 き上がらせたが聖河はいつも通りに多くのものを抱え込んだままゆったりと流れ 続けていた。 244 名前:不在の家 [] 投稿日:04/01/06(火) 18 30 ID iLWrdha8 俺が幼かったころのかかりつけだった医院が今は無人で道路に面した庭も 草ぼうぼう軒には蜘蛛の巣も厚くぶらさがり一面ガラスのドアには遮光カ ーテンがかけられて覗くことはかなわず俺はかつてその家にいた一家を記 憶の底から呼び起こそうとするすぐ尻ぺたに注射を打つ四角い顔の中年男 髪をふくらまし眼鏡をかけて薬品を軽量していた彼の妻俺よりいくつか年 上でピアノを弾いていた彼の娘を 白く錆をふく鍵穴らしい形の鍵穴は差し込んだピアノの鍵で軋みながらも 開錠される外よりも厳しく冷え込む玄関を通りかつて火鉢のあった待合室 にゆく積み上げられた木箱段ボール箱視力検査表は黄変してそりかえり押 さえた俺の指の下で木片のように砕けるなかなか滑らぬ引き戸をがたつか せ俺は診察室へ入るガラス製の劇薬庫に並ぶ七つの褐色の小瓶そのうち一 つを盗んでやろうと思うが扉は開かずあきらめた俺は居間へむかう あのころ限りなく広く思われたせせこましい空間はそれでも吹き抜けの壁 高く窓からの光に階段とピアノの表面に積もった埃が輝いているついに俺 は思い出すことに成功する注射の前の医者のひょうきんな冗談ビーズ刺繍 のカーディガンを着た奥さんが紙にくるんで渡してくれた菓子うるさいガ キと延々と神経衰弱をしてくれた娘の高かった上背もう朽ち倒れているが 庭に鉄棒があったこと 俺は俺に思い出された背の高い娘と共に二階へ上る無人の家の一階はしん しんと冷えているが階段の途中あたりから室温が急に上がる藤製の夏の枕 ホンコンフラワーと呼ばれていた造花の鉢埃除けの布が下げられたままの 鏡台めくりあげれば腐食した水銀の奥に映る中年の俺と背の高い娘俺たち は赤いスチールの回転椅子に座ってくるくる回るくすねたばかりの褐色の 小瓶も上着のポケットの中で俺たちと一緒にくるくる回る 245 名前:終わりますればはじめに還れ [] 投稿日:04/01/07(水) 15 15 ID /ZifjkNR ビルとビルを高空で直結した裏返しの下水管を徘徊する鶯をガーゼで包み燻したような 涙流れたからといって今以上のことはまったくなんにもすべからくいかようにもすべし と言えど私たち回るつもりでここまで来ましたからには要開独という立看板の文字あつ らえの服毒本改行と改頁の順番を揃えましょう時に人は相変わらず惑うのだからかつて 246 名前:あかし [] 投稿日:04/01/07(水) 23 43 ID BMGmxd6v 生きている証 僕の生きている証 生きている証 僕にも血が流れてるんだ 生きている証 生きている証 生きている証 空が好きだ 海が好きだ 山が好きだ 何もかもが大好きだ 君がいとしい いとしい 君と 生きる 生きている証 生きている証 生きている証 血が流れている 僕の体の中 君の体の中 直接見 ることはしないけど 太陽に透かせば 見える気がする 生きている証 生きている証 生きている証 生き ている証 きらめく言葉を生み出しても ネットの流れに流されたり 命の証 生きている証 今ここで生きて いる 君と 生きている証 生きている証 生きている証 生きている 血が流れてる 君をいとおしいと思う 生きている証 生きている証 生きている証 生きる 生きる 生きる いきる いきる 生きる 生きる 病 院のベッドに寝たきり 四角く切り取られた空ばっかり見てる たまに来る 君にいとおしく感じる 君は黙って りんご剥き 僕の口に運ぶ 生きている 生きている証 生きている証 生きている証 生きる証 生きる証 生きたいと思う証 僕の体を流れる血は 生きていたいと願う このまま君と居たいと願う このまま このま ま このまま君と居たいと願う 生きている証 生きている証………………そばにいる君の姿は前に較べて ぼやけてきている 頭もぼけてきている 君といたい 君といたい 君といたい 君といたい 君といたい 君 といたい どんなに痛い言動放つ僕を やさしく包んでくれる君といたい 君といたい そう願う気持ちが 生 きている証 生きている証 生きている 生きる 生きている証……………………………………………… 247 名前:Be alive [] 投稿日:04/01/08(木) 03 21 ID cgyjcZhJ 今日も家に帰ってくる最近太り気味の私は少しばかりの運動として 12階まで階段であがることに決め一段一段やはり心に決めてはみ たものの灰色のコンクリートばかりを見ているとさすがに嫌気がさ してきて明日からは朝早く起きて普通に景色を見ながらウォーキン グする事にしようと早くも心変わりしながらもどうせのことだから 今日はやりきらなければ結局そのどちらも三日坊主に過ぎぬと自分 を鼓舞しつつ142段目の階段をのぼりきり今まさに8階と9階の 中間まできて折り返したところそこに殺風景なコンクリートに似つ かぬ花がそえてあったのでふと立ち止まり決してそれが綺麗だから 立ち止まったわけではない それはもしかするといや確実にこの冬ここで起きた飛び降り自殺の 死者に向けられた花束であろうと思いつつ塀から下を覗けば高所恐 怖症の私はその高さに震えたのではなくそんな馬鹿なことをしたそ の男の死者に鞭打ってはいけないが実際そんなことも無くむしろど のような動物においても自らの身を破壊することはないのに軽々し くも否軽々しくは無いのかもしれないが他に逃げ道はあるにもかか わらず袋小路に突っ込んでいき窮鼠猫を噛むことも無く逝ったその 負け犬否犬ではなくまた鼠でもないがそれ以下の人間に震えた こんな男のために花はその生涯を閉ざすことを余儀なくされまたそ の妻子も行くあてのない道の真ん中に放り出されそうして楽になっ たのはその男だけでもしかしたら輪廻というものは本当にあって今 ごろ何不自由ない家庭におぎゃと生まれその顔はもしや笑っている のかもしれなくて残された者は自らの行く末を案じなければならな い上にそんな男にも定期的に花をそえなければならない不条理さと さらにそんな理由の為にむしろどうせならば華やかな場面例えば結 婚式とか誕生日とか新装開店とかそういった類で登場したいであろ う生きる努力を蝕まれた花の不条理さを思うとかたやリストラされ 家のローンも随分残っていることなど何の逃げ口実にもならないと 気付いた男は無表情でそこを折り返し198段の階段をのぼりきっ た我が家に作り笑顔で「ただいま」と言えば妻は心からの笑顔で「 お帰りなさい」と言った 248 名前:虹をもう一度 [] 投稿日:04/01/08(木) 03 31 ID fKONWaIi 君は今、雨に打たれているんだろう。だけどその雨はやがて君の心をきれいに洗い流してくれる。君の悲しみは君だけの〝モノ〟 誰にもそれはわかってもらえない。だからといって、君は一人ではない。 君は忘れたわけじゃないだろう。君にもかつては虹が見えていた事。君は忘れたわけじゃないだろう。昔も確かに長い雨が降っていた事。物事に永遠なんてないのさ。 この世の全ては始まりから終わりまで、巡り 巡り 廻り 廻る。君の悲しみだって巡り 巡り 廻り 廻る。そうさ、そして雨が上がればきっと見えるはず。 あの日の虹をもう一度 今は無くても必ずまた、訪れる。どんなに抗おうと絶望は幾度となく襲いくるように、希望もまた、訪れる。だから今は疑わずに信じよう。 あの日の虹をもう一度 249 名前:労働 [] 投稿日:04/01/08(木) 12 32 ID C21X5yy8 ぴんぴらぽん ぽんぽらぴん ぴこぴこ ぽろぽろ ちちきちき 機械は動く ラインは動く 機械のように僕らは動く たとえ壊れてしまっても いくらだって代わりはいるさ 動く 動く 機械は動く ラインは動く 僕らは動く ぴんぴらぽん ぽんぽらぴん ぴこぴこ ぽろぽろ ちちきちき ぴこぴこ ぽろぽろ ちちきちき 250 名前:244 [] 投稿日:04/01/08(木) 18 29 ID +z1BFaKj 244の訂正 第一連五行目 「軽量」→「計量」 気づくの遅くてすみません。 251 名前:俺は時/トキ [sage] 投稿日:04/01/08(木) 22 04 ID DOXUl3XR P1 わかったようで、わかっていないこの道を俺はどこから来て、どこへ向かって歩いているのかなんて、実は誰も分っていないのだから、白昼に自動ドアを行ったり来たりして幻を追いかけたり、闇夜に眠る森から窓硝子を開けて冷気を吹き込んだりと、茶メ気な面もあるけれど、 252 名前:俺は時/トキ [sage] 投稿日:04/01/08(木) 22 06 ID DOXUl3XR P2 いつも微かな向かい風に耳鳴りのような予感だけを頼りにして、世界中、それも絶え間なく、狂いなく、真面目に往きとどいているはずなのだが、それはプラットホームで時計を繰り返し見てはジタバタするサラリーマンや、OL、 253 名前:俺は時/トキ [sage] 投稿日:04/01/08(木) 22 07 ID DOXUl3XR P3 待ち合わせの泉に佇む娘にとって俺は、会社よりも恋人よりも非情に切ない間柄になるようで、 254 名前:俺は時/トキ [sage] 投稿日:04/01/08(木) 22 08 ID DOXUl3XR P4 しかし青空の下で一人ベンチに座り、はしゃぐ子供等を下目使いで俯き覗く若者にとっては邪魔者みたいで、しかもミサイルが飛んだり、地雷が爆発したり、ウランが血を白くしたり、これはもう、ありとあらゆる 255 名前:俺は時/トキ [sage] 投稿日:04/01/08(木) 22 09 ID DOXUl3XR P5 時刻表は俺に疑いをかけているのだから、明日は俺も休暇をとって、海でも見に行こうと思う。(終) 256 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec [sage] 投稿日:04/01/08(木) 23 19 ID IQZnqIse 砂漠は砂漠は清潔砂漠は清潔であり砂漠は清潔であり砂漠は清潔であり雨の代わりに砂漠は清潔であり雨の代わりに太陽が降る 夜の夜の闇は夜の闇は昼を渇望し夜の闇は昼を渇望し海を吐き出す夜の闇は昼を渇望し海を吐き出すまるで女の膣のように 転がる転がる骨は転がる骨は著しく転がる骨は著しく尖り転がる骨は著しく尖り満月を転がる骨は著しく尖り満月を撫でる 麒麟の麒麟の首麒麟の首は擡げ麒麟の首は擡げ枯れた木さえ麒麟の首は擡げ枯れた木さえ疲労の麒麟の首は擡げ枯れた木さえ疲労の影 象の象の鼻象の鼻は燃え象の鼻は燃える象の鼻は燃える水を象の鼻は燃える水を吸い込んで 鳥鳥の鳥の糞が鳥の糞が飛翔鳥の糞が飛翔の彼方鳥の糞が飛翔の彼方から種を運び 潔癖な潔癖な砂漠の潔癖な砂漠の骨潔癖な砂漠の骨が色を潔癖な砂漠の骨が色を纏い潔癖な砂漠の骨が色を纏い 森森が森が広がり森が広がり乾いた骨森が広がり乾いた骨が潤い森が広がり乾いた骨が潤い 楽楽園楽園で楽園で踊る楽園で踊る雲の楽園で踊る雲の上楽園で踊る雲の上に楽園で踊る雲の上に咲く花 希釈希釈は希釈は清潔な希釈は清潔な世界を希釈は清潔な世界を薄めていくこと希釈は清潔な世界を薄め希釈は清潔な世界を薄め意味は失われる もっと希釈もっと希釈もっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈を もっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈をもっと希釈を永遠もっと希釈を永遠に もっと希釈を永遠に希釈をもっと希釈を永遠に希釈をもっと希釈を永遠に希釈をもっと希釈を永遠に希釈を 257 名前:落ちて飛んで潜って泳いで沈んで跳ねてひっくりかえして消えた [sage] 投稿日:04/01/09(金) 15 55 ID eW209tcc 落ちたリンゴを裏返すと穴になるけどそれはメビウスの輪やウロボロスの 輪の中に開いたブラックホールがねじれて電気ヒバナを咲かせたラクダの 皮のランプが満月オレンジをパズルピースで埋めているようなものでカー テンを通るインクを鉛筆で描ききれない原因は結果とひとつづつのペアに 見えてパラレルな可能性を否定するわけじゃないのにイメイジが泳ぎまわ る冷たい海を越える人間の命はどんなに長くてもひとり分にしかならなくて 割ると血まみれになるしひとりでは何もできないかわりに世界がどうなろう ともそのひとりさえどうにもできないのと同じ物だから切り刻んでお皿に載 せて食べることにした 258 名前:うんちく [sage] 投稿日:04/01/10(土) 03 03 ID efZPx1IA 一目見て綺麗、それでいいじゃないですか 259 名前: 旦 [] 投稿日:04/01/10(土) 03 08 ID 4XgsXA4W 僕は今朝か らこの夕暮れが気 に入っていて何もないこの ぽちゃんとした心の中に真っ赤に 浮かびあがり黒いお皿にのっかってゆう ゆうと僕を見下ろして部屋にトイレに机に角に おもい出に泣きたくなるほど静かにそれは静かに ただただ存在して圧迫して発熱して乱れることなく整 然とたたずみ続け焦げついたジリジリとそうジリジリと 僕を追い詰め強大なほどふくれあがったかと思うと一 瞬にして元のぼやけた日の丸に戻り僕をよけいに とまどわせあせらせ実際そう熱くもないのに汗 がだらだらともうだらだらと流れてしまい僕 の心は冷え切ってしまい目をそらして しまうのだけれどもなぜかなぜかぼ くはぼくはこの太陽を太陽をじ っとじっとじっとじっと あああああああ 手に入れたいい ぼくは手に入れたい遠くにあるこのすばらしきまばゆさ を近くにひそむぼくの闇とひきかえに世界が壊れてもいい 全ての視線がぼくにつきささってもそのまっかな激烈を手 に入れたくベッドの僕は窓から飛び出していた 260 名前:それでよかった [sage] 投稿日:04/01/10(土) 17 29 ID FiK2WU+x 自由な小鳥はふわふわ飛ぶの なんにも知らずにふわふわ 飛ぶの ふわふわふわふわ飛んでは落ちて ぴいぴいぴいぴ い悲しく泣くの 自由な小鳥は苦しくなるの 自由が怖くて苦し くなるの 自由を恐れて激しく泣くの ぴいぴいぴいぴい悲しく 泣くの 悲しい小鳥は暴れてゆくの 羽根をもいでは痛くて泣く の 自由を求めて狭しくなるの 狭しいことさえ怖くて泣くの 自由な小鳥はふらふら飛ぶの はげた身体でよろよろ飛ぶ の よろよろよろよろ飛んでは落ちて そのまま起きてはこなく なったの 私はそれを必死で見たの よろよろよろよろ必死で 見たの そして必死でそこに向って 自由を知ったと激しく泣く の 自由になったと激しく泣くの そうしてまた恐れていくの 自由になるのを恐れていくの ぴいぴいぴいぴい恐れて泣くの ぴいぴいぴいぴい恐れて泣いて そのままを眼を閉じ眠って いたの すやすやすやすや眠っていたの そうして私は忘れ ていくの 小鳥のことを忘れていくの 生きることを忘れていく の 自由というのを忘れていくの 自由というのを恐れるの 261 名前:ダッシュマン [sage] 投稿日:04/01/10(土) 21 43 ID kzdKskQM 一歩進んで2歩下がる 3歩進んでそのままダッシュして逃走するのも また人生哉 262 名前:無改行な人生 [sage] 投稿日:04/01/11(日) 00 17 ID +71lD/VX するべきことも、したいことも、していいことも、いけないことも、 何も分からぬままに、止められない時を過ごしたというだけで、 大人と呼ばれる者たちに、子供時代の終止符を打たれ、 大人と呼ばれるようになり、欲しくもない権利と義務を背負わされ、 けれど、成人の烙印を捺された後先に、何が変わったわけでもなく、 何が分かったわけでもなく、相変わらず二兎を追っては二兎を失い、 繰り返す過ちに気付きながら何もできず、迫られる決断に戸惑い、 優柔不断に流されつづけて、決定キーを押せないまま、 気付けば手遅れ、後悔ばかりの、俺の人生は、あぁそうさ、無改行な散文詩。 263 名前:環/断 ~風邪薬を飲み過ぎない程度に飲んだ場合その1~ [sage] 投稿日:04/01/11(日) 13 29 ID 1AGO4PNY 後ろからやってくる車のヘッドライトか/影を勝手に作るくらい気にされるので/電柱の向こうからすれ違いざまに/似た風景を想像の中で作り出すさっきの 彼/冷凍された冬期間通行止めの標識/気合で乗り越えた先の砂利道の先は/轍も既に無くなって道も/森の中のように受け止められなくなるだけ/県 道の脇道からやってくるその囁きたち/近づいてくる向こうの月の動きのような/何でも見えないことにすればいいのだとため息を/終わったばかりの対策 の上で言ってみる/...\瑠璃色カレットで増設されたあの足元のアスファルト/時計の針から先に進めないもの/のあなたの車のライトを消してまでも危/ 機は勝手にやってくるついでに姿形のはっきりしない物/の怪全て思い浮かべてす/すみ続け/蹴躓くさ/さ群/らと/尖った夢/目覚ましを///// ///..............z.zzzzzz...zzzz.................zz...zzzzz......(つまりはこういうことだ\「密閉された1つ/のガラス瓶でミニチュアの空/飛ぶ風船とそれは海/まで向かった 1日だけ/の……もう何/もかも忙し/すぎる昼とさ夜の波の高/さに笑いをプレ/ゼントそうら僕の目だ! 耳だ! と言っ/てしまうのかな/って」)...........z z...z..z.z.z.zz..z.z.zzzzzzz.........//............!?/おかしな目覚まし時計の音/と勝手に進められた時計の針が折れているのを見て/手がかりは右手の傷と転がった プラスチックか/カレットで作られた道路も既に過ぎていた/ただ今日の何も変化の無い空の中で/電燈より白く光る月の位置が/がらんどうの空気を冷や すために存在し/知らないまま終わるだけの明日/ただ向こう側から囁く彼には何も見出せない/未だに僕らは繰り返し続ければいけないのだろう/上手く いったとしても彼女にはきっと関係の無い事柄だった夢/目覚ましは既に後ろから突き立てられ/レースが引かれた向こうの窓から遮られてしまい/いくつも の障害で滑り落ちた眠さが彼らを包み込んだまま/まだ見ぬ道路の先に彼らは風邪薬のような風景を見ていくのだろう 264 名前:そして現象はいつも夜に観測されるんだ [] 投稿日:04/01/12(月) 23 55 ID GUWaGflC
https://w.atwiki.jp/murago/pages/49.html
高唐州の戦い ステージ構成・・・マップ上部に城、下部に梁山泊軍の本陣がある。マップ中央手前に小さい陣もある マップ上空には見えない床があり、イベント戦闘の際に使われる 梁山泊軍:★宋江-呉用、(梁山泊軍の本陣内部から) ●花栄、●扈三娘、●張順、(マップ左側から城へ)●秦明、●孫立、●石秀(マップ右側から城へ) ▲白勝、楊林(イベント5後に小さい陣の左右から。白勝は花栄隊に、楊林は石秀隊に加わる) ●李逵、●戴宗(初期配置は本陣前。イベント4後に一時離脱、イベント6後にマップ中央右から復帰) ●公孫勝、(イベント6後にマップ中央右から) 高唐州軍:★高廉-飛天神兵(城の前から)●薛元輝-飛天神兵(マップ中央から) ●于直-飛天神兵(マップ左側から泊軍本陣へ)●温文宝-飛天神兵(マップ右側から泊軍本陣へ) 〔●猛虎-虎〕×3(イベント3後にマップ中央と左右に一隊ずつ) イベント・・・1:高廉の妖術1-高廉と梁山泊軍が接触すると、マップ中央付近に竜巻を多数発生させる 竜巻に梁山泊軍が接触するとダメージ。 2:天書-イベント1後、宋江が竜巻地帯に入るかPC が宋江と接触すると天書の力で竜巻を消す 3:猛獣-イベント2後に一定時間後、高廉が妖術で虎を呼び出す。梁山泊軍士気低下 4:戴宗走る-イベント3が起きると、戴宗と李逵がマップ右端に退却。一時離脱する。 5:伏兵-高廉がマップ中央下寄りにある小陣に入ると、白勝と楊林が梁山泊軍の援軍として 白勝は花栄隊、楊林は石秀隊に加わる。高廉が矢傷を受け城に後退する。高唐州軍士気低下 6:公孫勝登場-イベント4から一定時間後、公孫勝と離脱していた戴宗、李逵が マップ中央右端から現れる。梁山泊軍の士気上昇 7:五雷天堽-公孫勝と高廉が接触すると、妖術合戦が始まる。互いがNPC 時はそこで終わる PC が高廉、公孫勝のいずれかの場合は空中にある見えない床に移動、戦闘になる 演出として両者の足元に雲が付き(公孫勝は白雲、高廉は黒雲)移動速度が速くなる 8:決着-PC が高廉か公孫勝以外の時、イベント7から一定時間後に、高廉が敗れて空から落ちる 高廉の体力が減り、城側に後退する。PC が公孫勝の場合、イベント7の戦闘で勝つと同様 PC が高廉の場合にイベント7で勝つと、公孫勝が瀕死になって本陣に後退する 勝利条件・・・梁山泊軍:高廉の撃破 高唐州軍:敵部隊の全滅 敗北条件・・・梁山泊軍:宋江の敗走 高唐州軍:高廉の敗走
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/93.html
「~チャンプを目指せ!投稿梁山泊 2nd edition~」の207-312 207 名前:44[] 投稿日:02/07/01 22 18 ID sg+EKY95 今回のお題を発表させていただきます。 「音楽」をテーマに、自由なタイトルで詩を書いてください。 締切は7月8日の22 20分までです。 208 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/01 22 20 ID WBJZaB6G [このスレの遊び方] まず、お題が出ます。 皆さんには、そのお題をテーマにした詩を投稿してもらいます。 審査員による審査の結果、その週のチャンプが決まります。 チャンプには次のお題を決める権利が与えられます。 そして、またチャンプを目指して投稿開始! という具合に遊びます。 見事チャンプに輝いた作品はスレッドの代を跨いで「歴代チャンプ作品」として残されていきます。 [ルール] 一人一作品の投稿で、期間は一週間です。 ●投稿者に関すること お題をテーマとした詩を投稿する。 名前欄にはHNその他ではなく、詩の題名を書き込む(匿名投稿制)。 以上の規定を満たさない詩は無効となる。 ●審査員に関すること 審査員は必ずトリップをつけること。投稿締め切り前に宣言すれば誰でもなれる。 審査員の仕事は「自分の気に入った作品をチャンプ候補として挙げること」のみ。 審査員はチャンプ候補と次点候補を合わせて三人まで選ぶことができる。 候補がなければ、該当作品なしでもOK。 任意で寸評をつけてくれると嬉しい。審査員の作品投稿もOK。 ●審査、集計に関すること 審査員すべての発表があり次第、または締切時間から丸2日経った時点で、集計を開始する。 チャンプ候補・・・3点、次点候補・・・1点 で計算し、最高得点をあげたものがその週のチャンプとなる。 集計後、二人が同点であった場合、双方ともチャンプとし、お題は投稿の早かった者が出すこととす。 三人以上が同点であった場合、審査期間を2日間延長し、協議を行う。 集計は、週番さん(審査員の中から当番制で行う)が行う。 週番さんの仕事は、その週のスレのヲチ(寸評はいらない)と、集計のみ。 〆切の宣言も担当。 集計後、次の週番さんを指名して、仕事は終わり。 209 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/01 22 22 ID WBJZaB6G ルールをまとめ直してみました。これでよかったでしょうか…。 210 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/01 22 56 ID tNtj6nPs 207タン お題提出、ありがとね~!☆ 209タン うひょ~!ありがとね~!☆ >ALL 名前欄には「詩のタイトル」を入れるんだからね~☆間違えない ようにっ★ あと、審査員も常時募集してまーす☆投稿期間終了と同時に 審査員の募集もストップだから、お早めにねっ☆ ちなみに審査員の仕事って、 投稿期間終了後に「好きな作品を選ぶだけ」だから、 近所のおばちゃんにだって出来るよ~♪ お気軽に参加くださーい☆ 211 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/02 00 01 ID ??? 撫子さんってオトナ 212 名前:アンセム~人間賛歌~[sage] 投稿日:02/07/02 04 24 ID ??? 太鼓と鐘の響きが 共鳴する緑の大地 宴の用意は整った 鳴動する大地 始まりの合図に 人々の心は昂る 歓喜の波動が 世界を沸き立たせる 四年に一度の祭りを 世界中の誰もが 待っていたのだ さあ今 愉しもう 誰もが 子供になって はしゃいで 笑って 時には泣こうよ だってそれが人間じゃないか 眠っていた肉体と精神を覚醒させて さあ今 集い立ち上がる時がきた 感動を胸に 今こそ叫ぼう 人は素晴らしいのだと 確かに大地を濡らす 哀しみの涙は絶えることがないけれど いつかは 手をとりあえる この時だけでも それを信じていいんじゃないか さあ今 立ち上がろう 挫けない心を 彼らに学ぼう 諦めない強さを 彼らに教わろう そして 高らかに謳おう 人は素晴らしいのだと 213 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/02 09 29 ID ??? 審査員希望です。よろちく! 214 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/07/02 10 50 ID ??? 212 「四年に一度の祭り」っていうと、スポンチのあたしはオリムピ ックくらいしか思い浮かばないヨ★もちかちて、サカー? ストレートだにゃ☆あかるくなってくるよ~☆でもなんかキャン ペーンソングみたいだ★ ちなみにここでは点数つけるのやめまちた☆ 213 よろちくー!☆ありがと☆よろちくー! >ALL 審査員やりたいひとは「いいですか?」とか確認とらなくても、 勝手に始めちゃっていいからね~☆ 好きな作品に投票するための権利を得るために「宣言」が必要っ てだけだから、いわば投票用紙を自動販売機で買うみたいなモン だよ、宣言なんて☆固く考えずに、軽~く行こうよっ♪ あ。トリップつけることだけは忘れずにねー☆ 215 名前:212[sage] 投稿日:02/07/02 13 40 ID ??? 音楽がテーマと言われても、あんまり音楽に強い思い入れないんですよね。 で、なんかないかなといろいろ考えて、音楽を聴いて触発された詩だって 音楽がテーマの詩になりえるかなと思って書きました。 曲は「2002FIFA WC 公式アンセム」です。 サカー終わったけどいい曲だなって、CD繰り返し聞きながら作曲者の ヴァンゲリスがこれで言いたかったと思うことを、音楽から言葉に 妄想翻訳してみました。 蛇足ですが、アンセムとは賛歌の意味があるとか。決してサカーがテーマではないつもり です。読んでくださってありがとうございました。 216 名前:地球は[age] 投稿日:02/07/02 14 34 ID ??? 地球はひとつの音楽だ 不協和音に溢れかえる世界で それぞれ自由な音たちが よく見れば どこかで固く繋がりあっている 美しい不協和音なのだ 地球は 217 名前:オルゴール[sage] 投稿日:02/07/02 14 46 ID ??? 世界最小のオルゴールが 蚊の鳴くよりも小さな声で よろこびの歌を歌っているよ 大きな風が吹けば 私たちの耳はすぐに その歌が聴こえなくなってしまう それでも確かに 歌っているよ 小さな小さな声で 218 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/02 15 03 ID wiql6XDF 審査員やります 216 みじかい 味が薄い 217 もっと具体的に書いたほうがいいと思う わからにくい 219 名前:216[sage] 投稿日:02/07/02 15 12 ID ??? 218 ありがとうございます。 確かに内容の壮大さに比べて短かすぎましたね。 精進します。 220 名前:粘着22号[sage] 投稿日:02/07/02 15 16 ID ??? 粘着でも審査員になれますか? 221 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [sage] 投稿日:02/07/02 15 20 ID ??? 220 なれます もちろん 222 名前:粘着22号 ◆JRnC5rvE [sage] 投稿日:02/07/02 15 22 ID ??? それじゃあ、よろしくです。 223 名前:紙吹雪職人[] 投稿日:02/07/02 16 49 ID CiwlCp4t あ、ねえ、ちょっと あれ あの橋の欄干に立って 拡声器使って、空に懺悔してる人 あれって 東山君だよね。 あの人、今じゃ指揮者になって成功してるって聞いたけど あれはまだ相変わらずなんだね。 224 名前:ポエム星出身名無し[sage] 投稿日:02/07/02 17 27 ID ??? 審査員になるほどでもないが、レスしたくてたまらない変人登場。 216 染みる。いい詩だ。ぼんやりと伝わるものがある。 無理に力入れなくても読み取れる、優しい詩だった。 で、内容も深いですね。俺は好きですよ。 217 なんていうか、情景を想像しながら読めばとてもいい詩だと思う。 ただ、2連目で、もっと方向性を定めてほしかった。 うん、掴みきれないながらも雰囲気を感じました。 223 途中までなんだか凄く良かった。橋の欄干から拡声器で空に懺悔、 その光景を思い浮べると、なんか奇妙に詩的な気分になった。 斬新っていうか、異形。だが・・・東山君の登場で萎えた。スマソ。 あと、もしかしたら改行はなくても変わらなかったかも。 225 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/02 21 44 ID CQUMun7a ななしくん&粘着22号 ありがとー☆よろちく! 223 その名前欄に入ってるのは、HNかにゃ?★ 名前欄にはタイトルを入れるんだよー! なんかNHKでたまにやるポップ文学系ドラマみたいだ☆ つーか、それって作品?? 224 ありがとー☆っていうか、審査員やってみてよっ★ 最後に自分の好きな作品選ぶだけでイイんだからさ~♪ 投稿、審査員、どしどし参加お待ちしてまーす☆ 〆切は7月8日の22 20分でちゅ☆ ルールは 208を見てね~☆ 226 名前:いかいか ◆EzuNnL0g [age] 投稿日:02/07/02 22 13 ID ??? 「俺様の悩み」 いつまでもこの景色を見ていたい 車の窓に全体重を乗せ ふと見上げた 雨上がりの薄暗さの中 山から立ち上る霞 思わず 涙が出た 227 名前:ドン亀 ◆Tp8oxx7. [sage] 投稿日:02/07/02 22 19 ID ??? 226 誤爆してんじゃねぇよ、このナイーヴ小僧!!! 228 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/02 23 12 ID ??? 226 このスレッドは荒らし禁止です。 微熱くんも追い出しました。 微熱くんを追い出すのに熱心ないかいかさんも とっとと出ていってください。 つーか邪魔なんだよ、ヴォケ! 229 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/03 13 34 ID ??? 223 実験的。今までの作品のなかでは一番好き。 ただ文章から察するには少し分かりにくい部分が僕にはあった。 もう2、3行つけたしてもいいと思った。 226 スレ違いだが、結構好み。 230 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/03 17 23 ID hN1eiHsE 223 ただのセリフ 肉のない小説 226 涙を見せたがるヤツ 嫌い 231 名前:紙吹雪職人[] 投稿日:02/07/03 17 42 ID 4RHVXlZM 撫子さん 酷評をどうも。真摯に受け止めます。 というか匿名投稿じゃないと無効なんですね。 ルールをよく読んでなかったです。申し訳ありません。 232 名前:ROCKNATION[] 投稿日:02/07/03 20 43 ID BwrARFEx ハリウッド映画かよ 大袈裟な野郎 シンプルぷるぷるでやろうよ 過ぎないよう 足りないよう (うん)でもほんとうはそんなことはどーでもいいんだわ ロックでガチガチな国家をつくるな セメントでかためた国家をつくるな ろくろっ首みたいな国家をつくるな コカコッカコーラこら国家をつくるな なーーーーーーーーーーーーーーー なんでもいいけど それだけいうけど みんな入っておいでよ なぁ なぁ なぁ おいでよ ハジケリスト もしあたしがビオラとか片手にもって 「入っていい?」ってったら あんたは入れて入れて入れてよね 「勝手に来い」 それでないとロックは 排他だ歯、痛~!っていわれるよ だから法律のある国 そんなんロックちがうがん 揺れるでしょう? カオスが椅子ひっくり返してる あああそう!ベイビーベイビー その椅子に座りつづけよう あたしの椅子はねほら 誰でも座れるよ 誰も座れない けど! ロックでガチガチな国家見つけたよ 床にひっついた椅子の国家見つけたよ 決まりきった常識と国家見つけたよ でもおかしいね? あんたも見に行こう? 233 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/03 22 41 ID xKfsLBA1 今回のお題は「音楽」です。 「音楽」をテーマに、自由にタイトルをつけて詩を投稿してください。 遊び方は 208にあります。 しめきりは7月8日22 20分までです。 尚、審査員を募集しています。 「やってもいい」あるいは「やりたい」という方は、トリップを つけて「審査員やります」といった書き込みをしてください。 お気軽に、どうぞ。 234 名前:綺麗な音[] 投稿日:02/07/03 23 18 ID lwiz3Rmm 指紋でもわかるとおり 人は誰一人として 同じ指紋を持っていない 一つの個性というものさ 誰にも真似できない個性 とても大事なこと お隣りの方が自分とは違うからって ひがむことはないのさ 自分にしかない個性が必ずあるから 自分と肌の色が違うからって 罵りあうことないのさ 自分の個性が腐るから 罵りあったて終わりはないよ 結局、みんなバラバラなんだ 個性がみんなバラバラだから でもな 綺麗にまとまってみな 一つしかない個性達が綺麗に並んだら きっと、綺麗な音が飛び出すのさ ピアノの鍵盤のように並んだら きっと、綺麗な音が飛び出すのさ 235 名前:もうやめろ[sage] 投稿日:02/07/04 13 43 ID ??? にくも腐れて一月ふた突き 飛んでもいないが空に首付き いい尽くさない台詞を混ぜて 遠回りして暗くなる 小回り効かせて遠くなる 夕暮れ描けばきらめく鉱物 ヒグラシ聴けば割れ錆びる 鳥もともかく通わぬ血潮も 月の日となりて空にとけ いいたいことが後ろにたまって みみもすましていないのに 突然きこえた裏声が ひとうつふたうつと 媚びもしないで あんまりのことに白くなる 236 名前:歌い人[age] 投稿日:02/07/04 13 51 ID ??? クールミントは 微熱のかたまり アーキテクチュアを ほっとさせるね 一度だけの 発された音 アイルランドの 懐かしの歌 あたしが今 歌ってなかったら 学校の先生は どういう風にどんな形で あたしを決めてただろう 違っていたから いつもイジめられた 大きな日本地図で 顔を叩かれた 歌わなければ ずっとあのまま あたしは「歌い人」と 名前をつけた クールミントは 微熱のかたまり サーモグラフを 動かしもせず 一度だけの 発された音 遠い昔の 懐かしい歌 歌ってよ あたし 歌ってよ いつか 約束だよ ね? 237 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/04 14 17 ID 1dHfQIbx 242 もっとまとめましょう 244 強引 説得力なし 245 言葉の使い方がチンプ 246 よかった なんとなく 238 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 14 21 ID ??? 237 予知能力でもあんのか? 239 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 14 24 ID ??? 238 6センスが俺達よりも発達してるんだろ 240 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 14 31 ID ??? 238-239 ワラタ 241 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 14 33 ID ??? 237-240 ジサクジエーン 242 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 15 10 ID ??? 241 同意 自分にワラタレス 虚しいジサックジェーンだよな 243 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 15 14 ID ??? 238-242 随分激しい自作自演だな。 244 名前:そら[sage] 投稿日:02/07/04 15 29 ID ??? さてくたばれと言い放つに足るべき諸兄 おまえの鼻は腐臭に曲がっているか? 田舎でその丸っこさとともにすべて俺たちの からだをぶくぶくにさせてしまおうという試み も含めたあの匂いのことさ! そいつに狂ってちょいと頭がガアン 腰の拳銃をパアンパン と鳴らすたびに牛がモホオと鳴くだけ ブルースというわめきちらすにわとりが いつのまにか庭に二羽いて はれて おひさま 245 名前:スティールドラム[age] 投稿日:02/07/04 15 57 ID ??? 深夜に 雨は止み 叩かれ続けた窓は 泣き止み 瓦屋根から トタン屋根へ 未練の雨のように 一滴 一滴 見えないところで 打楽器の演奏がはじまる ずっと続いてほしいようでもあり すぐに止まってほしいようでもあり 意表をついて リズムを トーンを 気ままに変化させる その演奏を聴いているうちに 僕は楽しくなっていた 彼女への気持ちを 洗い流して 明日には 笑えそうな気がしていた 246 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/04 16 02 ID VHUd/R1q 244 外国かぶれ つまらない 245 素晴らしい! チャンプにふさわしい作品だ 247 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 16 55 ID ??? 書けない・・・今回ダメかも(泣) 248 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [sage] 投稿日:02/07/04 17 13 ID ??? 247 がんばれ 音楽から思い浮かぶものなら何でもいいんだ 249 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/04 17 19 ID Uefl6E4I 尿淡白? 250 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 17 27 ID ??? 248 普通こういう場所だったら審査が始まるまでは 講評は控えるべきじゃないでしょうか? 荒れるモトですよ。 ルールには書いてないけど、マナーとして。 251 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 18 01 ID ??? 250 相手は豚ですよ。 マナーを説いても無駄です。 252 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/04 18 15 ID ??? 244 かなり好き。 最後まで読ませてくれた数少ない作品。 文章な気取りがなく、かといって媚びているわけでもなく 淡々と綴られた言葉のなかにユーモアやクールさが織り交ぜられていて心地いい。 253 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/04 18 18 ID 3dDpjirr 友達と映画を観にいって上映中に 「今のシーンは金がかかってるネ」 とか耳元でほざくとウザイですね 他人の講評に引っ張られる人もいるので 次回からは このスレ専門の感想スレをたてるのも 一考かもしれませんよ まだ作品は募集中今回のお題は「音楽」です。 「音楽」をテーマに、自由にタイトルをつけて詩を投稿してください。 遊び方は 208にあります。 しめきりは7月8日22 20分までです。 尚、審査員を募集しています。 「やってもいい」あるいは「やりたい」という方は、トリップを つけて「審査員やります」といった書き込みをしてください。 お気軽に、どうぞ。 駄レス失礼しまつた。 254 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/04 18 19 ID ??? 245 視点は面白いが浅い。 255 名前:「LIKE A 切支丹 LOVE SONG」[age] 投稿日:02/07/04 20 10 ID ??? 店には栄え! 三上屋食堂 君が働く定食屋 笑顔オカズにメシ3杯 いつも注文豚汁だけの 貧乏人を許してね それでも君は 明るい笑顔で「豚汁いっちょ~入りま~す☆」 金は無いけど心は晴れるYA! 慈悲深いよね その笑顔 でもたまには食べたいスタミナ定食 君に伝える愛の言葉も 心のスタミナ欠乏してて 挨拶すらも交わせない OH!MY GOD!!梅雨時の 雨空みたいな俺様ハート こんなの正直うんざりだ スマンカッタね俺様ハート LOVEヲォウリャーッ!聖戦起こすぜ!勇気ふるって 守護大天使は給料袋 七つのラッパー吹き鳴らせ! チェケラ!チェケラ!チェケチェケラ! ビートを刻む鼓動に祈れ!COOOLに決めろよ愛の告白 給料明細チェケした後に 震える声で「スタミナ定食!」 輝く君の笑顔グロリア!グローリャー!オリャー!!今日こそ言うぜ! 冷汗ダラダラ 眩暈クラクラ 頑張れ頑張れ!俺様ソウル! LOVE&SOUL&親父の遺言 「男だったら勇気が大事。」 閉店間近の三上屋食堂 俺の聖戦ブチかます 「君の名前も知らないけれど、ずっと前から好きでした!」 「それじゃあ、まずはお友達から…☆」 恥ずかしそうに微笑んで 君は名前を教えてくれた なんてこったい OH!MY GOD!やっぱり君はグローリア! 天使の声がこだまする 彼女の名前は「阿部 真理亜」 256 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/07/04 23 22 ID Yj3HmJ+e こんばんは。今回も審査員やりますね。 250 うーん、普通はそうなのか。でも、投稿された詩にレスを付けるのは YKHさん時代からの手法だからなあ。このスレが終わるまでは、これでやって みませんか? 253 感想スレをたてるというのは、以前から言われていることでしたね。 次回、試しにやってみてもいいかもしれませんね。私の個人的な意見としては、 かえってわかりにくくなりそうな気もするんですが。 255 声に出して読むと流れるような感じで、面白いですね。スタミナ定食。 ズバリ850円(税込み)でしょうか。最後のオチも含めて、キリスト教はサワリ 程度の雰囲気なんで、題名は再考の余地があるかも。 257 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/04 23 27 ID ??? なら、テーマとされる詩をコピペすればいいことでは? そうすればややこしい事態も防げそうです。 ・・・著作権だなんだと、作者さんが言い出さないことを前提とした意見ですが。 258 名前:ぜんざい[] 投稿日:02/07/05 00 02 ID pOXMEvM9 森 高速道路から森を見るとそれは 人を喰う緑色のけだものだった また堆い緑色の糞塊だった 泣き喚く六月の夕映えを受けて 燃え上がる緑色の屍体が歌う 恐ろしかった少年の日の音楽のよう 259 名前:音楽[] 投稿日:02/07/05 00 32 ID 4evbRyYy 中央から広がる らせんを 留まることのない うごきを 私は 点の連続とは思わない 奔放であり 退屈な ゆらぎよりなる彼を 私は どうしても 点の連続とは思えない 彼は確かに 私に似ているのだから 260 名前:orchestra[] 投稿日:02/07/05 01 48 ID TYTf8Wha 例えばバイオリンのような人がいる やんややんや騒ぎ立ててうるさい そんなとき僕は一瞬で黙らせる シンバルになりたい 例えばコントラバスのような人がいる まるで縁の下の力持ちのような そんなとき僕はそれに甘える ピッコロになりたい 浅はかな知識を並べて 何が言いたいのとお思い? とどのつまり僕が言いたいのは あなたが甘い声で歌うソプラノなら 僕はその指揮者になりたい 拍手なんていらないから できることなら永遠に このタクトは止めない 261 名前:wildcat ◆nyancoBs [] 投稿日:02/07/05 05 02 ID S/YsKeg6 250 それで、”3行程度の寸評”ってことになってます。 そのぐらいの自由度がないと、選ばれなかった作品は、 まるでなんの反応もないってことになって、面白みが 減っちゃいますよね。 262 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/05 06 22 ID ??? 258 ルールが分かってない奴がいる それとも「ぜんざい」がタイトルなのか? 263 名前:509 ◆FEgWNVKI [sage] 投稿日:02/07/05 06 26 ID ??? 。。。と、いうわけで、寸評いきます。(笑) 258 美しい生命の森が、おそろしい怪物の森に変容する。変貌、ではない。 見る側の意識の問題だ。子供の目で見ればいい。放っておけば地球は 怪物に覆いつくされる。獣、糞塊、屍、どれかに集中してほしくはあった。 259 目に見えない音楽を、絵として表す。抽象画、というよりも、もっと 単純に、イメージ。内から外へ針の流れるレコードのようでも、アルファ 波の擬人化のようでもある。科学的な視点から人間的な視点へ。 260 オーケストラはさまざまな音で成り立っている。一人でも勝手な音を 出せば、それは壊れる。しかしここにあるのは自由気ままなオーケストラ。 違和感がある。1、2連目が死んでいる。これでは4連目だけでいいような。 264 名前:暴走ピアノ[sage] 投稿日:02/07/05 07 49 ID ??? 絶対零度で 覚醒したこいつの想いは そりゃあもう止まらない 何しろ奏者の女性ピアニスト 才色兼備のいいオンナ そのうえ絶対音感の 持ち主と来ちゃお手合わせ 願わぬ馬鹿はいない 黒鍵白鍵這い回りこねくり回す 十指の気持ちよさと来たら 黒く艶光る剛体震わせ 奏でる百八鍵煩悩のブルースは 諸行無常の響きあり ピアノは自らの身体を自ら弾き倒す 想いの全てを音色に込めて お前が好きだと 265 名前:水滴[] 投稿日:02/07/05 09 41 ID 9eyGO4dr 水溜り ちゃっぷ ちゃぷり わざわざ濡らすミュールの爪先 いつか聴いた雨音に重ね 消えてしまわない声を呼ぶ 繰り返し聴く水滴の和音の向こうに 振り向いてはくれない未来の音羽を聴きたくて そっと息を吸っては吐いて 耳を澄ませばもう一度 と 水面の紋に 歪んだわたしを映して泣いた 傘の下 落ちる雫 消えては また浮かび 静かに重なる水紋の奏で 約束の時間さえ忘れて揺れていた 薄い月夜の物語 266 名前: ◆76fFko5o [] 投稿日:02/07/05 09 58 ID cnam368j 259 対象(音)を見る角度に少し窮屈な感じを受けるが 一行目の「中央から~」のはじまりははっりいって美し過ぎる。 〆の二行も本当に美しい。 260 〆の5行だけでいい気もする。 表現の仕方は柔らかくて好き。 264 いいなぁ、いいかも。いい。 ただ、自分は以前ブルースをやっていたからかも知れないが ブルースという単語に反応してしまう。 ブルースって単語、詩に出しやすい単語で、ちょっとそれでありふれてしまった感も あるような。ブルースという単語を他に置き換えて欲しかった。 自分の批評スタイルですが、 ええと、自分の為に批評しています。 主観と偏見に満ちた通りすがりの客だと思ってもらえれば幸いです。 267 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/05 10 28 ID FwpMPNKz 264 勢いがある すごくイメージできた タイトルもいい! 265 言葉で飾りすぎ 綺麗ばっかりにこだわるとこうなる悪い見本 ぼくのはただの感想だとでも思ってください 批評じゃなくて 感想でもいい と聞いたので 268 名前:4次元への入り口[] 投稿日:02/07/05 20 18 ID C1nDwtiJ ・ 連鎖する 弾けとぶ衝動 もしくは白に 何を掴む 269 名前:都立家政[age] 投稿日:02/07/05 20 19 ID ??? は?何言ってはるん? 270 名前:再生の歌[sage] 投稿日:02/07/06 00 27 ID ??? 真夜中は眠る 紫陽花の幽霊と 共に 紫陽花は死んだ 遠い昼間の 影もなく 紫陽花の死体を 検分するのは私 ではなく 私のような 月影 紫陽花は 薄闇に青白く 右から見れば 干涸びた海綿 正面から月を浴びれば 遺跡とおぼしき蜂の巣 左から見れば 遂に薄闇に溶けてしまった 此処にもし金色の音楽があれば…… 再生装置など通さない 生の音楽があれば そしてその鼓動が 風を起こしたならば 青白い花弁は、影をもち、揺れはじめ 未だ開かぬ蕾は、星となり、舞い踊り 閉じていた唇が、笑い出し、紅を増し 私のようだった月影は 遂に実体を現して、薄紫の紫陽花に向かい 歌うだろう、心の中で 私はここに在る、と 271 名前:トゥオネラの白鳥[] 投稿日:02/07/06 21 36 ID 4zwx3S+/ (トゥオネラ…フィンランドの神話「カレワラ」の黄泉の国) いつのまにか 通いなれた道の両脇が さあっと明るくなって こどもの頃に見た 背の高いガマの穂や アワダチソウや 黄金のススキで いっぱいになった なつかしい風に 目を細めて 歩いていると 道の下草は サンザシやヘビイチゴにかわり やがてオオバコ シロツメクサ 湿ったゼニゴケになり いつしか道さえも消えてしまった 薄暮の 黒い水をたたえた トゥオネラの湖に 死者を悼む美しい白鳥の歌 空にも 水にも 何者にも染まらない かなしみの歌 わたしへの歌 わたしは目を閉じて イングリッシュホルンの歌を聴く 涙は流れない もうすこし もうすこしだけ 別れを惜しんでいたかっただけなのに あたたかい陽の光 夕焼け空 窓をつたう雨のしずく いとしい人の笑顔 そしてわたしは卵の殻を破って ふたたび 道のまんなかに立っていた 道に生える草は 徐々にその高さを増し わたしの背をこえて やがて なにも見えなくなった 272 名前:路上ミュージシャン[] 投稿日:02/07/06 23 17 ID SfUFxvr/ またいる いつも同じ場所に座って ああ ギター下手すぎ 歌も聴けたもんじゃないし みんな素通りしてる 才能ないんじゃないの? いい加減諦めろよ だけど こいつ バカに熱い目をして 人に伝えたいことがあるって いいよなあ 自分の根っこを 持ってるってことだ 俺なんか 自慢じゃないけど なーんにもない 羨ましいよ 少しだけな 明日も来るのか 来いよな 273 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/07/06 23 29 ID ??? 268 わーを!☆錬金術師みたいだ☆わーを! ただの黒い点が、タイトルと右下の立派なポエムで、ほんとに 四次元の入り口なんじゃないかーって気になっちゃうよ☆ んーと。音楽はどこ?★ 270 死んでたものを再生させる音楽かー☆ていうか退屈な風景も音楽 流すことによってキラキラと生き返っちゃうってこと、よくある よね~☆この場合、再生したのは自分なんだ☆ドラマチック☆ややムズ★ 271 これも日常の退屈な風景がヘンシーン!しちゃう作品だね☆ わかりやすいし、ところどころとってもウマイ~♪現在・過去・ 未来で、アイデンティティと追憶のごっちゃまぜ☆音楽は脇役かも★ 274 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/06 23 38 ID mdanfdFP 272 んー★なんか嘘っぽ~い★下手で歌も聴けたもんじゃなくて、また来い、 かぁ。嘘でなけりゃ、同情かにゃ★もっとみっともなくてもっと カッコ悪くていいから熱いモノ欲しかったにゃ★語りかけ口調はイイ!☆ まだまだ作品募集してまーつ☆ 「音楽」をテーマに、好きなタイトルつけて投稿してネ!☆ 締切は月曜日の22 20分まででちゅ☆ 同時に審査員も、まだまだ募集してまーつ☆ 「審査員やります」と書いて、トリップさえつければ、誰でもその 瞬間から審査員だよー☆うん、簡単で手がかからないから、うちの おじいちゃんにだってできるよ☆ 審査員なんかいっくら人数いてもいいんだから、お気軽にジャンジャン 参加してネ!☆ 275 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/06 23 50 ID ??? 273 魂を奪うほどの音に包まれた時 何を感じますか? 俺にはこう表現するのが精一杯です。 276 名前:286[sage] 投稿日:02/07/06 23 51 ID ??? おっと、失礼。 275は268です。 277 名前:補習中のBGM[sage] 投稿日:02/07/07 00 10 ID ??? 遠くから響く ベートーベン 音を失った 天才の音楽は 僕の お気に入りの子守唄 なにせ チョークの突付く音とのハーモニーは フルオーケストラよりも華麗 アンサンブルよりも美麗 おやすみなさい 278 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/07 12 43 ID ??? 275-276 なんかそれじゃテーマに沿わない気が・・・(w 実力がテーマに伴ってないんじゃ、誰も分からないよ。 残念だけど、別の何かで音楽を表すべきだったね。 279 名前:お腹とお尻の唄[age] 投稿日:02/07/07 20 35 ID ??? ぶりりん ぶりりりりん びり ばり ぼりぼりぼりぼりぃいい あたし・・うんち・・うんちが もっもうだめだ!!!!離れて離れて!! 出ちゃう出ちゃう ぶひゃあ うっひょーーー ああアアアアaaaaaギズモa ageageageaaaaaえおあだオヒャクショウ.comボサノバ ブルリラ ブルリラ ウヒョホイ 0だべさアアア ライブライブライブジュバンジュバンボボンボンボンbン ジュダンヅジュダらるくあんしぇるンハアアはあbがあああああああ おさえられない!!! はっはっは・・・ はhさん発射してしまうおぐあgyばっかさんはっははっははは じゅぱあ うっしゃあぁぁぁああ お願い あっちいってて!!!!!!もう ぶひょしゃっは熱っ!!熱っ!!熱っ!! デミぐらスソースばっはぁぁ-ウだあああ sfdsage kaaaぼっひゃん sひ ジュンバラボヘミアンbさdkブヒブヒjばあッひゃひゃひゃララボン!!bakaかジュビロ ブリブリ!!! ハhジメマシテ!!!ブリブリ!!デューダデューダンサバデン ベンツbイチバンボシsひゃはははは まじ!まじうんち・・うん子迫ってくる!!! ジャノメミシンふ(笑)うはああああ わああアアア ヒコーキグモがばっはやああああ すげええええええ すげえええええええええええ 肛門が…ボッカン ボッカン!!! イイワアアア おkおk!!ひょしゃっ じょ ミウだああ だっふぁコイケええああっはははひゃひゃhyたs こーモン…ブルブルしてるわ… おまえあっちいけ!! うぎきゃあチュッパッチャップス ああげうげkj ブリブリブリィィィ ムニャムニャモニョモニョバリバリ・・・本当にもうだmてえ。。 げぎゃああぎゅりわーーあお oh osだfだh だfだoh yeah・だふぁシャランQがjかjがはっはぶりぶりぶらいああらタイソンsがっはがっふぁん ブリバリボリボリボリあああ かぐyあひめぁぁだっはあ ナマチャ!! ナマチャ!!!!ガッシャアアン ブロンボン ぼばん ぼばんnだが そgんごはんブアバhシャアア ガダルカナルタカあおgjどあえああ じょぼじょぼじょぼハシモトじゅばじゅばモグ゙モグモグ16+ ジュシャアアアア ヤベエエエエエーー出まくってるぅぅ ミルミルミル!!! ムリムリムリィ・・・・・・・!!!!!!!!! うぎゃああああああああ いてえええ バレるぅゥウウウウ ksdじゃんあケツ見んなーアァッッァア あっちぃぃぃぃぃ あぼん ぶぼん ぶばんあブババババアバ ユワアッシャアアアアァァァァ モリモリモリ・・・・!!!!!! くせえええエェェェェ くせえぞこりゃあぁぁぁ ばおぶあじょjだシャバダハディバ゙ジゅ おぱ゚アアアアアアアアあああああ 280 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/07 20 49 ID ??? 279 最低 品性下劣 マジで回線切ってついでに首吊ってくれ 281 名前:Y.TAKEO ◆19takeoY [sage] 投稿日:02/07/07 20 52 ID ??? 279 2ch中で絶賛のコピペ これのどこが芸術なのか教えて http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1025998295/l50 ですなぁ コピペのコピペですかぁ? そんなんでいいのですかぁ? というかネタでしょ そうでしょ? そうといってくれやぁ 282 名前:272[sage] 投稿日:02/07/07 22 00 ID ??? 274 批評ありがとうございます。 嘘っぽいかあ・・やっぱりなあ・・無理矢理ひねり出したからなあ・・ 283 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/07/07 22 22 ID +CJeO1Y0 こんばんは。締め切りまで、あと24時間ですね。 277 授業中に、ついつい眠っちゃう理由を考えるのも面白いですね。補習 は私も経験しました。もう15年も前か…(遠い目)。構成としては面白いんで すよ。問題は、「ベートーベンの音楽」が何だったのか。ピアノソナタか? 279 ルールには書いてはいないんですが、マルチポストは固くお断りして おります。あしからず。あと頼むから、オリジナルを投稿してね。 284 名前:277[sage] 投稿日:02/07/07 23 35 ID ??? >283批評どうも どんな音か想像してもらいたかったんで、あえて曲名は省きました。 実は初のフィクションの詩です。 285 名前:原人A[sage] 投稿日:02/07/08 00 19 ID ??? 原人Aくんは、ある日 自分がとっても○○していることに 気がついた。 マンモス殺して、雪の中埋めてあるから 食糧には困らないし 火を焚いてるから 洞穴の中は居心地いいし、外敵も近寄らない。 あー。なんじゃこの気分は。 後に進化した子孫が「退屈」と名付けた気分だった。 なんとなく、食い終わったマンモスの大腿骨を、指で叩いた。 トントントントンと、叩いた。 意外にも暇つぶしに、なった。 そのうちなんとな~くな気分で トントコトンと、叩いてみた。 なんだかおもしろかった。 おもしろかったので、笑い出した。 トントコトン、に合わせて アーアーアーと、声を出して笑った。 さらにおもしろくなった。 もっと大きな音を出したくて 木の枝やら棒やらを使って 骨を叩きはじめた。 タンタカタン タカッタカットトン、トン テカタカツカツカ、チャンチャン、チャチャン ツカッカ、テンテケテンテン、タ、ツ、タ、ツ、ダダッダッダ! ズドドドドン!ダン!ズンチャカラカドン!ドコドコドコドコ ドコドコ、ズン、ダン!ズン、ダン!ズン、ダン!ズン、ダン! (↓へ続く) 286 名前:原人A[sage] 投稿日:02/07/08 00 20 ID ??? (上からの続き) 声にも抑揚や高低をつけて、 ウホッホー!ウオウオウオ!ウー♭ホッ!♯アヒャーーーッ♪ アウオウアウオウ、ウララララー!!♯ア♭ーーーー♯ーーーー ーーーーfーーーーーmfーーーーーーfff!!ーーーーーー♪♪ ウヒョッヒョ~!ダラリーラ、リーラ、ラランランランラ、ディ ギ、プッハァ~!!♪ドゥビダドゥー、ワッ!ドゥー、ワッ! シャバダバシャバダバ、シャバダバシャバダバ♪ドゥルルルル、 ドゥー、シャバダバ! 体も自然に動き出した。 足はステップを踏み、肩はスタイリッシュに波を打った。 仲間たちは、この理解不能な原人Aの行動にオソレおののいた。 怒り狂ったボスが出て来て、原人Aを逆さにして吊るしあげた。 もはや誰も原人Aを仲間だとは思わなかった。 狂った異物、病魔に犯された排除すべきもの。 原人Aは、懸命に、自分の発見したおもしろい遊びのことを 仲間にも勧めようとした。 それが最悪にいけなかった。 自分たちに病魔を押し付けようとしてくる原人Aを 常識的な原人たちは、完全に敵と認めた。 無数の棍棒が、原人Aを取り囲み 秩序も何もないリズムで原人Aを打ちはじめた。 退屈していた原人たちは 夢中になって やわらかい肉が固くなるまで 打って打って打って打って打った。 こうして 世界初だったかもしれない天才音楽家は 歴史に記されることもなく 粉々になった骨は、化石にすらならなかったのである。 287 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/08 11 08 ID ??? 255 個人的な感想としては、文章が砕け過ぎていて 最初読む気がしなかったが(反アカデミックなありがちなカタチ) 言葉の断片断片にところどころ激しくセンスを感じた。 多分この人は真面目な?文章も書くと思う。 285 説得力に欠けるが、この視点は好き。 〆の1行もこれしかない最高の文だと思う。 288 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/08 11 22 ID ??? 270 綺麗だけで終わってしまうような、ありがちな単語の羅列にボクは感じる。 271 植物が好きなのかな?自分なんかは花の名前もロクに知らないから そういう作者を想像しながら読んだ。 まとまってはいるけど、どこかしらに何か物足りなさを感じた。 289 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/08 20 32 ID VEdBe61o 締切まであと約1時間45分となりました。 お題は「音楽」 ルールは 208 急げ~! 290 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/08 22 20 ID UxzvGia2 ageとく 291 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/08 22 28 ID l+6FQ0RM 僕のチャンプ候補ですが 245しかないと思います 3点です 292 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/08 22 29 ID ??? 279に三点 293 名前:音楽[] 投稿日:02/07/08 22 54 ID wg4gngTH その音が私の行く手を遮ろうとも 途絶えることのないそのリズムで リフレインが耳にこびりついてく 眠れない夜の月みたいに蝕んでも きっと私は夢中で駆出してしまう その音を追いかけているつもりで いつの間にか堕ちていくのだろう 呼吸するみたいなテンポで そう ゆっくりと 私の中に息衝く振動 294 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/08 23 03 ID eG0LLl2I こんばんわー☆!いえい!☆こんばんわー 293 投稿期間過ぎてるけど、審査対象としまちゅー☆ 次からは、締切を守ってネ!☆ 今までルール違反したひとたち(名前欄にHN書いちゃったひとたち) も、審査対象としまーす☆次からは、気をつけてね~☆ これから審査タイムに入りまーす☆ てっか、もうひとり結果出してるね☆ 291 ななしくん、ありがとー☆ 実はあたしは今おちゃけ入っててマトモな判断ができません★ あたしの審査結果はまた明日~☆ 今回はなんだか1点でも3点でもなく、2点つけたい作品がいくら かありまちた★ムズイな~★ 295 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/08 23 04 ID UxzvGia2 しめきりってどーなってんの? 296 名前:295[] 投稿日:02/07/08 23 10 ID UxzvGia2 リロードし忘れた 逝って来ます 297 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/08 23 11 ID ??? 296 またおいで。 298 名前:微熱くん ◆/504x/.Q [] 投稿日:02/07/08 23 18 ID iyll4Vkj 作品一覧 212 216 217 223 226 232 234 235 236 244 245 255 258 259 260 264 265 268 270 271 272 277 279 285-286 293 漏れがあったらゴメン。 #投稿期間の寸評や雑談が多くみられました。 #これらがなければ、もう少し審査も楽かと思います。 299 名前:509 ◆FEgWNVKI [sage] 投稿日:02/07/08 23 43 ID ??? それでは、行かせていただきます。 271 四次元的な世界観が読んでいて快感でした。ただ、ところどころ 没入を妨げる表現があったのが気になりました。表の道を歩いて いるのだと思っていたら「窓をつたう雨のしずく」とか。まぁ、 記憶の断片のようなものによって作られているのだと思うので、 いろいろなイメージが出て来るのだとは思いますけど。それにし てもちょっと唐突だったかな、と。背景に流れる音楽を感じまし たが、やはり「音楽がテーマ」の作品では、ないかな。(1点) 264 いいんだけど、勢いだけ、という感じがしないでもない。 ピアノの擬人化も、特別に目を引くわけでもない。 でも、その勢いを買う。(1点) 285-286 おもしろいですね。ただ、小説なんちゃうの、これ?という気は したけど。(笑)2連目に行間を読むことができた。これは「何 もすることがなかった」ということを書いてあるんですね。現代 と似ている状況。ところどころ不正確じゃないかなぁ、と感じる ところあり。最後から2番目の連。「夢中になって」なのかなぁ。 「やわらかい肉が固くなるまで」逆じゃないかなぁ。 うーん。3点あげたかったけど、ちょっと弱い。(1点) 今回は3点がありませんでした。 「音楽」は得意とする人が多いだろうな、と思ったのですが、 意外と苦労している感じがしますね。おもしろい作品はいくつか あったのですが、どれも「もうひとつ」という感じがしました。 300 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/09 11 45 ID ??? 292の評価も有効なのですか? 301 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/09 13 00 ID ??? チャンプ候補 244 自分には完璧に思えます。リズムもいいし、まとまりもあるし 読んでいて単純に楽しい。 付け加えるところも、ここを変えた方がいいというのもまったく無いです。 次点 258 高速道路から見る森。こういうの、好きな視点です。 〆の一行で少年と森の姿が目に浮かんでくるし。 その他 285-286の視点 264もかなり面白かったです。 皆さん、投稿お疲れ様でした。 302 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/09 20 05 ID uz/6G/M+ なんか不作だったみたいね。今回。 たしかに、これはイイ!っていう作品があんまりなかった気がする(漏れ的に) 「火」がテーマの回はけっこう良かったのに。 303 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [sage] 投稿日:02/07/09 22 54 ID ??? まず、レスの付いていない詩の寸評を。 293 えーと、解釈が二通りあります。一つは、私と音、二つが向き合って いる構図。もう一つは、それに外界が加わる構図。前者であればことばの絞り 方が中途半端(「蝕む」「堕ちる」ってどういうことだ)ですし、後者であれ ば、主語があまりにも不明確です。酷評でごめんなさい。 304 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/07/09 23 31 ID ??? うひゃひゃ~★ 今回ほどどーしようか迷う大会もないでちゅ!!★ はっきり言って、1点しかあげないのはあんまりだと思えるけど、 3点もあげるのはちょっとシャク、みたいな作品があるのでちゅ★ 2点、つけちゃ、ダメですか? 305 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/07/09 23 31 ID DRi5rgwM んで、私の審査結果です。 チャンプ候補は 259。音の流れを上手く逆説的に表現しました。アレグロと アダージョ、重なりあうが、けして融合しない二つの個性。そしてめくるめく パ・ド・ドゥ。ことばの美しさにも感心しました。もう少しイメージに方向性 を持たせることができれば、入り込みやすいのに、残念。でも、その姿勢を 買いましたの3点。 次点候補は 232。ROCKは「ロックンロール」と「岩」を掛けているんですね。 ジャズが優等生の音楽と成り果ててしまったように、ロックもその地位が危う くなっている。決まりきったような編成、そしてフレーズ。カオスちっくな ことばと構成で、それらを根本からひっくり返しちゃおうという気概が伺えます。 でも、そういうのは難しいよね。浅いところで終わっちゃったかなの1点。 続いて次点候補は 270。これは最後の三連が見事な音楽になっているんですね。 おぼろであったアジサイの幻影が、月光と同化して次第に実体化していく有り様が 大変キレイです。冒頭の三連が、あまりにも引っぱり過ぎで、興をそがれるん ですよね。実力の片鱗は見せましたの1点。 306 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/07/09 23 40 ID DRi5rgwM 304 そこらあたりは任せますよ。そういう遊びもまた一興でしょう。 2点でもいいんじゃないでしょうか。 307 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/10 00 36 ID msVxrd6b 306 あい。わがまま通して2点つけました★ 270=2てん 紫陽花の死体が生き返るとこに、なまめかしさまで感じまちた☆ わっかりやすい表現なのにミもフタもない作品になってないのも イイよね~☆テーマの生かし方も一番だったかな~と☆ でも、ちょと言葉多すぎかな★3連20行くらいにまとめた方が 締まる作品だと思いまちた★88てん。 271=2てん んー。タイトルは何かの曲名なのかにゃ?☆ 自分の内部へずずずずと潜って行くところが周波数の急降下みた いな、お腹オエッ!★ジェットコースター気分で気持ちイイ!☆ でも3連目最後の「涙は流れない」から、やけに安易な言葉の 表現に流れていっちゃってるんだよなー★未来より過去のほうが 好きな人なのかなぁって気がしまちた★べつにそれはそれでいい んだけど、前半と後半をキッコウさせてほしかったな、ってこと★ べつにリズムが後半で速くなってるわけでもないんだし。あとテ ーマがやっぱり脇役かなーと。そゆとこ含めて88てん。 232=1てん こぢんまりしてない勢いは、一番あったよね☆「ロックでガチ ガチな国家を~」で始まる二つの連(サビ?)がビシッ!と全体 を繋ぎ止めてるから、他のとこは自由に遊んでても破綻ってほど になってない☆ 志の高さは買うケド、ちょと衝動に流れすぎてるかなー★DQN スレにおいで!って感じでちた☆81てん。 308 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/07/10 00 43 ID ??? あとはWildcatタンと、粘着22号タンですね☆ 今日の22 20分までに審査結果の発表、お願いしまちゅ☆ ちなみにあたしの作品は、 216と 217でちた☆ 審査員が多重投稿なんかしてけしからん~!!★ サクラのつもりだったのだ★許してぇ~!★ 309 名前:wildcat ◆nyancoBs [sage] 投稿日:02/07/10 03 11 ID ??? ただいまっ(笑)(←いま帰ってきたやつ) 全体としては、どうも前回あたりから、個性的な ものが少なくなってるような感じがして、ちょっと 寂しく思ってます(←自分で書いてないくせに、言う だけ言うやつ)。読ませる技術と、他に迎合しない 個性を同居させてる、そんなのが一番好きです。 んなこたぁ、どうでもいいですね(笑) では、発表です( ̄ー ̄) 3点は 245さん 「スティールドラム」です。 失恋した夜に聴く雨音が、ドラムの響きに聞こえる とき、男はやっと現実を受止められる、そんな主人公 が見えてきました。音楽というテーマと、雨音という アイテムを使ったリズムがぴたり一致した秀作だと 思いました。 1点は 236さん「歌い人」 最初のこの部分、とても好きです。 クールミントは 微熱のかたまり アーキテクチュアを ほっとさせるね 残念なのは、最後のしめがちょっと甘いことですね。 歌っている自分だから、イジめられても救われていた はずなのに、自分に約束するというのは、どこか不自然 な印象を受けました。 259 「音楽」 点をつなぐと線になる、という幾何学上の約束事を 反古にするような(笑)、大胆な1連がいいですね。 私は 点の連続とは思わない この断定が、妙に心地よいのはおそらく、実際に、 点と点とのあいだには、無限という空間が存在する ということを、誰もが知ってるからではないかと、 思いました。 ただ、そのまんまのタイトルは、一考の余地がある のではないでしょうか。 310 名前:粘着22号 ◆JRnC5rvE [age] 投稿日:02/07/10 09 56 ID ??? 245がチャンプに選ばれることに異存ありません。 僕からも 245に三点を入れて正式にチャンプを確定したいと思います。 おめでとうございます。 311 名前:粘着22号 ◆JRnC5rvE [sage] 投稿日:02/07/10 10 24 ID ??? ついでに 259にも一点入れておきます。 準チャンプおめでとうございます。 312 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/10 10 51 ID F6Dt07P5 やったぁ~!! 245は 俺でした ありがとうございました! う、嬉しい~! 次のお題は「食べ物」でお願いします 食べ物に関することだったら 何でもOKです 飲物でも べつに構わないかも ページ先頭へ トップページ